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また嫌いな言葉の話

またネガティブな話題で恐縮だが、嫌いな言葉の話。

時々、「何々を知らないなんて人生損している」「人生楽しんだもの勝ち」という言い方がある。
ここ数年よく見るようになった気がする。

「人生損している」って何だろうか。別にそれがあることを知らない
なら、知らないと言うことに気付いていなければ、別に損しているとか不幸な気持ちになることはない。
むしろそんなことを言われたら、

「こっちが不愉快なんですけど!」

と言いたくなる。
知らないことがあると気付かされたうえで、「損している」と言われてさらに不快な気持ちになる。
言っている方は、軽い気持ちで言っているんだろうが、それを言われた方は、不快なことを2つ投げつけられることになる。

また、「人生楽しんだもの勝ち」という表現に対しては、「楽しめる人はいいけどなあ」という感想を抱いてしまう。
こちらの考えすぎかもしれないけれど、楽しんでいない人間を貶めている気がするし、更には「楽しんでいる自分、素敵でしょ」と優越感を見せられている気もする。

この2つの言葉、ものすごく不快というわけではないのだが、何だか引っかかる。

そんな言葉が多くて、何だか偏屈なやつだなとは思われるし、自分でも思ってもいるのだが、こればかりは仕方がない。

まあ、人生楽しんだもの勝ちですから!


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