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FXのハイレバレッジについて誤解されていること5選


FXのハイレバレッジで誤解されていること五選


①ハイレバレッジは危険であるということ

ハイレバレッジを誤用することは、一気に大金を失う可能性がある危険性を含みます。トレーダーが高いレバレッジを使いすぎると、小さな価格変動でも大きな損失を被るリスクが高まります。これは、一瞬の市場の動きに敏感に反応し、損失が急増することがある点に似ています。

このことは車の運転にたとえるとわかりやすいと思います。
一般道での速度は通常40km/h程度であり、高速道路では80km/h程度が適切です。ロットを間違えてる状態というのは、一般道で高速のスピードを出してしまうということです。いうまでもなく、すぐに事故を起こしてしまい、すぐに相場から敗退することになります。しかし、この場合悪いのは、100km/hを出せる車が悪いのではなく、一般道で100km/hを出す人が悪いということです。
同様に、ハイレバレッジもその状況に応じて適切に使用する必要があります。


②勝率が高ければ、ハイレバレッジした方がいいこと

これは自分も最近気づいたことなんですが、 「lotを上げると勝率が下がってしまう」ということに気づきました。
単純に手法が同じならば、lotを上げても勝率は変わらないではないかと普通はそう思うと思います。しかし、実際ハイレバをすることによって起こる心理的ストレス、証拠金の大幅な増減によって確実に勝率は下がってしまうことが多くあります。

またハイレバをすることによって、長期的に保有することができた ポジションをロスカットによって切らなければいけないという経験も多々あります。読者様の皆様にも、「普段は勝率はいいけど レバレッジをあげるとすぐに負けてしまって、いままでの全ての得がなくなってしまった・・・。俺はなんて運のないやつなんだ・・・・。」という経験はありませんか?

それは、「レバレッジを上げた時に限って、たまたま運が悪い」ということではなくて「レバレッジを上げたから、勝率が低くなってしまった」と考える方が賢明なのかもしれません


③証拠金維持率について忘れがちになってしまうこと

ハイレバレッジを活用する際、ポジションによる資金増減だけでなく、証拠金維持率にも留意することが非常に重要です。例えば、1万円でゴールドの0.1ロットを取引しようとする場合、0.1ロットに対するゴールドの証拠金が必要であり、通常、どの証券会社でも証拠金維持率は約20%程度とされています。この場合、実質的には、証拠金の残り額が取引を続けるために必要な額を下回ると、強制的にロスカットされてしまいます。

現時点では、この証拠金維持率について考えることは容易に忘れがちかもしれません。しかし、ハイレバレッジを過度に使用することは、証拠金維持率に依存して、資金を急激に失う可能性があることを意味します。従って、トレードを開始する前に、証券会社がどの程度の証拠金維持率を設定しているかを調査し、それを考慮に入れることが不可欠です。

ハイレバレッジを活用する際は、慎重な資金管理と証拠金維持率の把握がトレードの成功に不可欠であり、無視してしまうと、資金を失うリスクが高まります。


⓸ハイレバを使えば、少額でも大金を簡単に手に入れられるということ


ハイレバレッジを駆使すれば、少額でも簡単に大金を手に入れられるとの誤解が多いですが、実際にはその道のりは至難の技です。なぜなら、市場の動向がすぐに逆転することがあり、結果的に資金を失うリスクが高まるからです。

⑤勝ったトレードの時にあの時にハイレバを使えばよかったと思ってしまうこと

この壁にぶつかるのはトレーダーにとって必然であり、トレードに必要なことは、どれだけのリスクを許容できるかを考慮することが非常に重要だと考えます。人間はしばしば楽観的にトレードを評価し、後で「あれだけのロットを持てばよかった」と後悔する傾向があります。しかし、実際にはそのトレードに耐えうるリスクレベルを確立する必要があります。

リスクを考慮せずにロットサイズを決めると、資金を短期間で失ってしまう可能性があることを認識すべきです。そのため、トレーダーは慎重に資金管理を行い、リスクとリターンのバランスを取りながらトレードを行うことが不可欠です。

まとめ
ハイレバレッジにあまり大きな夢を見過ぎず いかに資金を増やすかどうか というのは トレーダーの力量に関わってくるかと思います 少額から一気に金額を増やすというのはそれだけ リスク も伴ってしまうので それらを考慮してやることが大切だと思います

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