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どうして家康?

あれ?
鎌倉殿って去年ですよね?

そのレベルで死ヌドンドンでしたわ
どーする家康

さておき

徳川家康は
260年も続く長期政権を
世のため人のため天下泰平の為と言う 
動機で作ったとは全く思えないのです
(みなさんもそう思っていると思います)
むしろ
徳川家を未来永劫、盤石にしていくのが目的

信長と秀吉の末路
あまた戦国大名の没落するさまを
目の当たりにしてきて 

没落する者の一定の法則やら条件を
見出して
自分の決断の中でそれを
消し込んでいった結果なのだろうと

実力と運を兼ね備えた家康が
最終的に日本統一を実現できた

ここ10年来
世界中でリーダーシップ
が喪失していて

リーダーシップが失われてくると
世は乱れ争乱が起きると言うのは
歴史が証明しているし
それは今まさに
ウクライナとかガサとかで
現実化していて

政情の安定には
ある一定の政治的力学が必要なのたと

一方で
政権維持には腐敗もつきもの


ところで何故今年 
徳川家康なのか?

特に徳川幕府が開かれた年からの
キリの良い年でもなんでもない

「いだてん」は
東京オリンピックの前年

「青天を衝け」は
新札にちなんで

「鎌倉殿の13人」は
しらんけど

そもそも徳川家康に興味がある人がどれほどいるのか?

日本人は判官贔屓で
悪平等主義が多いので
成功を収めた人には
あまり共感しない傾向がある  

大谷翔平が
日本の野球少年にグローブ送った時も
一部で批判の声があがるくらい成功者が嫌い

今回の大河で描かれた家康像は
今川の人質から始まり
弱虫で泣き虫で臆病で
花や小動物を愛する
虫も殺せないお人よしで
次から次にくる支配者に
臣従するしかない
戦国時代の負け組
それでも
家臣からは祭り上げられ
励まされ
叱咤され
愛され
信用されると言う

そしてやがて
天下統一を成し遂げる過程を
様々な史実と細々したフィクションエピソードと共に展開

どちらかと言うとアットホームで 
戦国時代の殺伐とした空気感を
ある程度排除した演出

などなど

何故そんなイメージの展開にしたのか?

個人的な解釈ですが
リーダーシップが失われて
幾久しい日本の中にあって

今後日本の国を
再建、再盛させていくには
どんなリーダーが
どんなリーダーシップを発揮し
どんな展開が望ましいのか?
仮説とともに謎かけた
と言うのが表向きのテーマ

裏テーマは
徳川家康と言う戦国時代の武将を主役に据え高齢層の心を掴み
松潤を起用することによって
民法ドラマのような空気感を醸し
若年、青年、中年層を引き込むのが狙い

真実は
松潤使って家康つくったら
面白いんじゃね?

くらいのノリ

これ以上ないくらい
浅い考察でした。

悪しからず。

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