見出し画像

ラベリングの効果と恐怖

娘が【いろいろやってみたい】という時期に突入して、一年以上経過しました。親のやっていることをよく見ていて、すぐにやりたがります。
器用にはいかないようなこともありますが、驚くほどにうまくやれるようになってしまうことも。卵の割方は私よりも上手くなり、片付けや掃除も怒られるようになりました。どっちが親なのか笑

癖で褒めるのは親バカだからなのかもしれませんが、
料理が上手
お掃除得意になってきたね
などなど

褒め続けてしまっているのですが、

先日、洗濯物を畳んでいると
お手伝いするー!
と走ってきて、綺麗に畳んでくれました。私よりも丁寧だと妻からも好評?なのですが、

ありがとう、本当に畳むの上手になったね
と私が言うと、

うん!畳むの得意なの!毎日やってるから!

と嬉しそうに言いました。

少し気になったのが、
褒め続けたことで、
畳むのが得意!
と自分でも言うようになってきました。

褒められて、自分は得意なんだと気がついて、楽しくなってやる気が出る。
ラベリングですね。
ある種のレッテルを貼られることで、それを自分で受け入れて行動に繋がる。

本人が楽しそうで、やる気にもなってくれているのでむしろ良いことなのですが、子供の吸収力は思っている以上に高く、素直にそれを受け止めてくれています。

そのため、言葉の力は恐ろしいとも思います。

無意識にこれをやっちゃダメ、なんでそうなんだ、と言っていたら、それを子供はそのまま素直に受け取っているのだろうと思うと、
恐ろしくなります。

あまり小さい頃の記憶が私は思い出せないのですが、小学生くらいの時に言われた言葉がフラッシュバックすることなんてのも稀にあります。
あなたは●●だ!と言われた言葉は、
今なら、知るか!とも思えなくはないのですが、思い出すということは刻まれているのだろうと思います。

子供を褒めるのは悪いこととは思わないのですが、自分の娘への言葉が、この子の成長や感情に影響を与えている。
それを自覚すると、やはり言葉一つとっても気をつけて使わないといけないとは感じました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?