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よっちゃんの山日記No1558小川内谷

させぼ山酔倶楽部の沢登りが計画され参加しました。

No1558多良山系小川内谷右俣沢登り 


令和5年9月2日 
F君、N君、K女史と私

黒木林道8:15→右俣入渓8:20→第2堰堤8:30→第3堰堤8:40→
F1(右ラインにルートあり30m)9:30(高巻き)→懸垂下降でF1上流10:10→
林道潜る10:20(一旦林道に上がり左高巻き)→トロ(泳ぎ・ヘツリ)10:40→
F2直登20m11:15→
F3(左ラインにルートあり20m)11:30(高巻き)→F3上流12:45(沢退却)→
林道13;00(林道歩き)→13:45車戻り⇒15:00川棚町解散 

最近10年実績殆どなし。

調べてみるとここ10年、
本格的な沢登りや最後まで詰めた沢登りを殆ど実行していない。
小川内右俣は実に8年ぶりだったし。
過去10年間を振り返ると次のとおり。
令和4年9月天山沢、仲間は入渓するも高齢初心者を花観賞に案内。
令和3年7月県民の森岩背戸渓谷 参加したが沢には入らず。膝痛歩けず。 

令和2年6月嘉例川探検(江迎町) 沢歩き
令和2年7月背振山車谷 スマフォ失くし直ぐ引き揚げる。
令和元年7月南谷川沢登り(世知原町) 沢遊び
令和元年8月祖母山と川上渓谷 川上本谷の一部のみ
平成30年6月宝満山猫谷川新道(沢歩き)∼行者道 

これ以前が少し本格的で最後まで詰めた沢登り
平成29年7月藤河内渓谷立松谷 
平成28年7月犬ガ岳恐淵谷  
平成27年8月多良山系小川内右俣
平成27年7月西中国山地浦石峡(山口県東部)
平成26年7月内大臣川西の内右俣(京丈山) 

沢、途中で幕営、翌日詰めて京丈山頂に立つ

話を戻し今回の様子

林道を暫く歩き入渓しますが
直ぐ堰堤で少しばかりの藪漕ぎで巻き上がりようやく沢に入ります。
第2、第3堰堤を過ぎると水量を増したF1が現れます。

先行パーティー

途中、先を譲った大村・諫早の若手3人は
シャワークライミングに挑んで行きます。
しばしお手並みを拝見、
素晴らしいクライミングでトップがクリアしました。
右手ラインにハーケン等3本程あったようです。

そう暑くもなくシャワーには気持ちも乗らず、
74歳2名、68歳1名、43歳未経験者の我々は左岸から高巻きとしました。
沢筋には懸垂下降で下ります。

高巻き中のF1落口
74歳K女史
F1落口、登った先行パーティの3名

3名は既にクリアして先に行きました。
長くせず林道下をくぐり、一旦林道に上がります。

橋を渡り直ぐ左林の中に入り滑りやすい斜面をトラバースし再入渓します。
感じが良い沢登りで泳いだりへツたりで進むとF2です。

先行者の2番手女性は
トップロープで一番流れがある左ラインに挑んでいます。
シャワークライムを十分に楽しんでいるようです。

ここの滝は水量が少ない時は楽勝な滝です。
N君にトップをお願いしてF君・K女史・私の順で登ります。
皆さんすんなりとクリアします。

F3が一番の課題でした。
3人組のトップは左ラインを登っていました。
2番手男性が苦労しているようでした。
ここの滝は流れが飛び出すように豪快に落ちています。

沢登りの基本は、沢芯を登ることです。
その意味で高巻きは逃避になります。
しかし、技量に合わせた行動も原則です。
左岸を高巻きします。
沢初めてのN君にルートファインディングを任せます。
急斜面を登り、岩壁帯が行手を遮ります。
先に行けませんと言う。反対側(右岸)でないですかと言う。
右岸は沢から直ぐ岩壁帯が迫っており無理です。

結局、左岸岩壁帯のクラックに弱点があり、ここからクリアできました。
ルートファイディングの問題です。
途中からF君が先行し獣道を確認しました。
一旦腹拵えをして一息つきます。
岩壁帯上部の樹林帯をF君がフィックしながら進みます。
私・K女史とフィックスロープに自己ビレイを取り続きます。
ラストN君も来てすんなりと沢に戻りました。
正しい高巻きルートでした。
N君にはいい経験になったと思います。
場数を踏むことが大切です。
ルートを読む力が不可欠です。
こちらの方も経験者と言いながらも
現場を離れ遠くなると、いろんなことが鈍ると実感しました。
N君に期待です。

沢はこの後も二段の滝等ありますが、
十分に満足したので沢を離れました。
ヤマップ確認で直ぐ近くに林道があり、逃げることができました。

岩登り、沢登りと極端に回数が減った現実がありますが、少しは回数を増やしたいねと話した一日でした。

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