23-24シーズン 信州ブレイブウォリアーズ振り返り

はじめに

どうも皆さん、砂漠のひろしです。
気付けば開幕戦にnoteを公開してから次の更新がシーズン終了後かと自分でも驚いています。
(一応書いてはいたんですよ?ちょっとお見せできないレベルで色々書いちゃってたので公開しなかっただけで)
さてさて、降格に終わってしまったシーズン。
得点数はリーグワースト2位。シュート確率はFG%、3P%ともにワースト1位。ディフェンスもワースト2位とまあスタッツを見れば降格も止む無しという結果に。
そんな信州ブレイブウォリアーズの2023-24シーズンを振り返りたいと思います。

選手ごとの振り返り

今までは採点形式でやっていましたが、今回は分かりやすく
S=来季も絶対に再契約を
A=可能なら再契約を
B=基本的には契約満了だが、他の選手との契約状況によっては再契約を
C=契約満了
という感じで評価していきたいと思います。
本来はトンプソンや、サイモン兄貴等、在籍した選手全員の評価としたかったのですが、来シーズンの契約予想もしたいので現時点で契約している選手の評価をしていきます。
あと、今回はシーズン前の天皇杯予選の時の評価も書いてます。
シーズン前と比べてどうなったか見ていただければと。

ガード陣
RJ:B
シーズン前の報道では複数年契約との事ですが、選手側にオプションがあれば解除するのも止む無しと思います。
報道を見ると年俸が5,000万とされており、こちらの年俸もネックになるかなあと思いますがどうなんでしょうかね。
おそらく、PGというポジションで見ると来季の契約は無いでしょう
日本人枠で、この年齢とスキルを見れば是が非でも契約をしたいのですが、如何せん彼の立場がアジア枠というのが難しい。
彼のポジションはあくまでも即戦力で、エースや大事な要素を担ってもらわねばなりません。
しかし実態としてはシーズン終盤まで出場時間を確保する事が出来ず、試合に出ればミスを連発しました。
もちろんいいプレイも多く、彼の活躍で勝利を収めた試合や、僅差まで持って行けた試合もありましたが、如何せんその振り幅が大きすぎる。
ただ、2番ポジションで出場させた時は得点に意識を割いていたおかげか、ノビノビとプレイ出来ていたと思います。
ダラスマーベリックスが、1番ルカ、2番カイリーとやっている様に、大型PGを獲得、或いはドンリーをPGに据えるなどして、2番専念はアリだと思います。
評価がBなのは、帰化枠での選手獲得が出来た場合のケースもあるので、そういった評価になっています。

シーズン前の評価
よくわからん距離からのディープスリーやプルアップスリーを沈めるシーンが印象的。個人的にはゲームメイクよりもっと点を取りに行って欲しいんだけどもその場合はもう一人信頼できるハンドラーとセットで出してあげたい。
後は彼自身に雰囲気があるからなのだが、彼がペイントタッチすると面白いようにヘルプを呼び込める。
となるとカギはいかにそのキックアウトのスリーを沈められるか?という所になってくる。

信州ブレイブウォリアーズ 天皇杯振り返りより

なんともまあ、シーズン前の課題がそのままというのは本人の問題か、はたまたチームの問題かというところ。
いずれにしても日々成長を掲げるチームでこれは寂しい。

山本:C
個人的にはさよならだと思っています。
シーズン終盤では2番手ガードとして出場機会がありましたが、それは掴んだ立場というより、与えられた立場でした。
その中でも、結果を残せたと言われれば…。
後述する石川を残留した場合、信州でガードをやるとなると2番手ガード。
ただ、そこでももう少し安定感が欲しいところ。
そういった意味では、山本が成長してくれればと思いますが、来シーズンそこまで成長できるかと言ったら微妙です。
そういった意味で、満了予想です。
なんてことを書いていたら5/15に自由交渉リスト入り。
京都戦でのセンセーショナルな活躍に、琉球戦でのレイアップが印象に残っています。
彼の未来に幸あらんことを。

石川:S
シーズン序盤~中盤では苦しむも、後半ではスコアリング、プレイメイク、メンターと八面六臂の活躍。
B1にこだわりがあるのかもしれませんが、残って欲しい選手です。

とか思ってたら5/23に残留発表。
個人的には彼を2番手で使えるのが理想なのでメインガードどうしますかね。

シーズン前の評価
ウェイン、ルイスと過去に組んだことのあるメンバーと出場した時のゲームメイクは流石。
信州にいた時よりも球離れが良く、エースというより潤滑油的な存在になるか?

信州ブレイブウォリアーズ 天皇杯振り返りより

ウェイン、ルイスとの組み合わせはやはりシーズンでも良かったです。
ただ、ウェインが離脱した後にバランスが崩れてしまいました。
ウェイン復帰後は、スコアラーにプレイメイクとエースであり、パサーとしても活躍。

生原:B
シンプルに、怪我さえ完治してシーズンを通して起用できるのであれば契約したい選手です。
B2では石川、生原のガードであれば優位に立てると思います。
ただ、問題は怪我。
2年間ほぼほぼ稼働しなかった事を考えると彼を主軸に考えるのはリスキーかなーと。

ウイング陣
ドンリー:S
スタッツを見れば突出した物はありませんが、このサイズにハンドラーも出来るスキルセットを持つ選手は貴重です。
アウトサイドの向上は勿論必要ですが、個人的にはインサイドでのフィニッシュパターンを増やして欲しいところ。
身体能力を生かしたダンクは魅力ですが、他のフィニッシュはシンプルのレイアップが多かった印象です。
昨シーズンまで在籍した前田の様にフローターを身に付けたり、岡田の様にダブルクラッチを身に付けてくれれば彼のドライブがより活きるはずです。
彼のドライブが脅威になれば、相手ディフェンスを引き付ける機会が増えて他の選手のスリーを打てる機会が増えると思われます。
勿論、B1志向があったりと考えたら再契約も簡単ではないでしょうが、個人的には残すべき選手の筆頭です。

シーズン前の評価
思ってたよりスリーが入るが、思ってたよりペイントエリアからのフィニッシュパターンが乏しい印象なので、その辺りをどう2週間で磨けるか。
個人的に、視野の広さが結構目につくので本格的にガードに挑んで欲しい所。

信州ブレイブウォリアーズ 天皇杯振り返りより

開幕前からフィニッシュパターンの乏しさが課題だと思ってましたが、結果的に2週間どころかシーズン通してもフィニッシュパターンはそこまで増えず。
(契約してくれれば)オフシーズンの課題でしょう

栗原:S
怪我で離脱期間が長くなりましたが、試合に出さえすれば安定した活躍を見せてくれました。
特筆すべきはスリーの確率。
アテンプト数を3.5本から5.2本と増やし、かつ確率も31.5%から38.1%と向上させました。
B1の他チームからもシューターとして乞われる選手になりましたが、どうか再契約して欲しいと思います。

シーズン前の評価
新潟戦ではよかったが、天皇杯3戦では思ってたより…というのが正直な評価。
役割がスリーのみであれば文句なしなのだが、ハンドラーもしていたのを考えると厳しいなと。
石川と出ている時はシューターとして動くから良いのだが、彼がいないとハンドラーをしないといけないので。
チームとして彼にどうシュートを打たせるか?という所に注力した方が良いのでは?

信州ブレイブウォリアーズ 天皇杯振り返りより

シーズン通して5本のアテンプト=それだけルイスに打たせられたのは良いし、しかもそれを38%の確率で沈めたら文句ないです。
ハンドラーとしてもかつての様にボールロストの心配がなくなったのは大きいなあと。

星野:B
ディフェンスは良く、シュートも序盤は決まっていましたが後半になるにつれて確率が落ちていきました。
何よりも良くなかったのがシュート自体躊躇う様になった事。
打てるタイミングで打てず、チームのリズムが崩れる。
そんなシーンを幾度となく見せられてきました。
なので彼に関してはメンタルと状況判断力。この辺りの成長が必要でしょう。
B評価はウイング陣やハンドラーとの契約状況によるかなあと思います。

シーズン前の評価
良かったり悪かったりとムラが多い印象。
この辺りは2年目と言いつつ、実質1年目の選手だから仕方がないところではある。
ただ、チーム事情的に仕方がないで済ませられるのはせいぜい年内までで、それ以降はどうしたって計算に入れなきゃならない選手ではある。
個人的にはスリーの印象が強かったが、思ったよりペイントエリアで戦えているのでどんどんアタックして欲しい。

信州ブレイブウォリアーズ 天皇杯振り返りより

仕方がないで済ませられた年内どころか、シーズン後半も...という状況。
ペイントアタックもしなくなり、ペリメータでのシュートが多くなったのもチームにはあまり合致していなかったかなあ。

サイモン:A
こちらも星野と同じく、他の選手との契約次第かなと。
ではなぜA評価かというと、やはりスリーの確率と後半の成長度合いです。
シーズン序盤ではロスター規定でベンチ入りできない試合が多かったですが、後半ではロスター入りし、なんなら1Q後半に投入されるほどになりました。
スリーの確率も35%と及第点ですし、ディフェンスも向上している所を見ると契約はありだと思います。

シーズン前の評価
とにかくスリーを7本打って良いから3本は決めて欲しい。
それだけのポテンシャルはあるし、やってくれなきゃ困る。
確率は及第点。ただ、出場機会を掴めず。

信州ブレイブウォリアーズ 天皇杯振り返りより

シーズン後半に起用が増えたのはディフェンスの頑張りだと思うので、3&Dとしてもう一皮剥けたい。
目指す姿は広島の山崎かな。(これ書いてたのCS前なので今の山崎は流石に無理です。)

三ツ井:A
ご当地選手こと三ツ井ですが、個人的にはフランチャイズ選手は抱えておきたい。
問題はオフェンスでB1ではお世辞にもオフェンスでの貢献があったかというと...。
B2時代では20点を記録する試合もありましたが、B2もレベルが高まっている現状、どこまで計算できるかが気になる所ですね。

ヘイモンド:C
契約即、インジュアリーリスト登録という新手のムーブを見せてくれた選手。
評価も何も試合に出てないので...というのが実際のところ。
インタビューを見るとあくまでも保険というか、緊急時のオプション扱いだったようなので、マッツ・ウェイン・ブラントの外国籍3人が怪我をしなかったので出番が無かった感じかな。
後の祭りですが、渋谷との試合で相性が良かったのは実はヘイモンドじゃね?と思っていましたが、結局は出番はありませんでした。
さて、来シーズンですがおそらく契約は無いでしょう。とか言ってたら自由交渉リスト入り。
帰化を狙っている、しかもハンドラーも出来る外国籍選手となると契約しておいても良いのかな?と思いましたが、やはり編成上リスキーなのでやむなしでしょう。
試合に出れずとも、必ず帯同してくれ、ファンサービスも欠かせなかった姿は好感を持てました。
彼の未来に幸あらんことを。

インサイド陣
小玉:B
ムードメーカーとして活躍してくれたのは事実。
今シーズンに限らずお通夜になりがちなウォリアーズにあって、彼の声は心強かったです。
ただ、選手としてみた時にはまだまだ足りてない要素が多いです。
個人的にはこのままPFとしてプロでやっていくのは難しいと思います。
サイズアップが進んでいるBリーグにおいて、185cmという身長はウイングでも小柄な選手になってしまいますが、彼の場合フィジカルの強さがあるので、千葉ジェッツの原選手の様な姿を目指すのが良いと思います。
条件付き、というのがここの要素になります。
ウイングの選手契約が上手く以下なった場合は契約。
逆に、ウイングの選手で良い選手補強が出来た場合は...という感じです。
後は後述する、マシューの契約次第でビックマンのバックアップという契約もあるかと思います。

シーズン前の評価
インサイドのバックアップ要因だろうと思っていたが、高さというよりフィジカルでボンズに立ち向い、互角に戦っていた姿に驚いた。
185cmという身長を侮って彼に対してポストプレイを仕掛けるチームは多いだろうけど、彼1人で守り切れるんじゃ?という期待値も。
また、フィジカルを活かしてウイングプレイヤーになるのも良いと思うけど、現時点ではインサイドでもウイングでもどちらでも可能性はある選手だと思う。
愛媛戦でオフェンスファウルを引き出していたのだが、ファウルをした愛媛の選手が倒れ、ファウルを受けた側の小玉がなんとも無さそうにしてたのがフィジカルの強さを示していた。

信州ブレイブウォリアーズ 天皇杯振り返りより

試合での活躍は少なかったか。ただ、ベンチで支えてくれた。
シーズン終わっての彼の評価は、やはりフィジカルを活かしたウイングプレイヤーになって欲しい。

キッド:S
契約解除になった選手を書くのはどうかと思いましたが、来季に向けてという事で書きました。
シーズン全休の怪我でなければ、残留もありえたと思うくらい、B1でもスペシャルな選手でした。
最期の最期の競り合いで負けた試合
12月の琉球戦や、バイウイーク明けのFE名古屋戦や、横浜に勝利し臨んだ川崎との2連戦。
そして延長にもつれた群馬戦。
終盤にボールを預け、点を取ってくる選手が居ればと思ったシーンは数知れず。
SKはそんな選手でした。
怪我さえ治れば。そして、B2であれば。
B1リーグでさえ得点王争いをしていたSKは大きなアドバンテージとなります。
問題は、SKがB1にこだわるかどうかだと思います。
マイケルHCのインタビューでSKは日本でプレイしたいと考えていたとあったので、後はカテゴリーの問題だと思います。

マシュー:A
シーズン終盤の起用数の激減や、あいさつで3年間に感謝するなどお別れを醸し出していますが、個人的には残って欲しいです。
前述したキッドの再契約、そして後述するマッツの再契約。
これらを踏まえると残したいです。
仮に、この2人と契約しなくてもビックマンのバックアップとして貴重な存在です。
そもそも、マシューのサイズとスキルを兼ね備えた日本人ビックマンは殆どいません。
だからこそ彼には残って欲しいと思いますが果たして…。

シーズン前の評価
在籍3年目とあってディフェンスの動きは格段と良くなり、1年目はまわりに助けられて守っていたのが、この3試合はむしろヘルプに行ったり、カバーに出たりと周りを助けていた。
ウェイン、キッドと同時出場になった場合は負担は減るはずなので、動きは良くなるだろうなと。
後、RJとフィリピンで一緒に練習していたのかは知らないけど、一番連携は取れていたし、RJ自身もやりやすそうだったのは印象的。

信州ブレイブウォリアーズ 天皇杯振り返りより

いかんせん、出場機会が少なかった。
ここまでのシーズンは成長を見せ続けてきたけど、今年は停滞。
個人的には残して欲しい選手だけど…。

マーシャル
彼に関しては特殊な評価です。
怪我さえなければ必須の選手。ただ、2シーズン続けて怪我でシーズン不在の試合が多かった事実。
来シーズンも彼を軸にするにはどうかな?と思います。
邪道ですが、シーズン当初はILに突っ込んでおくとか、そういった手も考えた方がいいのかなと思っています。

シーズン前の評価
怪我の影響から大分シェイプアップしてきたのもあってインサイドでどれだけ戦えるか不安だったが、流れの中でのスコアは前以上に出来るようになった印象。
ただ、前ほどポストアップさせて「あとは任せた」というのは厳しいなという印象。この辺りはトンプソンにお願いする事があるのでプレイを見たかったけど…本番ではどうにかなることを期待したい。

信州ブレイブウォリアーズ 天皇杯振り返りより

怪我の影響があったのはポストプレイの減少。
点が取れない時に、彼に頼りたいプレイができなかったのはチームとしても苦しかったハズ。

マッツ:A→5/13退団
B1に残留していたのであれば契約は無いかなーと思っていましたが、B2であれば別。
勿論1年での復帰を目指すのであれば満了も止む無しとは思いますが、Bプレミアを念頭に置くなら契約はアリだと思います。
B1復帰を目指すのであれば、滋賀がバーレルを補強したように経験豊富な外国籍選手を契約するのはアリだと思います。
ただ、個人的には長い目で信州ブレイブウォリアーズというチームを強くしてほしいと思っています。
彼はまだ若く、精神的に未熟で、アウトサイドの精度も低いです。
ただ、それを補って余りある身体能力の高さ。
きたるBプレミアにむけて、彼の成長に賭けてみるのも良いと思います。
と思っていたのに契約満了のリリース。
個人的には好きなタイプの選手なので、出来れば日本でプレイして欲しいなあと思ったり。

ブラント:C→5/13退団
当初は短期契約のはずが気付けば最終戦まで共に戦ってくれました。
彼に助けられたシーンは数知れずですが、来シーズンの契約は無いかなと思います。
IQの高さもあり、チームにフィットしていたと思いますが、如何せん機動力やシュートレンジの狭さ。
年齢からくる衰えもあるでしょうし、契約は無いのかなと思います。
と思ったらマッツと同じく退団のリリース。
今シーズン、中々ハドルを組むシーンが無かった信州で、合流の1試合目からハドルを組むように呼び掛ける姿に感動した記憶があります。
彼の未来に幸あらんことを。

まとめると
S:石川、栗原、ドンリー、キッド
A:サイモン、三ツ井、マシュー、マッツ(退団)
B:RJ、生原、星野、小玉
C:山本、ブラント(退団)
その他:マーシャル

こんな感じです。
個人的には、S~Aの7人は契約し、残りのロスター枠5人は新規。或いは、S~Aの選手と契約出来なかった場合、Bランクの何人かと再契約というのが理想かなと思います。

まだまだシーズンは終わっていなく、誰が市場に出るかわからない状況ですが、僕のイメージロスターとしては
ハンドラー:石川
ウイング:栗原、ドンリー、サイモン、三ツ井、キッド
ビックマン:マシュー
がスタートライン。

ウイングプレイヤーの配分としては、
栗原25分
ドンリー25分
キッド25分
勿論、キッドはインサイドで戦う時間もあると思うので、あくまでもイメージですね。

ここまで書いた様に、ウイングは再契約組で回せると思っています。
手を加えたいのはハンドラーとビックマンのところです。
ハンドラーのメインは石川ですが、バックアップとプレミアを見据えて若く有望な選手が欲しいところ。
ビックマンも同じ様な選手を獲得したいと思います。
パッと思いつく感じでは、
ガード:現西宮の綱井、元福島の土家、元新潟の高橋(香川へ移籍)、元横浜の田中
外国籍:元西宮のポーター、現滋賀のクリーナー、現山形のフィンケ
帰化枠:元富山のエドゥ
でしょうか。

勿論、外国籍選手は海外からの獲得を狙うのもアリだとおもいますが。
選手を獲得するうえで、メリットになるのが
プレミアのライセンスを持っている(だろう)
練習施設の充実(マイケルHCが希望しているし、今の社長ならそこの必要性も理解している)
の2点。

元々18チーム程度と決められていた上限数が撤廃されたとはいえ、20チーム前後のBプレミアの中に入れるであろう状況は獲得のメリットになります。
勿論、B1チームでBプレミアライセンス持ちのチームに入るという選択肢はあると思いますが、信州が狙うのは即戦力ではなく、これから全盛期を迎えるであろう選手をこのタイミングで契約し、Bプレミア開幕を見据えるというのを狙ってみるのも良いと思います。

また、練習施設の充実もマイケルHCが希望していますし、おそらくそこの改善はされると思います。
選手として専用の練習施設があるというのは大きな魅力だと思います。

チームの振り返り

降格。その言葉に尽きます。
昨シーズンの課題だった怪我人の多さ、そして遂行力の低さ。

昨シーズン終了後、僕は振り返りでこんなことを書きました。

現場スタッフ。アシスタントコーチであったりトレーナー、それはB1で戦っていくには十分でしたか?
怪我人やコンディション不良の多さ、それは選手の責任であったり、どうしようもない部分はあります。
それでも、これだけの怪我人が生まれてしまった事実、それを先ずは受け止めて欲しいです。

22-23シーズン信州ブレイブウォリアーズ振り返り&来シーズンに向けてより

結果的に、今年もこの課題を解決できませんでした。
そして解決できなかったが故、降格という結末を迎えたのかもしれません。
チームとして、1年でのB1復帰を目指すのかは分かりませんが、個人的には無理にそこを目指さなくても良いのではないかと思っています。
ホームゲーム最終戦でも木戸社長が述べられていた様に、目指すはプレミアでの優勝。となると、前述した課題を解決する為のシーズンにしても良いのかな?と思います。

各種報道によると、編成費は下げないとされています。
なら、その費用を即戦力選手につぎ込むのではなく、これから全盛期を迎える若手選手など安価で契約できる選手ですませ、コーチ陣やトレーナーといった要素に投資しても良いのかな?と思います。
たとえ1年での復帰が叶わずとも、プレミアで戦っていく下地を作る方が将来の信州ブレイブウォリアーズには良いと思います。

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