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【ゲーム感想】龍が如く8 ※ネタバレあり

ずっと楽しみにしていた龍が如く8をやり始めて2か月、
ようやくメインストーリーをクリアすることができた。
プレイ時間は80時間くらい。
ゲームをプレイした感想を書いていく。

龍が如くシリーズのプレイ歴

4年前に龍が如く極を購入して、初めてこのシリーズに触れた。
それから、7外伝までのナンバリングを一通りプレイしてきた。
(ジャッジシリーズも含む)

良かった点

本当の「桐生一馬伝説、最終章」

龍が如く6のテーマが「桐生一馬伝説、最終章」だったが
あの結末には納得いかない人が多かったと思う。
(個人的には、まああの結末で仕方がないのかなぁという感じだった)

だが、去年龍が如く7外伝が発売されて
桐生一馬の物語が再び動き出し
今作、龍が如く8で本当の最終章を迎えることになった。

自分の名前を失い
過去に出会った人たちと再会することが叶わなくなった桐生が
春日の仲間たちと過ごしたり
伊達さんの協力により、大半は直接ではないが
過去に出会った人たちと再び出会うことができたり
最終的には、(おそらく)大道寺から解放されて
遥とハルトのところに戻ることができたりと
6で救われなかった桐生への救済が行われたことが良かった。

罪の償いと人生のやり直し

今作のテーマの大部分。(だと思う)

ストーリーの最初では、東城会・近江連合の解散により
行き場を失ったヤクザたちを、春日は救おうとしていた。

また、最終的に
春日は三田村英二に対して
罪を償い、人生をやり直させようとしたし
桐生はヤクザの被害者である海老名に対して
ヤクザを代表して、今までの罪を償い
赦してもらおうとしていた。

世間は、一度でも間違いを犯した人間に対して
ずっと厳しい眼差しを向け続ける。

だが、人間は状況次第で
誰しもが何らかの間違いを犯してしまう可能性がある。

だから、その人が罪を償い
人生をやり直そうとするのであれば
それを非難せずに応援すべきなんだということを
本作を通じて認識することができた。


そういえば、少し話は変わるが
今作では、Vtuberが嘘の情報を流して
世間がそれに騙されるという展開が何回かあった。

現実世界でも、嘘か本当かわからないのに
ネットの情報によって、人を叩いたりしている人がいる。

本当のところは、当の本人たちしか分からない部分もあると思うので
根拠のない情報を元に人を叩かないように、より一層意識を持っていこうと思う。

広大なMAP、豊富なミニゲーム

今作は、新MAPのハワイに加えて
従来のMAPである神室町・伊勢佐木異人町もある。
ハワイは伊勢佐木異人町の3倍の広さがあり
行ける場所がとんでもなく広い。

また、今作は
フィールドを歩いているときに曲を流すことができる。

龍が如く以外にも、SEGAの有名なゲーム(ペルソナ3とかぷよぷよとか)の曲が流せる。
(プロセカのBGMが流せることにはさすがに驚いた)

また、DLCのBGM変更アイテム「CD」カラオケ楽曲コンプリートパックを買えば、過去作の人気曲が流せるようになる。

そのラインナップを見た瞬間に、勝手に手が動いて
いつの間にかDLCを購入していた。

龍が如くの曲といえば、「ばかみたい」が有名だが
個人的には、龍が如く7外伝で登場した「さよならSilent Night」がかなり好きだったので、MAPを移動しながら聴くことができて嬉しかった。


さらに、今作はミニゲームも豊富だ。
クレイジーデリバリーやスジモンバトル等、色々なミニゲームがあるが
やはり、なかでも存在感があるのはドンドコ島だと思う。

龍が如く版どうぶつの森とか言われているドンドコ島だが
これが本当に時間泥棒だった。

しかも、前述したBGMがこちらでも流せるので
龍が如くの好きな曲でプレイリストを作り、無限ループしながら遊ぶことができた。

微妙だった点

メインストーリーは7の方が良かったと思う

龍が如く8は、メインストーリーだけ見ると
正直そこまでではなく(3~6とかと比べると断然良い)、龍が如く7のほうが面白かったと感じた。

ただ、桐生パートのエンディングノート等
過去シリーズを一通りプレイしてきた人にぶっ刺さる要素がたくさんあり
総合的に見ると、良い作品だったと思う。

パーティメンバ

今作のパーティメンバは、春日と桐生でそれぞれ5人ずつとなっている。
戦闘は4人なので、一人だけ余るし
あまりパーティの幅が広がらないのが微妙だった。

あと、ハンジュンギの加入が遅いのも気になった。
7ではお気に入りキャラの一人だったので、早く使いたかったのだが
合流するころには最終章の手前で、あまり使うことができなかったのが残念だった。

ラスボス(海老名)が強かった

桐生パートのラスボスである海老名が強かった。
春日パートのブライスと比べても明らかに海老名のほうが強い。

道中も苦戦しながら、なんとか進んでいたのに
ラスボスが強すぎて絶望しかけてしまった。
しかも、ラスボス直前まで行くと
レベル上げすることもできないので
最悪、ミレニアムタワー突入前に戻ってレベル上げする必要がある。

ちなみに私は、何回もコンティニューすることになったが
装備を見直したりして、なんとか突入前に戻ることなく倒すことができた。
(倒したときのレベルは48ぐらいだったと思う)

終わりに

ものすごいボリュームで遊びごたえ抜群のゲームだった。
プレイすることができて本当に良かった。

色々と学ぶことも多い作品だったと思う。
(上記記載以外にも、原発とかの問題もあったり)

また、過去作品の人物が大量にでてきて同窓会状態となっており
シリーズファンにはすごく良い作品だったと思う。

あまり普段はトロコンとか気にしてなかったけど
今作はトロコンまで頑張ってみようかな。

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