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易占トリック 2020-10-29

木曜日を乗り切った。あと一日...!

今日は沢山食べ歩きをした。他に特筆すべきことがあったかは覚えていないので主に飯飯飯。


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ハロウィンが近いので友達がくれた。
いろんなものを配っていたけど、比較的まともなものをくれたな。
お菓子じゃないものまで配っていた。何とは言わないが。


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読みました。
何故かいとうせいこうはエッセイのイメージが強くて、この本もずっとエッセイだと思っていたけど全然違って結構しっかりめの物語だった。

読み終えた瞬間に、ドカンと衝撃が来た。
特に衝撃的な終わり方をするわけじゃなくって、綺麗にフェードアウトするように終わるんだけれど、読んでいる途中にじわりじわりと溜めこまれていく何かしらのエネルギーとか質量的なものが一気に解放されたような感じ。
読了感というかなんというか。上手く言葉に出来ない何か。いつも読み終えた後は少し感じるんだけど、今回はかなり強い部類だった。
その不思議な感覚に浸りながら頭の方を読み返していたら真横に友人が立っていたので驚きのあまり椅子の上でバウンドしてしまった。
多分肩がとげとげになってたと思う。

もうちょっと反芻したいのでもう一回読みます。というかしなければならないような気がした。そしたら感想記事を書こうかな。


あれ?ご飯の話は?

思ったより書くことがあった。ここから7割くらいご飯の話です。


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ドデカ・ポテト。
今ロッテリアで「マンガ盛りキャンペーン」なるものをやっていて、面白そうだったので行ってきた。
これだけのサイズで500円しかしない。やっす~。

ポテトの一本一本がかなり長いので少なく見えるかもしれないけど、人の顔より大きいくらいの量があった。
流石に食べきれないかな...と思ったが、案外さっぱりとした味付けだったのでサクサクと手が進み、すぐに無くなってしまった。この世は無常。


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誰もが移ろうので、ラーメンが食べたくなり一蘭に来た。よく食べるな。
ただ流石にあれだけ食べたので贅の極みコース(ラーメン+追加チャーシュー+ライス+替え玉のこと。完全無欠唯我独尊恐悦至極喧々諤々超絶怒涛の幸せになれる)は諦め、替え玉だけにした。もうお腹いっぱいだな...


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秋の夜に着膨れしているのにアイスを食べちゃった。
食欲の獣。
週に二回もサーティワンに行ってしまっていいのだろうか...しかも今回はレギュラーのダブルだ...

流石に二回連続でチョコミント&抹茶はまずい(不味くはない)なと思ったので、攻めの姿勢に出るべくポッピングシャワーを頼んだ。ド定番だが私にとっては攻めも攻め、何十・何百万の軍勢に対して80人で挑むような無茶な策に出たわけだ。
結果は大成功だった。おいし~。
最初は食べ方がわからなかったのでひたすらボリボリと食べていて、どうやらパチパチするものだとは知っていたのでおかしいなと思っていたら友人が「口に含んで待ってみるといい」と教えてくれたので実践してみた。
するとたちまち口の中に驟雨がやってきた。パチパチなんて生温いものではない。バタバタ・ザクザク・ボコボコと音を立てる。なるほどポッピング”シャワー”か...

定期的にポッピングを補充しつつ食べていると、どんどんと音や衝撃は激しくなる。自分では見えないのでわからないが、恐らく口内は激しく発光していたのではないだろうかと踏んでいる。さながら線香花火のようにジュワジュワと燃えていたはずだ。

まさかこの年になってアイスにここまで心を揺すぶられるとは思っていなかったし、サーティワンの方もまさか2020年になってポッピングシャワーにここまで驚く青年がいるとは思っていなかっただろうな。


あ、抹茶も美味しかったです。落ち着くね。
ポッピングシャワー→抹茶の流れはぶちあがったバイブスをいい感じに下げてくれるのでバランスがいい。ただ早く食べないとポッピング抹茶になってしまうのが難点。


そんなこんなで帰宅していると、駅の近くに占い師がいた。
あまりにも古典的な占い師だったので、視界にかすかに入った陰で「そこに路上占い師がいるな」と無意識にわかったし、通り過ぎようとしたときになって初めて表層意識の方に占い師がやってきて「え!?路上占い師がいる!?!?!?」となり首がねじれるほどの勢いで二度見をしてしまった。

私が遭遇したのは占い師のイデアだったのかもしれない。
赤錆色の着物に灰色の羽織、瓶底のような丸眼鏡に白い髪を中央で分けたドラえもんの先生のような髪型の初老の男性。
小さな机の上に砂時計と八卦棒(名称がわからないけどあのジャラジャラするやつ)、「易占」と書かれた円柱のランプ。これを見て占い師だとわからない人間がこの世にいるだろうか?いやいまい。ここまで「路上占い師」を具象的に表しているのは他にはおじゃる丸の占い師くらいのものだろう。

本当にこういう占い師って存在するんだな...と思いながら通り過ぎようとしていたら、友達がやってみたいというので見てみることにした。時間には余裕があったし、面白そうだったので。
占い師曰く二者択一の悩みには易占という方法がいいらしい。「当たるも八卦当たらぬも八卦」と言いながら棒をジャラジャラするあれだ。ちょうど友人の悩みもそういう物だったらしい。
「それでは占いをさせていただきます」と言い、迷っている選択肢をノートに書かせる。

筆記用具を取り出していたけど、よく見たらなんかサンリオかなんかのかわいい筆箱で笑っちゃった。全身で荘厳な占い師感を出しておいてサンリオの筆箱を使っているギャップ、特に悪いことではないけれどめちゃくちゃに面白かった。よく見るとノートもポムポムプリンだし。サンリオが好きなんだね。

選択肢を書き終わると、いよいよ占いが始まる。
1.大量のジャラ棒を取り出し、一本だけホルダに戻す。
2.手に持った束に額を付け、祈る(祈っているのかは知らない)。
3.ジャラジャラと混ぜ、拍手するように叩きつけた後二つに分ける。(すしざんまいをイメージするといい)
4.分けた片方を机に置き、その中から一本をもう片方に含め混ぜた後、数本ずつのグループに分ける。
5.何かしらの基準で机にいくつか並んでいる何かしらの積み木みたいな何かを裏返したりずらしたりする。
この五工程をひたすら繰り返し、10~15回ごとにノートに何かをメモする。
恐らくここで選択肢ごとの答えが出ているのだろう。
ひたすらに眺める。ジャラジャラを。
ジャラジャラ、ジャラジャラ、スッ...パァン!!!ジャッ!!ジャラジャラ、ジャラジャラ...
ジャラジャラ、ジャラジャラ、スッ...パァン!!!ジャッ!!ジャラジャラ、ジャラジャラ...
ジャラジャラ、ジャラジャラ、スッ...パァン!!!ジャッ!!ジャラジャラ、ジャラジャラ...

もう何年見続けただろうか...などと考えていると答えが出たようで、しばらく解説をしていた。
どうやらそれなりにいい結果が出たらしい。良かったね。


占い料は3000円だったが、お金が無く私に借りようとしている友人を見て「物入りの時期なので余裕がないでしょうから」と2000円にまけてくれた。申し訳ない...

正直どの動作がどういう意味を持つのかはわからなかったが、何かしらの意味を持ってやっているような感じがして良かった。
こういうわからないけどなんかすごそうな動作、いいな。

あと語りが妙に軽妙で胡散臭かったのが面白かった。
ちゃんとしたことを言っているようなんだけど、どうにも響いてこない感じ。もったいない。


本当に面白かった。私も何かあったら占ってもらおうかな。
死ぬか生きるかとか。

「出ました。今すぐ死にましょう」とか言われたらどうしようかな。


そんなこんなで楽しかったけどお腹いっぱいで苦しいし疲れたのでもう寝ます。おやすみなさい。

今日はここまで。

助けてください。