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山登り人生VOL311初の北海道山旅(その2小樽上陸、稚内北上)
1969年9月23日から記録を始めた山日記を振り返っています。
2023年3月29日シリーズ「山登り人生」の投稿を始めもう一年経ちました。
ブログ自体は2021年9月1日から960回超の連続投稿を継続しています。
私37歳の頃の山登りです。
昭和61年度の山行は19回41日で、昨年より7回15日間も減りました。
日本百名山を目指した北海道の山旅です。
その1では全体行程や費用を投稿しました。
いよいよ旅の始まりです。
No429北海道の日本百名山
昭和61年7月9∼20日 M、Kと私
09日佐世保9:15⇒佐賀大和IC11:20(高速道路)952km⇒21:30敦賀23:00
10日(新日本海フェリー)佐渡沖8:00 32時間航行
11日小樽6:00(高速道路)⇒札幌・岩見沢⇒10:40旭川11:40⇒名寄13:00⇒
サロベツ原野⇒17:00宗谷岬17:20⇒18:00稚内埠頭駐車場幕営508km走行
12日利尻岳登山 日本百名山17座目
13日斜里岳登山 同18座目
14日羅臼岳登山 同19座目
15日黒岳・旭岳縦走 同20座目(大雪山)
16日十勝岳登山 同21座目
17日後方羊蹄山登山 同22座目
18日小樽港(新日本海フェリー)
19日敦賀港上陸
20日佐世保帰着
![](https://assets.st-note.com/img/1713244631080-PoFf3JQ8Un.jpg?width=800)
敦賀港から新日本海フェリー船旅で小樽上陸
9日雨。三人とも職場や家庭など苦労しての北海道である。
出発は12時間遅れた。
M君の車で出発。
運転は3時間交代で、高速道路は佐賀大和ICまで開通しており、
ここから高速に乗り一路敦賀に向かい走るだけ。
12時間15分の強行ドライブであった。
出発は遅れたが予定とおりのフェリーに乗船できた。
![](https://assets.st-note.com/img/1713245039431-odt6puZeyp.jpg?width=800)
10日、眠れない一夜であった。
A甲板に出ると日本海の真只中の感じである。
8時頃、佐渡島沖を航行した。それ以外は海以外何も見えない。
本土の姿も見えない。
風もなく、船内に居ると動いている感じが全くしない。
船内の食事はレストランで、少々高くつく。
何をすることもなく本を読んだりビデオを観たり、
身体を一つも動かさないので食事も美味しくない。
風呂に入る。アマチュア無線はワッチできない。
22時消灯。船内二日目の夜を迎える。
11日曇り。長い船旅から解放され、
三日目にして北海道北の大地に踏み入る。小樽港
![](https://assets.st-note.com/img/1713245155186-S9oDKXfGzy.jpg)
小樽港から宗谷岬へ北上
大地のスタートは、小雨降る小樽の街である。
一路、最北端の町稚内へ。
平均速度40km走行で計画していたが、北の大地の道路は真っすぐだし、
人はいないし、信号はない。果てしなく大地が続いている。
旭川を経て名寄で昼食。計画の半分の時間で行動できている。
![](https://assets.st-note.com/img/1713245258109-Krx081LHuM.jpg?width=800)
サロベツ原野のエゾカンゾウが素晴らしい。
最初に感激した花である。
空は鉛色した曇り空で、地平線に見える利尻岳は望めなかった。
これより西海岸、稚咲内海岸に出て更に北上する。
ハマナス、花、花、名前は分からないが私達を十分に楽しませてくれた。
キタキツネにも遭遇する。
![](https://assets.st-note.com/img/1713245832110-zxC4WgRlNY.jpg)
路上に現れ頭を撫でる近さまで寄って来る。
最北の地宗谷岬にも立ち寄った。
気温10度は下がっていただろう寒くてたまらない。
![](https://assets.st-note.com/img/1713246239851-c2E666o7sA.jpg?width=800)
稚内の町で買出しを済ませ波止場の駐車場端に幕営した。
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