しりとり俳句⑳

今週はまだだなぁと思っていたら、
わたしでした(笑)。
月曜日ですが祝日という事で！(笑)
さっそく！

「さち・ちり・しの・しりとり俳句」
（下五・下二字、または一字でしりとり）
5月19日スタート、あっという間に40句以上。
ただ呟いているのももったいないので、記録に残こすことにしました。
第一回は、5/19～5/30分。12日、全45句。
季語のあとの、さ＝幸、ち＝ちり、し＝紫乃

「しりとり俳句①」より

第20回は、10/2～10/10（418～440）全23句。

418.　滑り出し良きデートかな小鳥来る
　　　小鳥来る（仲秋）さ

419.　クルトンを空に浮かべて星月夜
　　　星月夜（三秋）し

420.　凶作や愛たつぷりとあげ過ぐる
　　　凶作（仲秋）ち

421.　ぐるりカーブを駆け抜けて体育祭
　　　体育祭（三秋）さ

422.　最終便いざよふ月へテイクオフ
　　　いざよふ月（仲秋）し

423.　オフ会の集合場所へ草雲雀
　　　草雲雀くさひばり（初秋）ち

424.　針通し上手くなりゆく吾子の秋
　　　秋（三秋）さ

425.　空き箱に秋を詰め込みランドセル
　　　秋（三秋）し

426.　セルフレジつぎつぎ通る豊の秋
　　　豊の秋（仲秋）ち

427.　秋茜向かいの山の鐘の音
　　　秋茜（三秋）さ

428.　囮おとり啼く村のはずれの地蔵尊
　　　囮（晩秋）し

429.　そんなこと言ったってもう刈田原
　　　刈田原かりたはら（晩秋）ち

430.　はらりマントの子らの行くハロウィン
　　　ハロウィン（晩秋）さ

431.　院展や和紙へ染みたる鳩羽色はとばいろ
　　　院展（三秋）し

432.　色葉散るラブコメドラマ第一話
　　　色葉散る（晩秋）ち

433.　チワワ来る商店街の赤い羽根
　　　赤い羽根（仲秋）さ

434.　跳ねる跳ねるきちきちばったまた跳ねる
　　　きちきちばった（初秋）し

435.　ネルシャツにサロペット着る稲を刈る
　　　稲刈（仲秋）ち

436.　刈萱や登校班の長き列
　　　刈萱かるがや（仲秋）さ

437.　列島を紅葉黄葉もみじもみじの南下せり
　　　紅葉・黄葉（晩秋）し

438.　台詞なき通行人Ａ桐一葉
　　　桐一葉（三秋）ち

439.　飛ばさるる赤白帽や天高し
　　　天高し（三秋）さ

440.　樫の実や姉妹そろひの茶のキャップ
　　　樫の実（晩秋）し

　　　　　　・・・・・

今週（？）の気になる句は
紫乃さんは
437のもみじもみじの重ね！季語が三音の時、わたしも重ねて使うことがありますが紅葉と黄葉という表記違いで重ねるというのが新鮮でしかも色の違いも見えてすごいなぁと。

ちりさんは
438の桐一葉！「通行人A」との合わせが効いているなぁと思いました。桐一葉ってどうやって取り合わせるのかなぁと常々思っていたので(笑)。
ドラマのロケ現場の様子が浮かんできます。

自分の句は
433のチワワかな(笑)。

□

わたしは先週は山へ遊びに行ったのでその実景や学校の草取り、もうすぐ運動会ということもあり、発想が子ども関連に行くことが多かったです(笑)。

今回の発見としては、
Twitterではちょこっと鑑賞コメントを添えるのですが、わたしはこの「鑑賞」というのが実はかなり苦手で。それがこの「ちょこっと」の積み重ねがけっこう効いてきているような気がするのです♪

何事も積み重ねですね♪

それでは！