マガジンのカバー画像

SAC about YODAN

120
運営しているクリエイター

2015年12月の記事一覧

「わかります」がわからなくなって考えたこと

小学校のときの先生が作ったルールで、授業中に挙手して意見を言うときにその手がグーだと反論、チョキだと同意や付け足し、パーだと別の意見 というのがあったのを、SNSでよく見る光景で思い出した。 誰かの意見に対してグーやチョキがでてくる。単語にだけ反応している場合もあれば、何かが決壊して溢れるかのように反応している場合もある。 その中で本当に同意、全くもって一致、超理解、というのはほんの一握りで、ほとんどがその人のストーリーに共通のワードがある(同意も反論も)というだけなのでは

プレゼントによろこぶか、よろこびがプレゼントか

あーちんへのクリスマスプレゼントを何にしようかと考えていたのだけど、例のごとく彼女は「ほしいものはない」と言うので頭を悩ませていた。 この、あげたい気持ちと物をイベントに合わせるのがなかなか難しい。 普段、たとえば似合うだろうなという服を見つけたときは何でもない日でも買ってあげるのだけど、それでもあーちんはまあまあよろこびながらも(気をつかってよろこんでくれているのかも)「そんなに服いらないからね」などと言う。 もらうことをあまりよろこばない というか悪いなあと思うらし

本日のHOME WORK

電車で隣に座った4歳くらいの男の子が 外が気になって見たくて 座席の上に立ったりごそごそ動いたりして お母さんが注意するもなかなかやめず 何度目かでちょっとキレ口調で 「やめなさい!」と怒られると 男の子は「はあい」と言って座った。 わたしはすかさずHOMEた。 「えらいね!はーいってやめるの、すごいね!」 照れながらも誇らしそうな男の子をみて お母さんに向けてさらにHOMEた。 「すごくいいこですねえ!」 お母さんも同じ顔で照れてた。 いい仕事した。

HOME

こどものころ、親や周りのおとなに たくさん褒められた人とそうでない人とで おとなになったときにとても差が出るものなんだなと 良し悪しとは別に違いという意味で 近頃つよくそう思う。 おとなになって 褒められる機会が減ったけど 今から褒められても遅くないんじゃないかなと ここにきて褒められたい欲ではなく 褒めたい気持ちが湧いている。 自分のいいところって(よくないところもだけれど) 周りの人のほうがよく見えているから もっと褒めたいんだけど 本音かお世辞か判断できなか