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つなぐ人になる。

このたび、さばしろはある決意をしました。

それは…

「大学院生のイラストレータ」になる!

ということです。

いままでも、そのつもりで活動してはいたんです。
地学のおもしろさ、石オタクのたのしい巡検、かんばる大学院生

自分が大切にしている、この世界の
コアのコアの部分にある魅力を

かわいく、たのしく、伝えたい。

きっと、ここにいる私にしかできない。

どんな表現方法でも良かったけど、
たまたま絵を描くことが好きだった。

そんな感じでTwitterしてたら、
いまはたくさんの人が、私の絵を
みてくれるようになりました。すごい。

本当にすごい。

仕事?いや活動?

大学院生ってなんなんだろうな。

子供でもないけど、大人にもなれてない。

自分たちは何者にもなれていない。
中途半端で、未熟な、そんな
不甲斐ない存在に、思えるときがあります。

ただの学生の課外活動じゃないんです。
これが私の仕事なんです。

言いたい。だけど自信がなくて、
いままでずるずると逃げてきました。

「名乗る」ことから。

小さいころからの、ちっぽけな夢。

自由帳にマンガを描いてた。
そこに登場する、ピコポって名前の
キャラクターと毎日遊んでいた。

私の描いた絵が、
いろんな人に見てもらえるような、

そんな仕事ができたらいいな。

それが小学校、中学校、高校、大学と、
どんどん景色が変わっていって、

思ったより勉強が好きになって、
気づけば科学の世界に来ていました。

けど、ずっと一緒についてきた、
幼馴染のように
ピコポがいまも頭の中にいる。

彼とそのお友達のために、
絵を描かずにはいられない。

現実世界のなかの、彼らの居場所をつくるため。

だからこれは、他の誰でもなく、
地球科学という業界のためでもなんでもなく、
自分のための、

「イラストレータ」という肩書き。

自信も無いのに名乗っちゃうことの、
はずかしさだけを越えればいける。

大学院生をやりながら、絵を描いて、
それを仕事にする人がいてもいい。


アカデミアの世界の人と、

研究なんか全然関わったことないという人

そして、私の頭の中にいる不思議な人たち

が、作品を通してひとつになる。

私がちゃっかり「イラストレータ」を名乗ることで、
次に続きたい人がいるかもしれない。

わたしはつなぐ人になったらいい。

よく分からんけど面白くて、
自分がそれを始めた先に、
どんな景色が見えるのか知りたいです。

コメントを求められたけど今そんな場合じゃなかった限界沢登り調査中の大学院生

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