『将太の寿司』読了
2022/2/2の日記
ニンジャの日!?と一瞬思ったがあれは2/22だった。西暦含めて2種類の数字だけで表せる日、今月のうちに2/20と2/22が追加でやってくるけど、その次は2111/1/1だと思うとかなりレア感ある。逆に遡ると2020年、2002年、2000年、1999年などに同様の日があった。
《呪文貫き》再録うれし~~。「今呪文貫きがあれば…!」と歯がゆい思いをすることがよくあるので待望の1枚だ。敵に撃たれると殺したくなるが。
けっこう構築級の機体が多い。2マナ+2マナでカードを引ける機体はほぼ《精神迷わせの秘本》で、おそらくあれと同様にめちゃくちゃ使われるようになるだろう。ライフ回復はないものの、自力でブロッカーとなれるのでやはりコントロールの方向性と合致する。
エンチャントデッキのみならず、クレリックなどのクリーチャーデッキにも入りそうなパワフルカード。《虹色の橋》は残念ながら戻せないのが悲しい。
シンプルに強い2マナ2/2ロードに、何故かコピー能力までついてしまった。蛇・ドルイドなので他の部族支援がほぼないことが唯一弱点といった感じ。除去エンチャントや英雄譚をコピーしまくりたい。
地の文で直々に「五条悟にも対抗できる」って言われるほどの術式だったのかよ!
「アホだが、アホであるがゆえに強い」キャラ、どの漫画にもだいたいいるな。呪術廻戦は徹底的に「メリットとデメリットは差し引きゼロになる」みたいな思想に貫かれていて、まあそれはハンターハンターの影響だと思うが、最近の漫画ってそういう「力を得るためには代償がいる」的な話好きねえ。「友情、努力、勝利」じゃなくて「才能、代償、勝利」が3大要素と言ってもいいんじゃないか。
なんかそんな感じしないよね。ジョジョ4部は1992年連載開始、1999年が舞台なわけだけど、今読んでも古臭い印象はない。
将太の寿司も絵柄がどんどん変わっていって、後半はかなり洗練されてスッキリした絵になっているところが凄い。なんか口元のクセはどんどんキモくなっていくが……。
笹寿司の殺人未遂事件、警察動いてんのかい! さすがにそこまでの権力はないのか……? いや、これもこのオヤジが言ってるだけで本当とは限らんか。「実際は動いてない」「動いてるフリをしてるだけ」のどっちかだな。そうじゃなきゃこんだけ周りの全員が黒幕であることを知ってる笹寿司がパクられないわけがない。
というわけで将太の寿司第1部を読み終わった。次は全国大会編……なのだが、「食材が生まれた土地の水が一番合う」「農薬が使われた水田のドジョウはまずいし安全性にも問題がある」「雑草すら抜かない荒れ放題の畑で採れたキュウリが一番美味い」などなどの描写がちょっと口に合わなくなってきたので、いったんここで終わりとしよう。
1990年代後半は「食の安全」が強く求められるようになっていった時代で、料理漫画にも農薬や化学調味料を批判する話がよく出てくるのだけど、こうやって様々な誤解を生んできた直接の原因を目にすると、やっぱりどうしても不快な思いはある。そういうのがウケるのはわかるが。
まあ、また全巻100円で売ってたりしたら次も読むことにしよう。
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