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しりとり俳句㊹

今週は忘れていませんよ!
そして桜、どんどん咲き始めましたね!
それではさっそく!

「さち・ちり・しの・しりとり俳句」
(下五・下二字、または一字でしりとり)
5月19日スタート、あっという間に40句以上。
ただ呟いているのももったいないので、記録に残こすことにしました。
第一回は、5/19~5/30分。12日、全45句。
季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃

しりとり俳句①」より

第44回は、3/20~3/26(920~940)全21句

920. チューリップ泣く子怒る子笑ふ子も
   チューリップ(晩春)ち

921. 小物いつぱい入学のシール付け
   入学(晩春)さ

922. 付文や勿忘草を庭植ゑに
   勿忘草(晩春)し

923. 二回目のくじ引き回す花粉症
   花粉症(三春)ち

924. 陽焔や猫は何かをくはへをり
   陽焔ようえん(三春)さ

925. 折返し地点や蜥蜴穴を出ず
   蜥蜴穴を出ず(仲春)し

926. 椅子の背にすべてあずける夢見月
   夢見月(仲春)ち

927. 月朧パイポをふかす名探偵
   月朧(三春)さ

928. 定食にプリンをつける弥生尽
   弥生尽(晩春)し

929. 沈丁花ドラマ撮影中らしき
   沈丁花(仲春)ち

930. 式場の扉開けばしやぼん玉
   しやぼん玉(三春)さ

931. 玉砂利はピンクタンブル四月来る
   四月来る(晩春)し

932. 車より犬とびだして青き踏む
   青き踏む(晩春)ち

933. ふむふむと目次たどりて春浅し
   春浅し(初春)さ

934. 差し色は君の黒髪花菜風
   花菜風(晩春)し

935. 風に乗るぶらんこ高く足二本
   ぶらんこ(三春)ち

936. 本日のランチの後の桜漬
   桜漬(三春)さ

937. 付け替へるリングのピアス磯竈
   磯竈いそかまど(初春)し

938. 窓側の席をたおして春月夜
   春月夜(三春)ち

939. 清く正しく美しく白子干
   白子干(三春)さ

940. 星型の缶へキャンディ春の風邪
   春の風邪(三春)し


     ・・・・・

今週はなんとなくいつもより早く詠めたなぁと思いました。
子どもが早く帰ってくる!という焦りのおかげかもしれません(笑)。

焦りと言えば、他の作句を全然していないような・・という焦りも最近はありつつ、しりとり俳句で毎日一句は詠んでいるということがじわじわとどこかで効いてくるかなぁと思ってます!

それでは~♪

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