見出し画像

しりとり俳句(98)

わたしの住む場所でも桜が満開になってきましたよ!
この土日にいろんな桜をみてきました♪

こちらの続きから。
👇

「さち・ちり・しの・しりとり俳句・二年目ルール」
☆順番=ちり→しの→さち
☆下五・下二字、または一字でしりとり
☆下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二文字(もしくは一文字)から始める
(季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃)

第98回は、4/1~4/7(2048~2068)全21句

2048.   合格やケーキ大きく切りわけり
   合格(仲春)ち

2049. 分け合ひし春菊ゆでて電話して
    春菊(三春)し

2050. 適当に返事してゐる春ショール
    春ショール(三春)さ

2051. ルアーの目潤ひたるや散る桜
    散る桜(晩春)ち

2052. 蔵元に杜氏集ひて花吹雪
    花吹雪(晩春)し

2053. 布巾干す物干し竿の先に蝶
    蝶(三春)さ

2054. 蝶々のふらとたちよる小庭かな
    蝶々(三春)ち

2055. 庭師の手孕猫へと伸びにけり
    孕猫(晩春)し

2056. 左手に替ふる鞄や新社員
    新社員(晩春)さ

2057. インク濃し新入生へビラ配り
    新入生(晩春)ち

2058. バリスタの白き顎髭はなみずき
    花水木(晩春)し

2059. 好きな歌同じ友達夕桜
    夕桜(晩春)さ

2060. 暗がりに明るきひとつ染卵
    染卵(晩春)ち

2061. 孫の手の架かる柱や桜まじ
    桜まじ(晩春)し

2062. マシュマロと春の愁ひとマシュマロと
    春愁(三春)さ

2063. 父ちやんにもつともつととぶらんこを
    ぶらんこ(三春)ち

2064. 子を舐める親猫舐めるまだら猫
    親猫(三春)し

2065. 寝心地の良きパジャマなり桜どき
    桜時(晩春)さ

2066. 溶きたまごふんわり汁へ宵の春
    宵の春(三春)ち

2067. 春北風や円陣を組む相手校
    春北風はるきた(三春)し

2068. 校内に明るき声や新入生
    新入生(晩春)さ


     ・・・・・

冒頭の通り、今週の土日は、いろんな桜まつりへ行ってきました。
まだ週のはじめころは二分咲きくらいだなぁと思っていましたが、あっという間に満開近くまで!どこの桜も桜吹雪とまではいきませんでしたが、とても綺麗でした。
土曜日に行った公園では去年辛夷も咲いていて楽しみにしていたのですが、しっかりと枝が剪定されていてあまり花がついておらず・・・。
それでも燕を見ましたよ!あのシルエットは絶対に燕!そうだ、夏の季語ですがてんとう虫も見つけました。先に見つけたのはやはり子供です。よく見ていますね!
そして明日から新学期!
春休み中は子どもの勉強をみたり一緒にお菓子作りをしたりと、なかなか俳句やダンスの練習の時間がとれませんでしたが、明日からまたこつこつと頑張ります!

それでは、いつもありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?