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頂きもの4連発!

 パソコンの不調でしばらく間があきましたが、つれづれ日記の再開です。
 このところ上の家に住むお母さんに、いろんなお裾分けをいただいていました。それらの食レポから。

【シソの実】
 まずは先日も報告したシソの実。プチプチと収穫した実を、醤油につけて冷蔵庫に入れていたヤツです。
 漬けていたフリーザーバッグを開けると、おお、強烈なシソの香り。でも、火を通したわけではなく、ただそのまま袋にいれて醤油につけておいただけ。

 どんなもんなのか…。不安と不審に包まれながら、いざ炊きたての白飯に乗っけて口に運んでみました。すると、プチップチッという食感と、そのたびに強烈に広がるシソの香りが! かつて秋田で食べた、とんぶりを思い出すような舌触りです。

 炊きたての白飯にはピッタリですが、例えば豆腐に載せてもうまそうだし、チャーハンに混ぜてもいい、ともうかがいました。

 しばらくはこの“ごはんのおとも”が、いろんなシーンで活躍しそうです。

【つるむらさき】
 わが家の目の前の畑にいるからと呼ばれて行ったら、この植物。割と太めの茎から、青々とつやつやとした、それなりに厚手の葉っぱ…。

 この青臭い香りには覚えがあります。聞けば、やはりツルムラサキ。

「もう少し育っちゃうと固くなっちゃう。今年最後のタイミングだから、持っていって」
 と、お母さん。お言葉に甘えて、葉が10枚ほどついた茎の先っぽを数本いただきました。

 調理法を聞いたら、「お浸し(おしたし)でもいいけど、ごま和えがオススメ」とのことなので、初挑戦ながらごま和えをつくってみました。

 見た目に厚く思えた葉っぱも、湯掻いてしまえば柔らかく、まるでわかめのような印象です。茎ほどではないにしても、ネバネバ感もあり、またほんのり苦みもあって、ちょっと甘めのごま和えにはピッタリでした。

 ごま和えが思ったよりうまくいって気を良くしたこともあって、ツルムラサキの葉っぱのごま和え、お気に入りになりました。

【イチジク】
 別に日に、またもお母さんから連絡あり。こんどは、わが家の脇にあるという畑にいってみたら、結構大きな木がありました。

 枝はさほど太くはないものの、縦に横に広く伸びています。葉っぱはやけに大きく、ヤツデのような手のひら型。

「ほんとは低木のまま横に広げて栽培するみたいだけど、放っておいたらこんなになっちゃって…」

 イチジクは、これまでにも街角で見かけた事はあったけど、実際に木からもいで口にするのははじめてです。柔らかく熟れたものをもいでみると、白い乳状の液があふれてきます。数個いただいて、もってかえってきました。

 お母さんに教わったとおり、切れ目をいれて皮をむくと、こんどはみかんのように白い薄皮に包まれています。これも丁寧に取り除いて割ってみると…。

 きれいなピンク色! その美しさに目が奪われます。

 いざ食べてみると、小さな種(?)がプチプチとイチゴのようで、柔らかくねっとりとした食感。控えめな甘さと、わずかな酸味…。 

 より熟したもののほうが甘みが濃いようですね。初体験に感動です。

【ポポー】
 つい先ほどのことです。
「こんなのがあるから、持っていて~」と、上の家のおかあさん。なんでも、ポポーという果実だそうです。

 見たところ緑色のアケビみたいな感じでしょうか。リンゴのような皮のなかに、何やらバナナのような柔らかい果肉を感じます。

 香りは、リンゴ? バナナ? なんとも表現しにくいのですが、いかにも甘そうなフルーティな香りです。

 包丁で切れ目を入れて、緑の薄い皮を丁寧にむいていくと、柔らかい果肉が現れます。まさにバナナのような感触です。

 本来はこれを横に輪切りにしていくそうなのですが、なにせ果肉の真ん中に柿とか椿のような、黒い丸っこい種が居座っていて、うまく切れません。結局ぐちゃぐちゃになってしまったのですが、これをいただきました。

 英名「カスタードアップル」というとおり、カスタードのような濃厚さがあり、ちょうどバナナとマンゴーをあわせたような食感と甘さが感じられます。そんなネットリとした中に、わずかにリンゴのような酸味もあり、なかなか味わい深くいただきました。

 銀座・千疋屋で出されても、少しも不思議ではないフルーツでした。


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