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【剣盾GS】第二回RCS優勝構築

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第一回RCS(DLC無し環境)での優勝に引き続き、第二回(冠環境)でのGS大会でも優勝することができました!
note初投稿ですが、記念に構築記事的な物を残しておこうと思います。

■大会ルール

・ダブルバトル
・過去作限定技禁止
・伝説のポケモンを2匹まで使用可能
・WCS決勝戦のように事前に技構成と持ち物が公開される
・BO3(2本先取)のリーグ戦
・その他基本的なルールはランクマ基準(持ち物重複禁止等)
所謂GSルールです。

■構築の経緯

メガゲンシZ無しなので7世代の「サンシリーズ」の環境に、第一回RCSでも猛威を奮っていたザシアンを加えた環境考察からスタート。
7世代以前でも猛威を奮っていたゼルネアスとカイオーガですが、ゼルネはザシアンの影響で多少影を潜めそうだったので、一先ずトップメタはカイオーガになると予想。同時にスカーフカイオーガ+剣持ちザシアンの並びがシンプルめちゃくちゃ強いのでは?と考え、この並びを「GSルールはじめようセット」と勝手に命名し、少なくともこの並びには絶対負けない構築を考えた。(ザシアンオーガの並びを使う際はザシアンのNNをういんがるにするとベネ。

ザシアン受けが比較的安定する「ソルガレオ」「日食ネクロズマ」「ホウオウ」「グラードン」辺り、特にザシアンガンメタのグラードンはかなり魅力的であったが、カイオーガとの天候の奪い合いは安易に想定でき、またメテオビーム等も習得したレックウザとの対面も考えた結果、それら全てをゴリ押せそうなカイオーガを選択。
グラードンはオーガと対面の際に一致技で天候を奪えない&天候補正が乗る技が一致技にならないことも向かい風と判断。特殊グラードンも流石にゲンシカイキできない環境では使いづらそうだと感じました。

この時点で海を構築に組み込んだので、優勝を狙う構築でが複数いるのはどうなの?と考えザシアン、ザマゼンタ、バドレックスの不採用が決定。

オーガを選択した時点で比較的辛い対面になるのはグラゼルネ、グライベルにフシギバナ、イエッサン、ガオガエン辺りを入れる構築だと思いましたが、ゼルネは前述した通り数が減ると考え、イベルもはたき落とすを失い、ゲンシカイキがないカイオーガはイカサマで落ちないので、対面した際はプレイングで誤魔化そうと決意。

伝説枠の相方としてはダイジェット+ダイアークでオーガのサポートができつつ、追い風やバークアウトでこちらの動きやすい環境を整えられるイベルタルを採用。

ここにきてレジエレキとフェアリーに好き勝手される並びだと思ったので、フェアリー半減且つ避雷針で電気を吸えるトゲデマルを採用。トゲデマルだけでは対ゼルネアスが不安だったので、ゼルネアス絶対倒すマンとしてトリルツンデツンデを採用。ガオガエン枠として少しウインディと悩みましたがガオガエン。

残り2枠は草技にこの指合わせてオーガを守るキッスや悪戯追い風のトルネ、草結び雷搭載でグラカイに強気でいける霊獣ボルトや雑に使いやすそうなレジエレキやスカーフカプ・ブルルを検討しましたが、チョッキが余っていたのと、セキタンルリリケンタ構築でも大活躍だったので、耐久を信頼しているチョッキゴリランダーを採用。

避雷針で吸えないゼクロムや高火力物理アタッカー+負けん気ボルトの並びはトゲデマル+威嚇サイクルで誤魔化せないので構築としては対策を切っていました。
本大会はリーグ戦だったので、有利相手に7割勝てて不利相手に3割しか勝てない構築よりも、有利相手に5~6割しか勝てずとも不利相手にも4~5割は拾える構築のほうが良いと判断し、こちらの苦手なパーティの場合は、キーとなりそうなポケモンを、序盤でカイオーガのダイストリームで押し切ってしまおうという構築です。

■ゲームの仕様?

余談ですが、「ザシアン」「ザマゼンタ」「ゼルネアス」のような「選出(見せ合い)画面の手持ちアイコンと対戦時の手持ちアイコンが違うポケモン」は、対戦時、控えにいようが選出した時点でアイコンが変化する(選出しない場合はアイコンが変化しない)ので、初手以外で選出した場合は控えのポケモンが1匹相手にバレるというデメリットがあります。
今後禁止伝説を利用できるルールで遊ぶ場合は、覚えておくといいかもしれません。

■個別解説

・イベルタル

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臆病(A↓S↑)211-*-116-157-135-166@弱点保険
バークアウト/デスウィング/追い風/守る
後述しますがトゲデマル抜かれ調整(最速95族と同速)までSを下げるか悩みましたが、すぐ下にソルルナがいることもあって最速に。
H奇数にしつつ、A1段階上昇の意地ザシアンの巨獣斬を耐えるようにHBを振り、ダークオーラで火力を上げてしまう相手のウーラオスをd4振りなら確一取れるラインまでC、残り余った分をDに振っています。
当初は守るの枠はイカサマだったり不意打ちだったりしたのですが、練習の際に集中されることも少なくはなかったので守るに変更した結果、本番でもうまく動くことができました。

・カイオーガ

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控えめ(A↓C↑)203-*-117-220-160-110@潮のお香
潮吹き/根源の波動/冷凍ビーム/守る
Cを11n調整してHを奇数にしつつもっとも総合耐久が高くなる調整です。
意地ゴリラのグラスラも火力アップアイテムさえなければフィールド込で最低乱数以外耐えます。
追い風下で最速ザシアン(220)を抜きたいのでSに4割くべきか悩みましたが、ミラーを意識しない限りはザシアンは意地が多そうだったことと、グラードンと対面した時に天候を取りやすくしたいのでSは無振り。
盤面によってはダイマを切ることを想定していたのでダイマ時に腐らない潮のお香をもたせています。(神秘の雫でないのは、別言語ROMで遊んでいる方がいる時にお見通し等で持ち物見られた時にちょっと思考時間奪えると考えたのですが、そもそも持ち物公開されていました。)
潮吹きベースのダイストは威力150なのでお香込で180、ドロポンZの火力が185だったことを考えると説明不要の高火力でしょう。
カイオーガ対面では雷を持っていてもお互い確一取れないことと、オーガ以外に打点になりづらい雷は不採用です。

・ツンデツンデ

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勇敢(A↑S↓)167-201-231-*-123-16@シュカのみ
ジャイロボール/10万馬力/ワイドガード/トリックルーム
対ゼルネアス最終兵器及びゼクロムを始めとする物理アタッカーに対する数値受けができるかと思い採用しました。
球ゼクロムの大地の力は正直怖かったのですが、お互いの技が見えるルールなので、両刀だったら選出しなければいいと考え、鋼に対する打点がパーティ全体で少なかったので、岩雪崩ではなく10万馬力を採用。ダイマックス運用も視野に入れていたので、ダイロックで天候変えて自分のDを上げるよりダイアースで味方のDも上げたほうがお得だと思ったのもあります。
「お互いの技が見えるルール」であることを活かしてワイドガードを採用。実際にワイドガードを持っていること自体が活きる場面はありませんでしたが、サイドチェンジやワイドガード等の技は「持っているだけ」で相手の選択肢を増やし判断ミスを誘発できる、という強みがあると思うので、一回も打たずとも持っている情報を相手に押し付けることができるので入れておこうという考えです。

・トゲデマル

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陽気(C↓A↑)141-150-83-40-93-162@気合の襷
ほっぺすりすり/アイアンヘッド/ボルトチェンジ/猫騙し
猫騙三兄弟の1匹です。パーティの紅一点。
多分選出率一番高かったと思います。このパーティのMVPです。
伝説枠2枚の弱点の電気を吸いつつ、フェアリー技を受けることができ、伝説激戦区の90を軽く上回る96族でレックウザの上からも麻痺を撒ける最強のポケモンです。
ボルトチェンジは当初はとんぼ返りにしていましたが、トゲデマルの蜻蛉の火力に期待していないことと、イベルの弱点保険の起動トリガーになれること、ついでにトゲデマルイベルタルの並びで「相手が勝手にイベルが最速でなくトゲデマル抜かれ調整だと悩むこと」あたりを考えてボルトチェンジを採用しました。実戦でイベルタルにボルトチェンジを打つことは一度も有りませんでした。
何気に伝説枠が2枚とも特殊アタッカーなので、相手の怪電波も吸えたのはかなり偉いです。
一応、ゼルネアスをアイへで確ニ取れる程度の火力はあります。

・ガオガエン

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慎重(C↓D↑)201-135-110-90-156-82@ウイのみ
バークアウト/フレアドライブ/捨て台詞/猫騙し
猫騙三兄弟の1匹です。
GS環境ではかなりスタンダードな構成だと思います。
フレドラの枠を対グラードン意識してオーバーヒートにするところまで考えましたが、それならウインディの方が適任に感じ、猫騙し枠が過剰気味だったのでやや構成に悩んだ経緯がありました。
捨て台詞が使いやすいのでガオガエン、ならそのままフレアドライブでいいかな?くらいの気持ちです。
初手投げしてザシアンに強気ででれる嫉妬の焔の採用も考えていましたが、負けん気(特にボルトロス)の採用率が気になり、そもそも初手投げしづらいと考え、この構成に落ち着きました。

・ゴリランダー

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意地っ張り(A↑C↓)207-194-110-*-91-105@突撃チョッキ
グラススライダー/10万馬力/はたき落とす/猫騙し
猫騙三兄弟の一匹です。
使うこと自体がアドバンテージになりえるカイオーガ及びグラードンの弱点をつける草枠としての採用です。
無振りカイオーガはバナナと化します。
特に説明することは有りませんが、強いて言うなら隣の猫騙しやトリルとはたき落とすでゼルネのハーブ落とす、みたいな動きができたらおしゃれだと思いました。
比較的重いと感じていた対ゼクロムではオーガもイベルもダイマックスを切りづらい(後手に回ってしまう)ので、ツンデと同じくダイマまで想定し、キョダイ個体にしました。

■振り返り

決勝戦以外(途中トラブルは有りましたが)2-0で勝利、決勝戦では2-1で優勝できました。
準決勝及び決勝の試合は、バルドルさんに解説いただいていたようで、自分のプレイが褒められるのはやはり嬉しいものです。

ダブルバトルはかなり好きで、尚且、使えるポケモンの種類が増えるGSルールは大好きなので、もし第三回もあるようでしたら、また参加したいと考えています。この場を借りて主催の光りりあさん、そして運営に携わった方々やスポンサーの方に御礼申し上げます。

色厳選や考察動画、縛りプレイ等、「バトル以外の要素」を中心に配信活動を行っているので、私のバトルの印象ってそこまで濃くはないと思うのですが、バトルも強いんだぞ!ということをアピールできたのではないでしょうか!ポケモンはバトル含めて全部大好きです。

もし、日常生活に差し支えがないようでしたら、チャンネル登録してくださると幸いです。
http://bit.ly/2OvdNP7


初めてのnoteだったので、文の途中に画像入れたり、文字の色を変えるやり方が分からなかったです、ごめんなさい。

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