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俳句☆初心者の視点

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俳句を始めてからの記録です♪ 俳号:月石幸
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#note俳句部

風のにおいとか歳時記とか☆つまり俳句☆

まだ年長だったか、小学校の低学年だったかもう定かではないけれど、ある朝起きて「今日から秋か~」とつぶやいたことがあります。窓を開けて寝ていたので外の空気が流れ込んできたのだと思います。そのあと親に確認したら本当に立秋だったのか、このときとても感動したのを覚えています。 今年の春も、やはり風の匂いから感じました。 □ さて『新版角川俳句大歳時記』、全巻揃いました♪ 春が発売されるとき、さすがに一か月もない『新年』だけは手が出ないな・・・と思っていました。一冊、一冊がわたしに

俳句一年経ちました☆俳句初心者の視点④

俳句を始めて9月でちょうど一年になりました♪ とは言え、意外と感慨深くないのです(笑)。 始めに読んだ入門書の一ページ目に 「一生続ける覚悟で!」とまず書かれていたので、単純な私はふむふむ、これは長い長い道のりになりそうだ!と思いました。 なのでまだまだスタート地点から一歩目。 分厚い歳時記を見ていても、季節・季語もまだ一周しかしていないんだなぁと感じます(笑)。 □ まず最初のころの疑問は一年でどうなったか? 「難しい俳句は分かるようになるのか?」 これは単に

隣の山は青い?☆俳句初心者の視点③☆そして俳句ポスト365

買い物へ行く途中、坂を上るとふと視界に入ってくる位置に山がある。 頂上には雪が積もり、澄み切った青空を背景にして 何とも美しく青い山々につい見とれてしまう。 「それにしても、この山こんなに青かったかな??」 秋はもっと緑が濃くこんもりと見えていたような・・・。 調べてみると、その青さは「空気の色」なんだそう。 空が青く見える理由と同じで、空気の多さが青く見せるらしい。 季節は関係なかったみたい(笑)。 つまり遠ければ遠いほど、自分との間の空気が多くなるので青く見える。

年賀状の思い出☆からの沙々杯☆

冬休み前の国語の授業で年賀状の書き方のセットを 娘が持って帰って来た。 誰に書くのかな?と思う間もなく(笑)、 さっそく大好きな先生に宛てて、 学校の住所へ年賀状を書いていた。 私も小学校の頃そういう授業があったのを思い出す。 一度だけ、父方の祖父母へ年賀状を送ったことがあるから。 幼い頃は、いつも元旦は母方の祖父母の家と決まっていて、 母と祖母がせっせと作ったおせちをテーブルいっぱいに並べ みんなでわいわい賑やかにいただくのだった。 父方の祖父母の家に行くのは三日にな

新年はじめての新月☆

もうお正月も三日目ですね。 二日は新聞の配達がないと知っているのに、 郵便受けをついつい開けて確認するのはわたしだけでしょうか?(笑) あらためまして、あけましておめでとうございます♪ 今日は新月ということで、計画をたてるにふさわしいのだそう。 今年の抱負は、 「家中をスッキリと片づける!!」 です。(毎年の抱負になりそうな(笑)) 実家の片づけを終わらせたものの、肝心の自分の家はまだ手付かず。 色々と言い訳が浮かんできます(笑)。 ちなみに去年の元旦に書いたno

ロックと無季俳句☆

俳句の課題がなかなか進まないのに、無季俳句を考える夜(笑)。 □□□ グレッチに挟むピックの多きかな グレッチを弾くボーカルのペイズリー ギターから弧を描きたるピックかな ボーカルのラバーソウルはピンク色 ツアバンの機材積み込むハイエース チケットのワンドリンクで飲むZIMA 中盤のスポットライトはドラムソロ チューニングギターの弦と髪型と 軽快なウッドベースの長き指 シドヴィシャスと同じ型のキャッツアイ □□□ 無季俳句を作ろうとするといつも以上に

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冬紅葉☆

運動会や一合だけ炊くご飯☆秋の最終三句

休日の朝6時20分。 リビングに置き忘れたままの目覚まし時計が鳴る。 私は休日も早くから起きて、キッチンで一人 平日よりもゆっくりとしたペースで過ごしているので 突然の「おはよう!朝だよ!!」に驚く。 そのうち「good morning♪」とか言い出した。 通信教材でもらった子どもの目覚まし時計はしゃべる(笑)。 しかも止めるまで結構長く、そこからさらに 運動会のようなメロディと共にしゃべってくれる(笑)。 外の景色が移り変わろうとも、 目覚まし時計は毎日

ソファーの行方☆ 秋の句

奇しくも配送・回収の関係で、一日だけ新旧のソファーが並んだ。 回収される方の古いソファーを見て、 「このソファーは燃やされるの?」 と娘が聞く。 「燃やされないよ。埋め立てゴミになるんだよ。」 「ずーっと、ポツンとそこにいるの?」 「ポツンではないけれど・・・」 昔社会見学で行ったごみ処分場を思い出し、 そこにこのソファがずっとある光景が浮かび、 だんだん私も悲しくなってきた。 そしてその光景を娘に説明することは出来なかった。 捨てるってこういうことなん