xRというバザールは何を接続するか[Tweet] 4 sabakichi / Yuki Kinoshita|Domain 2019年6月11日 12:55 (2019年6月11日に投稿した連続ツイートログより)AR業界とVR業界、建築業界と空間デザイン領域、Webとデザイン業界の感性とが再び一挙に集うのがxRの領域だと思っています。各業界がインターネットを中心とする情報技術により垂直統合され体系を獲得しつつありますが、境界領域的な水平統合はそれを受容するメディアの不在により果たされていません。— sabakichi / Yuki Kinoshita @拡張体験デザイナー (@knshtyk) June 11, 2019 時には人が支え大学が受容器としての役割を担っていたりとインスタントには様々な越境するための架け橋が設置されてきましたが、そこは不特定多数が“集う先”ではなかったのではないかと。通行を許可された人だけが通ることのできる道であり、リニアなパス、交易は一次元的な動きに終始していました。— sabakichi / Yuki Kinoshita @拡張体験デザイナー (@knshtyk) June 11, 2019 本質的に必要だったのは概念的な場としての空間、Volumeを持った市場であったのではないかと。それは現実には実装することが難しい(即時の情報流通/共有/交換/調整)性質を備えたメタな理想空間(コモングラウンドやパラリアルなどの先見的視点のそれ)であり、xRにより始めて実装が可能になった、と。— sabakichi / Yuki Kinoshita @拡張体験デザイナー (@knshtyk) June 11, 2019 要するに伽藍からバザールへの転換の拡張であり、知覚され得る空間を与える事で、コード以外の情報をもバザールの対象とする広場の誕生という事だと捉えています。これは人が扱うことのできる最大の知覚メディアが現実の物理世界であり、それを抽象化したものが空間という概念である事に起因します。— sabakichi / Yuki Kinoshita @拡張体験デザイナー (@knshtyk) June 11, 2019 空間という概念化された捉え方、抽象化の行為が、ようやく手段としてではなく、目的や結果側から意味を再付与することができるようになるのがまさしく今で、その事実は真に理想的な設計行為が誕生する期待に満ちています(私が感じているという話)。実体を持たない実態を設計できる土壌が整った訳です。— sabakichi / Yuki Kinoshita @拡張体験デザイナー (@knshtyk) June 11, 2019 数百年後にはメディアという語の意味が異なっているという確信がありますし、なんなら十数年後くらいにはすでに現実というものは一つではなくなっているかもしれません。私たちが知覚によって現実を構築している以上、その設計を書き換えることで都合の良い現実の実在を発生させる、そういう世界です。— sabakichi / Yuki Kinoshita @拡張体験デザイナー (@knshtyk) June 11, 2019 その世界でもやはり、公共の空間というものの価値が考えられていくだろうと思います。私たちの知覚手段が圧倒的に進化しない限り、3次元の空間が最大のメディアであることには変わりがなく、到達するのはその拡張と派生でしかないという限界があるのかもしれません(まぁこういうのも覆せるのが人類)。— sabakichi / Yuki Kinoshita @拡張体験デザイナー (@knshtyk) June 11, 2019 理想的世界では、環境の要請などはなくなり、すべては身体と体験に収斂していくため、より人間が自らの身体と知覚行為に対して鋭敏なリテラシーを持つようになることと思います。そしてそこでは逆に物理世界のレイヤーが持つ“鈍感さ”が再確認されることにもなるような気がしています。— sabakichi / Yuki Kinoshita @拡張体験デザイナー (@knshtyk) June 11, 2019 これらの再評価のプロセス、理想的な設計の付与と書き換え、設計行為と設計者の職能と価値の拡大、そして空間的バザールでの交易体験とが複雑に絡み合い、次なるインターネットの世界を築いていくと私は考えています。火蓋を切るのはxR、すべての人が設計者になる時代を目指したい(複雑なこなみ)— sabakichi / Yuki Kinoshita @拡張体験デザイナー (@knshtyk) June 11, 2019 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #Twitter #VR #空間 #AR #XR 4