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【システム手帳】穴あけパンチ探しの旅②

前回の記事を見てくださった方、ありがとうございます。
今回は1穴パンチにフォーカスした内容です。人柱マインドが発動して、実際に買って試した結果の記録です。

前回記事の補足:PLOTTER3穴リフィルの仕様について【2023.04追記有】

まずは、前回記事の補足です。
今月は、PLOTTERから新しくリスシオの3穴バインダーが出ましたね。
私は先に発売されたムラ染めコードバンを買ったのでリスシオは見送りましたが、価格改定前の勢いで3穴に手を出された方もちらほらいらっしゃるようで。ちっちゃくて可愛いよね。しかしPLOTTERのみの独自規格なので、既製品のリフィルやアクセサリーがないのが実情。既製品のリフィルを使う場合は、必然的にPLOTTERが販売しているものから選ぶことになります。

で、PLOTTERからは3穴リフィルが3種類販売されているのですが、並べてみて気づいてしまった。PLOTTER3穴リフィルは、種類により穴径が違う。

上からノーマル品・ブルー2mmグリッド・5周年限定品
通常品とブルーリフィルはたぶん同じで、5周年アイテムだけ穴が小さい

5周年限定アイテムの3穴リフィルだけ、穴が小さいんです。紙の厚さだけでいうなら、通常品だけ厚めで、ブルーの2mmグリッドと5周年限定がおそらく同じ色上質紙です。なのに、5周年限定だけどうも穴が小さい。なんで?

これから出てくるかもしれないものがどうなるかは分かりませんが、ご参考まで…。

【2023.4.12追記】
最近これらのリフィルを買われた方から、無地・ブルーともに小さい穴径のものが届いたと情報を頂きました。
私の手元にあるのは、発売間もない時期に買ったものたちなので、それぞれ製造初期のロットと思われます。断定はできませんが、最近生産されたものは順次小さめの穴に切り替わっているのかもしれませんね。追加で買う時には見てみようと思います(^o^)ノ
教えてくださりありがとうございました!

小さな手帳の穴径サイズ問題

こだわり始めるとキリがない手帳沼ですが、リフィルの穴径ぐらいなんでもええやんと思うでしょう。私も普段はたいして気にしません。
が、micro5サイズや3穴などの小さな規格の場合、手帳本体もスリムに作られていることも多いため、リフィルのサイズや穴径、リフィルの端から穴までの距離、リフィルを綴じ込む位置などによって、手帳を閉じた時に本体から中身がはみ出す現象が起きることがあるのです。ハンバーガーからはみ出たチーズのような感じで。それこそミリ単位で。
特に3穴については、クレカサイズは収まるけど名刺サイズははみ出る、とか、横幅に対しては非常にシビアなサイズ感になっています。はみ出たチーズが好きな人もいるとは思いますが(※別にチーズにこだわる意図はない)、個人的にはせっかく小さなサイズがウリのアイテムなのでスマートに納めたい。こういうのをいじり倒して何とか収めようとするのが沼の人間なのであります。たぶん。

そんなわけで、今回はリフィルを自作する場合に使用する穴あけパンチ(5.5mm以下)の選択肢を考えていきます。
一部、前回の記事とも重複しますがご容赦ください。

①5.5mm

バイブルサイズ~A5用のパンチとしては一般的なサイズ。こちらの選択肢は前回記事を参考にしてください。
これでも全然いいんですが、micro5ぐらいのサイズになってくると、穴のまわりにできる遊びの部分が大きく見えるようになってきて、リフィルが揺れるのが気になってくるんですよね。薄い紙だと破れの原因になりそう。トモエリバーとかヒヤヒヤしちゃう。できればもうちょっと小さい穴がいい…。

②3mm

前回ご紹介した1穴パンチです。比較的手に入りやすく、PLOTTERなど薄め&小さめの手帳にピシッと収まるサイズになるので、持っていて損はないと思います。

一方、1穴パンチは自分でパンチ場所を狙って5か所あける必要があるため、ちょっとでもズレるとどこかの穴がリングに通らなくなったり、開閉するときにスムーズにリフィルが動かなかったりするデメリットもあります。また、kawacoyaさんなどが使われているリング径大きめの手帳の場合、リング自体が太めの金属で作られていて、3mm穴は小さすぎて通らないという場合も。

③4.8mm

お分かり頂けるだろうか、誰も気にしなさそう(…)なこのサイズ差

そんなわけで、5.5mmと3mmの中間が欲しい。できれば4mmが欲しい!と探している方がいらっしゃったので、ハンズをウロウロしたときに見つけたものをご紹介します。

こちらは4.8mm。個人的には今の所ベストアンサーかなと思っています。穴あけパンチ売場ではなくて、ペーパークラフトアイテムのところに置いてあります。
四捨五入したら5mm台ではありますが、実際に5.5mm穴と並べてみると「あ、違うな」と分かります。
コピー用紙3枚ぐらいなら通るかな?と思います。ラミネートしたものもおそらく大丈夫(試してないけど)。ただ、お値段なりというところで、切れ味が落ちてきたら潔く買い替えるのが良いかなと思います。

ちなみに、同じアイテムで穴径3.2mmというのも売っています。

④4mm

ジャスト4mm径は、残念ながら売場でもネット検索でも全然見つからず。思いついたのが、レザークラフト用品売場に置いてある「穴あけポンチ」です。パンチではなくポンチ。

一応パッケージには「紙も可」と記載があり、安かったので人柱しました。が、手間と仕上がりを天秤にかけると大量生産向きではないなという結果に(私が不器用なだけかもしれませんが)。

本来の使いかたは、ゴム台の上に革を置いて、ポンチをあて、上からハンマーでゴン!と叩いて革を切り落とすものです。しかし、紙は革より薄いので、同じ方法で綺麗に開けるのは難しい。かかった力が不均等だったり強すぎたりすると、周囲の紙がヨレてしまいます。切り口もあんまりキレイではなかった…。
ハンマーは使わずに、電動ドリルと同じ原理で、紙に対して垂直にあてたポンチを位置ズレしないように気をつけつつ絶妙な力加減でクルクル…と回転させて引き切る方法が無難なように思います。カッターマットだと滑ってしまってだめだったので、多少跳ね返りがある捺印マットの裏で試しました。ちょっとでも力を入れすぎると紙がヨレてしまうので、薄い紙には不向きです。画用紙とか、多少厚手のものはキレイに仕上がる印象。ディバイダーづくりとかにはいいかもしれませんが、練習が必要かな、と思いました。すごく気を使うし時間もかかる…。

自作リフィル沼の皆さんはどうしているのだろう。ほんとわからん。4mmをお探しだった某さんには先んじて4.8mmの存在をお話しさせて頂いたのですが、お眼鏡にかなうかどうか、さてはて…。他にもいい感じのアイテムがあったら教えてください。

ここまでお読みくださりありがとうございました!

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