見出し画像

望んでもうまくいかないなぁ、という今日に。

「こうであってほしい…でも、八方塞がり」そんなことを、ちょこちょこ思うことがあります。

今回は「焦りを感じつつもがいていたら、思わぬ形で叶って、拍子抜け」という話です。

数年前から、息子が斜視で眼科に通っています。
家系的にも斜視があるので、遺伝要因かなと思いつつ。

それでも、巷でよく言われるスマホ斜視のように、何か悪くする要因があったのではないかと自責することもあって。

斜視が指摘されたのは小学校の眼科検診。
見つかった時期が遅く、眼鏡による矯正もあまり効果がないと医師に言われました。

もっと早く見つけていれば…とも思ったし、
将来を思うと胸が痛みました。

でも、「しかたない、ペーパーマリオのように、ペラペラの世界が見えるということは何かの強みになるかも」と言い聞かせて、眼科に通う日々。

そんな先日の検診で、斜視の戻りが悪くなっているとお話しが。眼鏡で効果がなければ、手術の話もありました。

漫画片手に、他人事のようにしていた息子。
スマホやタブレットの使用が多いと、斜視が悪くなるそう。

帰りに恐る恐る、「タブレット減らしてみない?」と聞くと、意外とすんなりOKがでました。

今まで、相談しても荒れ狂うばかりだったのに。
自分で必要とわかればできるものなのか!
意思力の凄さを感じます。

馬を水飲み場まで連れていくのはできるけど、水を飲むかは自分次第。
そんな言葉が、まさにだなぁと思いました。

数年前から、一人でYouTubeをみてる姿に、もっと家族で会話したいなと望んでいました。

今では、「暇だから」と家族で遊ぶ時間も増えたし、かき込むように食べていた食事もゆっくり話せるようになりました。

どうにかしなきゃと、焦ったり、悩んだりする日々の積み重ねは確かに必要だったと思います。

でも、自分の力以外のところで、スッと願いが叶うこともあるんですね。

今ラチがあかないことも、いつかを信じて肩の力を抜くいてもいいのかもしれない。
と、今日も言い聞かせて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?