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シングルマザーのサクちゃん家の子育て

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スズメになりたかったあーちんと、子育ての「わからない」について

スズメになりたかったあーちんと、子育ての「わからない」について

まわりのひとよりすこしだけ早く子育てをしたので、時間差で、今子育て真っ最中のともだちに、あーちんがちいさいころのことについて「こんなときどうしてた?」などと聞かれることがある。

今ふりかえって思うことと、当時のわたしに見えていたものには差があって、「今思うとそうだけど、そのときはよくわからなかった」ということばかりで、当時も「今はわからないけど、これはどういうことなのかいつかわかりたい」と思って

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よむラジオ番外編 【14歳の未来地図について、あーちんに聞きました】

よむラジオ番外編 【14歳の未来地図について、あーちんに聞きました】

スイスイサクサク よむラジオの番外編です。
今回は、サクちゃんとその娘のあーちんの会話をお届けします。
わたしのここ数年のテーマ 14歳の未来地図について、現役の14歳 あーちんに話を聞きました。

サク:もう中2の夏休みなんて、はやいよねえ。

あーちん:そうだねえ。この調子だとあっという間に中学卒業だ。はやい。

サク:あのさ、早速だけど、わたしが前からずっと思ってることがあるんだけど、今日は

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子育て話の向こう側と、育児戦隊には変身できないという話。

子育て話の向こう側と、育児戦隊には変身できないという話。

子育てのはなしをするとき、その軸が、仕事(ミッション)の話をしているひと、家族の話をしているひと、社会の話をしているひと、じぶんの話をしているひと、などがいて、同じ子育ての話をしているようで、まったくちがう話をしていることがある。

またその中でも、話(グチ)を聞いてほしいひと、背中を押してほしいひと、答えがほしいひと、共感してほしいひと、いろいろな考えを聞きたいひと、など目的も様々だ。

これは

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メモにはメモを、素直には素直を。

メモにはメモを、素直には素直を。

先日、机の上にあーちん(娘13歳)のメモをみつけた。わたしへ宛てたメモにはこうあった。

「最近、めんどくさいって思ってばかりで、好きなことしかしてない。それじゃダメなのはわかってて、あとで後悔するのに逃げちゃって、しなきゃって苦痛に感じてることがいやなの。ほんとはちゃんとやって、ほめられたいのに。どうしたらいいかな?」

ああすごいな と心から感心した。やりたくないと思うことに嫌悪感を感じて

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②不機嫌禁止ルール《シングルマザーのサクちゃん家の子育て》

②不機嫌禁止ルール《シングルマザーのサクちゃん家の子育て》

あーちんが小学校に行くようになったとき、それまでとはちがい、学校やともだちとの関係ができて複雑になるので、どんな影響があるのか見ていた。

これはもちろん学校やメンバーによるのだけれど、わたしがみていて感じたのは、こどもたちがなんだかイライラしているように見えた。
教室ではイヤなことばが飛び交い、まちがえたことを言うと、すぐに一斉に(ことばで)叩かれる。

こどもたちにはそれぞれの背景があり、

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①自由のスパルタ教育《シングルマザーのサクちゃん家の子育て 》

①自由のスパルタ教育《シングルマザーのサクちゃん家の子育て 》

子育てについてきかれたときにいつも「そればかりは、こどもと親の性質や組み合わせによるしねえ・・・」と、モニョモニョしてしまう。

わたしもひとりしか育てていないし、子育ての見本があったわけではないのだけれど、14年間を振り返って、わたしがなにを大事に子育てをしてきたのか、考えてみた。

こどもの年齢による細かな対応は、だれかの実体験から失敗談とか成功例とかを聞いて、共感したり勇気をもらったりするの

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