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しりとり俳句(53)

しりとり俳句、二年目という気負いも無くなごやかに進んでいます♪


それではさっそく!

「さち・ちり・しの・しりとり俳句・二年目ルール」
☆順番=ちり→しの→さち
☆下五・下二字、または一字でしりとり
☆下五「かな・けり・にけり・たり・たる・なり・よ」などで終わる場合は、その前の二文字(もしくは一文字)から始める
(季語のあとの、さ=幸、ち=ちり、し=紫乃)

第53回は、5/22~5/28(1109~1129)全21句

1109. 本日はお日柄も良く巣立鳥
    巣立鳥(初夏)ち

1110. 鳥の日のページ外れし図鑑なり
    鳥の日(初夏)し

1111. 観覧車小走りに乗るアロハシャツ
    アロハシャツ(三夏)さ

1112. しゃつくりの止まらぬ夜や蟇
    ひきがえる(三夏)ち

1113. LPのエルビス耳に夏夕べ        
    夏夕べ(三夏)し

1114. ベランダのチェアーに猫と本と僕
    ベランダ(三夏)さ

1115. 牧場や牛の尾まはる蠅まはる
    蠅(三夏)ち

1116. 悪だくみママに見つかり時鳥
    時鳥ほととぎす(三夏)し

1117. 奇瑞きずいとは白玉一つ多きこと
    白玉(三夏)さ

1118. ことごとく景品倒す夜店かな
    夜店(三夏)ち

1119. 店番はリーゼントヘアかき氷
    かき氷(三夏)し

1120. 折り返す電話ありけりソーダ水
    ソーダ水(三夏)さ

1121. 水道へレモン石鹸夏はじめ
    夏はじめ(初夏)ち

1122. 自鳴琴じめいきんならぶる人の白きシャツ
    白シャツ(三夏)し

1123. シャツの下赤きチェックの水着かな
    水着(晩夏)さ

1124. スキップのリズム崩るる夕立雲
    夕立雲(三夏)ち

1125. 雲の峰みちの駅への長き列
    雲の峰(三夏)し

1126. 列どこまでも続きたるかき氷
    かき氷(三夏)さ

1127. 折り紙の動物は列昼寝人   
    昼寝人(三夏)ち

1128. 人の眼の奥よろこぶや揚花火
    揚花火(晩夏)し

1129. なびいては裾を押さふるサンドレス
    サンドレス(晩夏)さ


     ・・・・・

今回は、
祭りでわたしが続けられなかった!と思ったら、最後に
 列シリーズ(1125.1126.1127)
がありましたよ!

さて、
前回の紫乃さんの記事にもありました通り、下五へ「かな・けり」などの詠嘆を使わないようにしようという暗黙の了解が解消されたので、使う使わないにかかわらず気分的に楽になりましたね(笑)。

いろいろ書くつもりでしたが、もうこんな時間!
それではまた!

いつもありがとうございます♪

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