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思い出は闇の中で光る星

セクシーゾーン  ライブツアー2022 ザ・アリーナ 北海道2日目、2022年06月19日の昼公演 セクシーファン歴5年目菊池風磨担の私の忘備録。

北海道から始まるこのツアー、つまり昨日が初日。初日を終え、Twitterに流れてくるネタバレの数々。薄目で見ないようにしていたけれど目に止まった座席構成。


「今回バクステと外周無し。アリーナ席しか人勝たん。」


ジャニオタなら分かると思うけれど、ジャニーズのチケットはファンクラブに加入して年会費4,000円を払っていても倍率物。当たるだけでも神様に感謝せずにいられないのに、当日会場で紙チケを発券してアリーナ席だった場合は551のある時のテンション不可避。

ジャニーズのライブは仕事が入ってる&入りそうなところ以外いつも全公演を申し込む。私は持ってるセクゾの2名義合わせて今回は32公演申し込んだ。それで当たったのが北海道1公演のみ。周りから「また」北海道!横アリとか申し込んでないの?って聞かれることがあるけど、横浜も大阪も名古屋も静岡も新幹線で行けるところは全部申し込んでるけど当たらないのよ...。

「また」、というのは今年の4月私はSixTONESのライブで学生時代の修学旅行振りに北海道へ飛んだからだ。友人と私が2日連続の北海道公演を当て、なんと2日連続アリーナという神席(特に2日目は前から7列目)を堪能した爆裂に楽しい旅だった。

そんな記憶に新しい真駒内セキスイハイムアイスアリーナ。また北海道か..交通費が...と一瞬思ったけれど、マジでチケットが当選するだけでも感謝だし、今回の同行者の母親(同担)が死ぬ迄に北海道に行ってみたいとずっと言っていたから、私も母親が死ぬ前の親孝行の気持ちでライブの日を楽しみにしていた。念の為だけれど母親はまだ全然健康体である。

私達はライブの前日から北海道入りし、私は2ヶ月振りの札幌になる為、前日は未踏の地の小樽に宿泊することにした。余談だがその日晩御飯に現地で有名な回転寿司屋に行ったんだけれど、結構人数ちをすることになり、名前を書く時カウンターかBOX席か選べる方式で、本当はBOX席が良かったけれど待ち時間がより長くなりそうだから「どちらでもいい」にチェックを入れた。待つこと1時間、私達はBOX席に案内された。そこで母親に「あんたここで席運使ったんちゃう笑」と言われてテンションめちゃサゲ委員長になってしまった。

ライブ当日、昨日の回転寿司屋のBOX席で席運を使ってないことを祈り会場に向かった。

しかし私は同じ会場の前から7列目でSixTONESを見ている。私は世界で一番菊池風磨という男が好きだ。SixTONESももちろん好きだけれど、それ以上にSexyZoneが、菊池風磨が大好きで、チケが当たっただけ感謝と言いつつも同じ会場でストの時は前から7列目で見れたのにギリィとなることを恐れていた。一番好きな男こそ一番近くで見たい。


入場時に紙チケが発見されてそこには



アリーナA5 1列



待ってくれ。昨日Twitterで流れてきた座席表の記憶からするとこれは前から1列目なのでは?????いやでもネットの情報だから間違っている可能性もあるし...と興奮気味に席に向かったら


やっぱり1列目だった。



殺してくれ 。



このライブが終わったら私を今すぐここで殺してくれ。北海道で命を絶つ浪速の土方歳三になりたい。



前置きがかなり長くなったが真面目な話をすると本当に本当に嬉しかった、そしてそれ以上に救われた気持ちになった。特に今年に入ってから私の心はずっと死んでいた。全然元気ではなかった。色々吹っ切ったとはいえ、今年の秋入籍する悶着のあった不義理な嘘吐き男の姿を目にする度に未だに憂鬱な気持ちになるし(仕事関係だから嫌でも目にする場面がある)、最近は仕事がやたらと忙しい上に深夜までの稼働が多くて、仲の良い友達にも会えないしこんな生活が続いたら本格的にずっと一人で、一生孤独と手を繋いでいくんだろうな、と若干感傷的になっていたから本当に救われた気がした。

辛くても頑張って生きていたらいいことがあるもんだなあと感動してしまった。うっすらとした絶望の中で、希望を見出せずにただなんとなく生きていた私への、神様からのプレゼントだと思ってしまった。

ライブはもちろんお察しで非日常な時間を楽しむことができた。風磨はこっちに向かって全然ファンサをしなかったが一瞬だけ目があった気がした!と思っておこう...。


今回のセクゾのアルバムに収録されている「Summer Ride」に「思い出は 闇の中で 光る星さ」という歌詞がある。


私は今日すごく幸せなを日を過ごした。きっと明日からの毎日はまた辛いことが多くてネガティブな私の心が暗闇にのまれる日も少なくないだろう。でも必ず今日の思い出は、これまでとこれからの人生の闇の中で光る星になる。あの時しんどかったけれどこんなにいいことがあった、生きていたらまた、生きていて良かったと思う出来事があるかもしれない。人生なんて何事も期待するだけ無駄と思っていた可愛げのない私の心が少しだけ柔らかくなったような気がした。


今日のアンコール前最後のセトリは「Dream」。私は夢みたいな今日と云う日を忘れない。

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