マガジンのカバー画像

俳句☆初心者の視点

23
俳句を始めてからの記録です♪ 俳号:月石幸
運営しているクリエイター

#私の作品紹介

「秋は夕暮れ」イマソラ俳句より秋の三句☆初心者の視点②

たとえば月を見て、 昔の人もこうして夜空に浮かぶ月を眺めていたんだろうなぁ と思うことはあっても、 夕暮れの雲を見て、昔の人もこうして・・・ なんて思ったことはなかった。 だけど今は 秋の夕暮れ時の雲の美しさにとても感動している。 もう何色と表現して良いのか分からないくらいのグラデーション。 すごく感動しているのに、この美しさ、 なかなか言葉で表すのは難しいなぁ まして俳句でどう表現してよいものか・・・ と思っていたのだけれど、 清少納言も枕草子で「秋

季節は廻り、時は流れる☆ イマソラ俳句からの白杯

~白杯への三句~ かはたれの雲貫きたる月光 秒針の壊れた時計月渡る ジャングルジムの空に桜の紅葉 かわたれのくもつらぬきたるげっこう 季語:月光 びょうしんのこわれたとけいつきわたる 季語:月渡る ジャングルジムのそらにさくらのもみじ 季語:桜の紅葉(桜紅葉) * * * * * □□□ ジャングルジムに最後に登ったのはいつのことだったか。 これが最後になるとは思わずに、終わってしまったものって きっといくつもあるんだろうな。 どれも何てことはない日常

蜜柑の木☆ そして秋のイマソラ俳句まとめ

梅雨の頃の話になるけれど、 娘が今年クラスに転校してきた、双子の男の子と女の子の家に遊びに行き、 帰りに花束をいただいた。 海外から一時帰国していて、今はお母さんと一緒に祖父母宅で暮らしているという。 そのお庭に咲いている紫陽花などを、 帰る時にお母さんが摘んで下さったようだ。 チラシでくるまれたその花束を見て、嬉しくてとても感動した。 そして懐かしい気持ちになった。 我が家もよく母が朝に、庭の花をささっと見繕って 学校へ行く私に持たせてくれたからだ。 で

何も思いつかない夜もあれば昼もある☆秋の三句#イマソラ俳句

みんなで俳句100本ノック挑戦会場⚾第6弾⚾(リレー式)、詠んでいただいた方も、読んでいただいた方も、みなさんありがとうございました♪ 無事、次の会場へバトンを渡しました♪ □ まずはトップ画で使用させていただいたひろゆきさん。 記事を作るにあたり、真っ先にみんフォト検索させていただきました♪ noteに戻るたび、見える写真にうっとり。心を支えていただきました。 突然の俳句にも軽やかに応えて下さりありがとうございました!! そして実は呼びに行ったバミオさんとshizug

夜明け前に見える星空は何と言う?秋の三句#イマソラ

今回も#イマソラ朝活ツイートより、秋の三句いきます♪ ①「有明やまだ願ふるか星屑に」 (ありあけやまだねがうるかほしくずに) 季語:有明 久しぶりに早めの4時過ぎに起きるとまだ群青色をした空に星。 この時間、夜空とは言わないだろうから、夜明け前の星空のことを一つの言葉ではどう表すのかな。夜が明けてもまだ浮かぶ月を「有明月」、星を「残星」というそう。 実家にいた頃は毛布にくるまってベランダに出てよく星を眺めていました。星に何か願いがあったわけでもないし、なかったわけでもな

難しく考え出すとシンプルなことを忘れそうになる☆秋の三句 #イマソラ

俳句を始めて昨日で一週間が経ちましたが、とっても濃密な時間を過ごしています。一日中、考えているけれど、一日中、机の前に座っているわけではありませんよ!(笑)、当然家事をしたり、子どもの相手をしたり、お出かけしたり、踊ったり、、そういう時間が大事なのですね。 さて、さっそく朝活ツイートより三句、ご覧いただければ幸いです♪ ①「にぎやかな朝静まりて法師蟬」 (にぎやかなあさしずまりてほうしぜみ) 季語:法師蟬 慌ただしい朝が過ぎ、不意に聞こえてきたツクツクボウシの声。 今

#イマソラ 空色って何色だろう? 秋の五句

いや、ホント嬉しいのです。 何がって、生活すべてが俳句になる(笑)。 朝活ツイートであげている句が今朝でちょうど五つになりましたので、 ご覧いただければ幸いです♪ □ ①「秋の朝雨の止み間に赤き雲」 (あきのあさあめのやみまにあかきくも) 季語:秋の朝 夜中や日中に雨が降ることがあっても、なぜか朝は止んでいることが多いなぁと感じる。家から撮るのはいつも南の空の写真。いくつも重なる雲の、きっと一番高い雲が朝日に染まっているのだろうなぁ。 □ ②「合いの手にまな板の