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2024/05/16(木) 日記。いのっちの電話。キムタクのドラマ。別れの唄。

昨日から読んでいる坂口恭平さんは、本当に凄い人で、
日本に自殺者が年間2万人もいることを憂いて、
自分の携帯番号を「いのっちの電話」と名付けて公開し、
死にたい人からの相談を受けているのだ。
到底真似できない。
僕なんかはひとりの人間の愚痴すら、めんどうくさくて聴いてられない。

夜ごはん、海鮮丼と焼きうどん。

木村拓哉のドラマ。
僕は楽しんで見ているのだが、評判が悪いとかいう声も聞く。
そこまでマイナスの評価がされるとは分からない僕の感性が鈍いのか。
キムタクは、好きでも嫌いでもない。
かっこいいとは思うが、それがもう古い?
まあ、ベタなドラマではあると思うが、そこまで酷いかな?
(今ネット記事のコメント欄を見ると、さんざんな酷評だらけで、
大勢がここぞとばかりに木村拓哉を叩いている。地獄。)

きたやまおさむさんの「むなしさ」に関する本を読んで思い出したのだが、
河島英五さんのライブアルバム「LIVE てんびんばかり」のラストを飾る「別れの唄」。
河島さんはこの歌をおそらく客席か、舞台の前方かわからないが、
マイク無しで歌っているのだ。
だから、最初レコードを聴いていて、音があまりに小さいので「故障かな?」と思ったくらいだ。
今だといくらライブ盤でもありえないかもしれないが、その音量もあいまって、
別れのときの「むなしさ」が、レコード上でうまく表現されている、と、突然悟った。
あまりに小さい音量のせいと、後半、お客さんにシングアウトを促すのに、歌詞をメロディの前にいちいち言うので
サビがよくわからない状態になっており、最後まで聴かずに針を上げてしまいがちな曲だが、
それらを差し引いて、あるいはそれらをも良い効果を狙ったもの考慮に入れてじっくり聴くと、歌詞もメロディも素晴らしい楽曲で、今、脳内で再生して感動している。

何もかも愛しい、何もかもむなしい。。。

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