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ツイッター社の新社長(CEO)が割とやばめの人でちょっと笑っちゃった。という私のツイートに反応頂いたコメントなどについての考察


はじめに

2021年の12月1日に、私こと式村比呂がtwitterでつぶやいた
「新Twitter社CEOのコメントに対するFOXニュースの反応」とそれに対するちょっとした揶揄について、様々な方からリプライや引用ツイートを頂きましたので、それらに対する考察をまとめたくて、超久々にnoteを使ってみようと思います。

元となった記事

大本になる記事は、こちらです。

FOXビジネスの11月30日の記事、「Twitter社新CEOパラグ・アグワルは『当社は(アメリカ憲法)修正第一条には縛られない』と発言」と言う記事です。


私のツイート

こちらに対する私のツイートがこれ。

ツイッター社の新社長(CEO)が割とやばめの人でちょっと笑っちゃった。 「我が社は言論の自由に縛られない」 「言論の自由より、我々が健全だと感じる会話を反映させることが我々の責務です」 超保守のFOXニュースにまでコイツヤバいっていわれてるし。

https://twitter.com/saburou_sinra/status/1465879234614755329

反応その1 「翻訳について」

まずは反応を大別し見ていきます。
その1、私の翻訳について。

あつまろさん

正確には「憲法修正第一条に縛られず、公共の会話の健全さを保つのが我々の責務だ」みたいなこと言ってるね 確かに憲法修正第一条(表現の自由、宗教の自由、報道の自由などを制限する法律を禁止する規定)自体は私企業に直接適用されなさそうだけど…その立法趣旨を軽視するような発言ではあるね

https://twitter.com/atsumalonojiro/status/1466575073880719363

よんてんごPさん

記事のこの部分かな

https://twitter.com/yontengoP/status/1466312120753016835
https://twitter.com/yontengoP/status/1466312120753016835/photo/1

しかしそうなると今後 一言でも「twitterくんはクソ」「UIまたゴミ改変かよ」とかツイートしたら、 お叱りが発生したり、スゴく目立つようにツイートをピカピカ光らせられたりするかもしれない
(そんな運営はしないと思うけど)

https://twitter.com/yontengoP/status/1466312120753016835

けいすけ/@限界突破さん

そんな馬鹿なと思ったけど翻訳したらマジだった
怖っ
自分たちが健全って思えるメンタルが怖い

https://twitter.com/kesuikemayaku/status/1466258120250781700
https://twitter.com/kesuikemayaku/status/1466258120250781700/photo/1

畠山元彦さん

原文では憲法修正1条には縛られないと言っているんじゃないかな。憲法の役割から言えばそこは当然でしょう。この方が健全さをどういう意味合いで言ったかはわからないけど、社会的に許されない憎悪の増幅装置としないことが求められるのはあらゆるSNSで同じ。

https://twitter.com/MuiMuiZ/status/1466369804793782273

小奥(こーく)@鶴の恩還しさん

……アメリカ合衆国憲法修正第1条は、『合衆国議会は表現の自由・報道の自由などを制限してはいけない』って内容なんだから、 合衆国議会ではないTwitterが縛られないってのは単なる事実ですね。

https://twitter.com/tk2to/status/1466306262778273793

Lunatic Prophet C99A 12/30(木)南り35bさん

「我々の役割は合衆国憲法修正第一条に縛られるものではない」("Our role is not to be bound by the First Amendment")と原文で言っているが、確かにかの条文が直接制約を課すのは「議会」(congress)に対して…という意味では間違いではない(修正第一条が言論の自由をどこまで擁護するかも議論がある)

https://twitter.com/LunaticSquadron/status/1466452849521401857

私の訳

上記の皆さんのご指摘通り、私はあえて「修正第一条」と訳すべき所、「言論の自由」と訳しています。
大きく理由は二つです。
一つは、文脈として「the First Amendment」と言っている部分が、法的にテクニカルな意味で「修正第一条」と表現しているのではなく、言論の自由について語っているとおぼしき状態だったからです。
原文を見てみましょう。
"Our role is not to be bound by the First Amendment, but our role is to serve a healthy public conversation and our moves are reflective of things that we believe lead to a healthier public conversation," Agrawal said in 2020 during an interview with Technology Review’s Editor-in-Chief Gideon Lichfield. "The kinds of things that we do about this is, focus less on thinking about free speech, but thinking about how the times have changed." 

https://www.foxbusiness.com/media/new-twitter-ceo-parag-agrawal-company-first-amendment

上記の発言から考えると、「 focus less on thinking about free speech」が議論の主題であることは明白だからです。

二つ目で最大の理由は、日本人に「修正第一条」と表現してもほとんどの方にピンとこないからです。
よほど米憲法に詳しい法律家の方か、米社会・文化に詳しい方でなければ、なんのこっちゃ?と言うのが率直なところでしょう。
説明するにせよ140文字では難しいですしね。


反応その2 「法解釈について」

次に、パラグ氏の発言における法的な適法性や発言内容における妥当性について言及されたコメントです。

糸瓜錦 恩三さん

所詮サービスだからな、行政ではないので

https://twitter.com/ENJLkSYvDoTIL1L/status/1466538366816886784

裕美 HIROMIさん

訳し方のせいもあってアレな感じだけれど、「表現の自由」はあっても自社のSNSでは秩序を重んじて欲しいというのは運営会社なら何処でも思っていることじゃないのかねえ……
そもそも、そのやり方が気にくわないと思うのならば別のSNSを使えばいいだけでは?

https://twitter.com/HIROMIcocteau/status/1466501490219048960

八雲ハヤブサさん

和訳が誤訳の可能性を信じたくなるレベルだけど 別にTwitterに言論の自由を守る責務がある訳じゃないから責めるわけにもいかんしね
嫌ならTwitterじゃない手段に乗り換えれば良いだけですし

https://twitter.com/kogatamoukinrui/status/1466387977253183488

きめらさん

( ゚д゚)良い悪いは別にして、何が悪いのか分からないが文句が来たからとりあえずやめようと日和っている日本企業より方針的には好感が持てるなオレは・・・

https://twitter.com/chimerals/status/1466297614027018247

勝井嵐史 / Packerさん

文章だから背景や文脈が捉えきれていないのだけど、言ってることは理解できる。
言論の自由はあるけどプラットフォームを作るものとして、なんでも許していいわけではないし、サービスを作るというのはその会社の思想が入るものだと思う。だからこそ、「我々が健全だと感じる…」っていう表現なのだと

https://twitter.com/arashi_katsui/status/1466283283591811072

駄馬さん

もう寡占状態のSNSに関しては憲法に縛られるようにしないとヤバいと思うわ
出ないと政府以上の言論統制を行える

https://twitter.com/Daba515/status/1466652346759671809

ちょめじ@ナシPさん

自由の国での言論の自由による発言だとすれば別に良いんじゃねぇかと思うけど使いたいサービスでは無くなるかな、、、。

https://twitter.com/ch0meji/status/1466423536050921488

islandさん

GAFA憲法とバカにするのは、20世紀型自由にズブズブの年寄りかと。若いモンはこれに慣れた上で色々展開してゆくかと。

https://twitter.com/stgb25/status/1466257765966381064

Yurikoさん

そうなるよなー 言論の自由!ってほっといたらほっといたでFBみたいにすっごいcongressで詰められるし、いい案が思いつかないから考えたくないのかもしれない

https://twitter.com/yurikonishijima/status/1466280256193675272

ひなぎく(じきに老人)さん

そりゃツイッターは私企業だからその中でルールを制定するのは自由よ。
でも、使う方は、一つのSNSに依存するのは危険だということを念頭に置かんといかんな、これは。

https://twitter.com/jikiniroujin/status/1466245558771740681

Тошиеさん

いちサービスなので企業のポリシーに従うのは仕方ないけど、ここまで社会インフラみたいになったサービスでいち企業の判断に健全性が任されるってこと自体が不健全だと思う。
端的に言ってこいつクソ野郎だな。

https://twitter.com/toshyie/status/1466200147495309314

私の見解

まず、Twitter社は私企業だから修正第一条には縛られない、と仰る方がおられましたが、もちろん答えはノーです。

Congress shall make no law respecting an establishment of religion, or prohibiting the free exercise thereof; or abridging the freedom of speech, or of the press; or the right of the people peaceably to assemble, and to petition the Government for a redress of grievances.

議会は、国教の樹立を支援する法律を立てることも、宗教の自由行使を禁じることもできない。 表現の自由、あるいは報道の自由を制限することや、人々の平和的集会の権利、政府に苦情救済のために請願する権利を制限することもできない

と、日本語版のWikipediaでは紹介されています。
この一文を取って、「修正一条は米議会のみを縛る」と仰る方が幾人かいらっしゃったのですが、実は違います。
ギトロー対ニューヨーク州事件(1925年)のあと、最高裁は修正第一条を全米各州政府にまで範囲を広げる拡大解釈を行いました。
本質的に、アメリカの連邦法は、国家をかたどる抽象的・概念的な物か、または国家規模でなされなければならない技術的な法体系になります。
その意味で、修正第一条の適用が州政府レベルまで拡大されたというのはある種の概念でして、当然各州にこれらを元に作られた州法がある、もしくは連邦法で別途定義される、ことを意味します。
ここまではお分かりいただけましたでしょうか?
私にはさっぱりです。

修正第一条が州政府まで拡大されたとはいえ、当然ながらこの状態によって個人、企業、メディアがこの法によって直接的に法支配を受けるわけではありません。
とはいえ、修正第一条から派生した条項によって支配はされています。
それが、Freedom of the press in the United Statesという準拠法になります。
日本語でいうと、報道の自由条項、となるのでしょうか?
ご関心をお持ちでしたら是非お調べいただきたいんですが、近年、こちらの条項でインターネットにおける各メディアまで包括されています。

その意味においては、Twitter社は当然、修正第一条に支配されるわけです。


反応その3 「別のメディアが必要」

うり/多摩さん

終わるな…ツイッターも… 2ちゃん、ふたばと流れてきたが次はどこになるのかな…

https://twitter.com/woory_tama/status/1466708750296039428

鬼怒川結城@早く終わらせようと思う小説書きさん

ここ数年不審なこと(主に謎の凍結や突然のシャドウバンなど)が続いてたのはこの男が原因か… どこか別のSNSへの移転を本気で考えた方がいいかもしれないな…

https://twitter.com/a_LonelyWriter/status/1466595423632904193

tarunynorzoさん

Twitterに代わる媒体がいるな、。マストドンはどうなったんだろうか。

https://twitter.com/tarunynorzo/status/1466632330668560384

ペッパーさん

ツイッターは便所の落書きになり始めてから人が離れてるし、そこに対処するのが第一命題と考えるCEOの着任は順当かな
「言論の自由」より秩序を優先してるのはYoutubeでも他のソーシャルメディアでも同じだし

https://twitter.com/tiger_onthehand/status/1466301174164770824

Alley Cat (ΦωΦ*)さん

ここら辺もレッシグのこの本の内容で、言論の自由は政府が国民に対して保障するだけで、私企業が提供するサービスには適用されず、そこらへんの自由を求めるサービスが欲しいなら自分でそういうサービスを立ち上げるか、他所でやってくれ ってなっていくだろうって予見した本がこれ(2001年刊行)

https://twitter.com/alleycat_556/status/1466298591366893569

もののけ《幸》さん

Twitter難民が新しい村を探しています

https://twitter.com/kamonegiLISKer/status/1466284836121825280

メジロマッきょイーん(太り気味)さん

ツイッターなくなったらきょんくん鬱まっしぐらよ(´・ω・`)
今のゴミ溜めみたいなツイッターが好きなのであって「ぼくのかんがえたかっこいいついったー」は求めてないんだわ…
ってか、ツイッター仲間と連絡取れなくなるのはかなり痛い

https://twitter.com/nkbr29kyon03/status/1466279955331878913

威風虎魂@宿毛湾さん

青い鳥から赤い鳥になるのらかしら?

https://twitter.com/ifutoratama/status/1466279428191784961

私の感想

見解というより完全な感想です。
数日前にツイートしましたが、現状においてもTwitterはすでにビジネス的な側面ではノイジーマイノリティです。

Twitterというメディアは、あまりにもノイジーで発言が埋没しますし、自身の発言が本当に響いて欲しい対象に届きにくく、また、発言力のあるインフルエンサーになるとタイムラインがすさまじく流れていくので、なかなか彼らにはリーチしにくい状況になると思います。
個人間での会話であればLINEの方が優れているし、ビジネス的に顧客層にリーチしたいならインスタの方が視覚性も含め圧倒的に強力なツールですし、ターゲットの心を動かしたいのなら、アンチ層からのノイズの少ないFACEBOOKがもっとも使い勝手が良いでしょう。
Twitterというメディアは、良くも悪くも匿名性こそが最大の特徴であり、また利点と言えるでしょう。
そこに匿名でない著名人やインフルエンサーが多数参加しているから大きな人気を博す結果となっているのですが、可能性としては、新たなSNSが誕生し、著名人が多く使うようになったら、価値観の変動は起こりえると思います。
例えばYoutubeに対するニコニコ動画のような存在は、いつでも生まれ得るのです。

とはいえ、現時点で「気に入らないなら余所に行け」と切り捨ててしまうのはあまりに非情かなと思います。
現時点でデファクトスタンダードであり、かつ他の選択肢がない状況においては、紹介した引用ツイートにもあるように、嘆くより他に致し方ない状況になるのが人情かなと思います。

ちなみに、マストドンについては中央サーバーがないためにアカウントを作ること自体が難解で、恐らく普及するのは厳しいといわざるを得ません。
マネタイズも難しいので商用利用も進みそうにないので、将来的にも厳しそうというのが現時点の感想です。


反応その4 「保守のFOX?」

EvoPsy/エボサイさん

FOXニュースが言論の自由を規制しそうな人間を警戒するのは当たり前だろ、と思ったが、そういえば彼ら保守派の対立陣営はリベラル(=自由派)を名乗っているのだった。

https://twitter.com/selfcomestomine/status/1466756965154320392

ERAさん

FOXにまで?NYTとかに言われてるならわかるが

https://twitter.com/ERA___ARE/status/1466378948829274125

いきなり銭形さん

どうりでおすすめにハフポストのクソ記事ばかり出てくるわけだ

https://twitter.com/zenigata1976/status/1466285951353688071

ぶるこすさん

翻訳して読んでないから知らんけど、マジならば自由の国からポコポコ反自由思想が生まれてくるのは草でしょ。

https://twitter.com/BlueCosmos0214/status/1466393706408267776

高木優也(画像は「埴輪_円板」東京国立博物館)さん

言論の自由はもはや保守の看板なんですかねぇ。

https://twitter.com/takagiyuya001/status/1466437539238137868

おしりセレブ@連盟員さん

時代に対し真っ向から反対するアナーキストだな……

https://twitter.com/nijisyosetu/status/1466252440936742918

宮永亮 MIYANAGA Akiraさん

なんかドーシーがキリストで新CEOが熱情の男使徒パウロみたいな感じがしてきた。(信徒さんにはすまんが否定的な意味合いで使ってます)
ともかく、Twitterの宗教化が進行中な感じ

https://twitter.com/AkiraMIYANAGA/status/1466250461485232141

にゃんこの手&投資家さん

『我が社は言論の自由に縛られない』
健全か否かはTwitter社判断(~。~;)?
Twitter社に限らず、アメリカ大統領選の時には既に実行していて、物議を醸し出していましたよね。特にFacebookが

https://twitter.com/Toshiakashiro/status/1466722225114202120

ラザニア@全ての増税と表現規制に反対します@僕は一生減税副業…さん

保守だからヤバイって言うんだよw

https://twitter.com/lasagna_tgb/status/1466572025619939331

maedaさん

実に最近の米人らしい人じゃないか
我々の言論は尊重されて当然
反対するヤツの言論は封殺弾圧

https://twitter.com/maeda_dol/status/1466404576936947714

14akatsubasa / I Blame CIAさん


私の見解

超保守のFOXニュースにまでコイツヤバいって言われてるし。
という書き方で終わったのは140文字制限のためですが、もう少し詳しく解説してみます。

まず第一に、歴史上表現規制を行う側なのは共和党を象徴とする保守層であり、民主党を象徴するリベラルや左翼はその被害者、もしくは対立者であったということです。

これらには大きな理由があって、まず「伝統的な価値観」と呼ばれる、宗教的、もしくは市民倫理的な価値観にそぐわない表現を「不快」とし、それらを社会の目に触れさせることは「有害」であり「苦痛」だとしてきた歴史があります。
宗教というのは言うまでもなくキリスト教で、中でも特にカトリックを指します。

共和党を支持するカトリックの多数派が常に主張するのは、
・学校での祈り(信仰の自由によって禁じられることが多い)
・ポルノ根絶
・神学的見地による進化論教育の廃絶
・女性は家庭にいるべきで、フェミニズムは有害なので規制しろ

といった表現規制論です。

一方、民主党支持者、分けてもリベラルと呼ばれる自由主義者は、建国以来常にそうした論理と対立してきました。
「言論」「表現」「信教」「政治」は常に自由でなければならず、たとえ自身と主張が異なっても、それを理由に規制してはならない、と主張してきたわけです。

ここで注意すべきは、米国におけるリベラルと日本のリベラルでは、純粋に単語としての定義が違うということです。
米国ではリベラルは中道左派を広く意味しますが、日本では左翼、ことに社会主義、共産主義者を指すことが多いのです。
この場合、アメリカのリベラルの定義でお考えください。

それらを前提に、私が「超保守のFOXニュースにまで」と書いたのには若干の揶揄が含まれています。
つまり、潜在的に表現規制をしたがりがちな保守層向けのメディアであるFOXニュースにさえ、コイツヤバいって言われる、といってるわけです。

ちなみに、本文にあまり関係のないトリビアとして、ナイツ財団とギャロップが2017年に行った世論調査における、共和党員と民主党員がそれぞれ見た、偏向報道に感じるメディアのデータを添付します。

共和党員が見た偏向報道と感じるメディア。図中赤部分が民主党寄りに偏向
民主党員から見た偏向報道と感じるメディア。赤部分が共和党に偏向する。青部分のメディアには偏向性がなく公平とみていることを表す

上記に出典のデータがpdfで提供されていますので、ご関心の向きはご一読を。

話を戻しますと、常日頃、弱者保護のためにポルノや進学否定論やなんやらは規制すべきと主張するFOXにさえ、新CEOのパラグ氏は過激論者と呼ばれているよ、ということを私は言ったんですね。

ちなみに他のメディアはどうかといいますと。

https://www.washingtonpost.com/technology/2021/11/30/new-twitter-ceo-parag-agrawal/

リベラルの殿堂、ワシントンポストも
「those decisions will be closely watched.」
注意深く見守られるだろう、と記事にしています。

The Week のインド版は、タイトルの通り共和党の指導者の発言として
「パラグ氏は検閲が好きで過激な見方をする」という記事を掲載しています。

Forbsは、「Twitter新CEOパラグ氏はすでに右翼から攻撃されている」という論調で紹介しています。

フェデラリスト、ポリティコといった政治色の強いメディアもこの話題を取り上げています。

そして注目すべきは、いわゆるリベラル御用達のメディアたちは、あまり積極的にこの話題には触れないと決めたようです。
僅かにBBCのみが、別件を中心にこの話題の近くまで近寄ったくらいでしょうか?

https://www.bbc.com/news/world-asia-india-59472676

まあ率直に言うと、FOXの報道が右足に体重乗っかってるように、CNNやNYTなども左に傾くほどに軸足がはっきりしているのですが、問題はそこよりも、彼らが表現の自由に関してのこのテーマに沈黙していることでしょうか?


追記:2020年大統領選と21年のトランプ狂騒曲

言うまでもなく、これらの問題の源泉は2020年の大統領選とSNSとの関係に端を発した諸問題であり、翌年にトランプ主義者(?)が議事堂に対して仕掛けた騒乱です。
また、それに関連し、トランプ氏のツイートを「政治的に偏った発言」「事実に基づかない発言」として削除したり、表示を抑制した問題とも深く関わっています。
一般に知られている限り、これらの規制をシステムに組み込んだのは、何を隠そう、当時CTO(最高技術責任者)だったパラグ氏な訳です。


反応その5 「パラグ氏にまつわるエトセトラ」

以上までが、私のツイートに関する見解や、本来ならTwitter上でリプライするべき内容です。
ちょっと長くなりすぎてTwitterではノイジーすぎるので、noteをお借りしてまとめていきました。

ここからは、ちょっとしたトリビアとして、他の方の反応を紹介してみます。

Twitterの機能により、Web記事を参照すると表示される静止画は記事中の画像が参照される

アネモネ交通(中身)さん

大村秀章には似てないが()テドロス系のヤバイ顔なのは判る。

https://twitter.com/anemoneheart636/status/1466643555536236544

いきすけさん

笑顔で怖いこと言うナオト・インティライミの画像思い出しちゃった

https://twitter.com/ikisukekanidesu/status/1466565375265763332

ディルイさんさん

ホムイさんに似てるよね

https://twitter.com/atgc_atgc/status/1466320072339689474

OknihcOknuさん

顔からしてコイツヤバい。
一番関わりたく無いタイプの顔。
この手の奴はとにかくヤバい。

https://twitter.com/OknihcO/status/1466298860607840258

おゆさん

ドーシーはまたオモコロな人材に託したね

https://twitter.com/obakasan95/status/1466418243422277636

倭翔さん

これは危険だね…
写真のせいか余計にそう見える…

https://twitter.com/yamato_kakeru_/status/1466364698937282563

ねるさん

顔がこええ

https://twitter.com/nerune037/status/1466307183474139136

クサカベさん

内容よりもこの人の顔がCGに見えて仕方ない

https://twitter.com/kusacabee/status/1466368905975193604

のすてぃもさん

でもいい笑顔。

https://twitter.com/nosutimo/status/1466290569177489413

貝澤 カイザー@できるだけ外食するマンさん

シベリアンハスキーと同じ目をしている。

https://twitter.com/Kaiser_ritsuko/status/1466196230774480900

あの猫さん


終わりに

爆音昇天讃岐人(ちょいちょい改名)さん

Twitter社が2021年12月より、新しいポリシーを発効させたことについて、すでにご承知の方もいらっしゃると思います。

現在の所、発効しているのは米国内のみのようですが、当然のことながらポリシーの和訳と日本国内法との対照が終わり次第、日本国内でも発効すると思われます。

これらの新ポリシーは、新社長のポリシーに基づいていると考えられますし、実際、そうではないかと感じます。

いずれにせよ、私たちは今後の成り行きを見守るしかないとは思いますが、あまりラディカルな施策に走らないよう祈るばかりです。



2021年12月3日 式村比呂

ある朝、起きたら世界の姿がすっかり変わっていました。 漂流しつつある世界に、何事かをのこしつつ。