見出し画像

iPhoneにも欲しいAndroidの地味機能3選

iPhoneは最高、iOSは微妙

突然だがみなさん、iPhoneはお好きだろうか。
私はもちろん大好きだし、これを読む9割以上が同様に答えるだろう。

無理もない。iPhone14Proなんか最高だ。
あのサイズにハイエンド、三眼カメラ、大型センサー、長時間バッテリーを詰め込む技術力。スマートフォンの頂点と言わざるを得ない。
例え熱心なAppleアンチでも、「あげます」と言われれば突っぱねることはできまい。まあ高く売れるし

加えてこの高級感
まあケースで隠れちゃうけども

では次の質問。みなさんは、iOSが好きだろうか。
これは意見が分かれると思うが、私はノー。
なぜなら、ライバルであるAndroid OSに明確に劣るからだ。

というのも、AndroidにできてiPhoneにできないことってのは結構多い。
しかもそれがまぁ…地味なんだ。
実用上は問題はないんだけど、地味に不便。
それが毎日長時間使うもので頻発するんだから、まあそりゃ嫌いにもなる
本当に、なんでこんなこともできないの?の連続だ。

「じゃあ使わなきゃ良いじゃん」
ってのはもっともなんだけど、先述の通り、iPhoneは魅力的なんだ。
私も14Proが欲しくてしょうがないし、15だって心底楽しみにしている。

だからこそiOSが気になってしょうがない。
せっかくガワはいいものを作るんだから、OSもライバルを見習ってほしい。
この中にAndroid OSが入っていれば…!なんて思わせないでほしいんだ。

そんなわけで、今回は一刻も早くiPhoneに搭載してほしい「Androidの地味機能」を3つ厳選して紹介していきたい。

1.音量調節

もちろん音量ボタンで操作できる範囲の話じゃあない。複数の音源を個別で調節できないってことが問題なんだ。

ちょっとわかりにくいと思うので、実例を挙げよう。

例えば、LINE通話中にゲームの音量を別個に変更することができない。通話中に音量ボタンで変更できるのは「通話音量のみ」なんだ。ゲームやってる人ならわかると思うけど、これは超不便。
つまり、あらかじめゲームの音量を適切にしておかないといけないってことだ。運が悪けりゃ通話中は爆音、もしくは消音縛りを強いられることになる。
せっかくゲーム性能が高いのに、なんとももったいない仕様だ。

ご覧の通り、ゲーム画面でも通話音量しか変更できない。
これは動画や音楽でも同様だ。

「Discord使えばいいじゃん」ってのはその通りなんだけど、そういう話じゃない。できないことがそもそもおかしい。
PCやAndroidでは普通にできるし、単純に不便だ。

Androidの音量設定画面

もう一つ例を挙げると、「アラーム音量」と「通知・着信音量」を個別に設定できない。これもイカれている。「眠りから叩き起こす音量」と「通話やメッセージの着信を知らせる音量」が同じで良いわけないだろう。

実用性を考えると、多くの人が通知の最適音量に合わせると思う。
となるとアラームは、通知音で起きれる人しか使えないってことになる。
もしくは通知をバイブのみで割り切るって方法もあるが…いずれにせよ、片方が制限を受ける謎仕様なんだ。

もしやApple社員は全員キリンなんだろうか。意味不明。

キリンは音に非常に敏感

2.カメラショートカット

「いや背面タップがあるじゃん!」って言いたい気持ちはわかる。
違う、物理ボタンに割り当てたいんだ。

「設定」>「アクセシビリティ」>「タッチ」
この他にも、さまざまな機能の割り当てができる。

そもそも背面タップは不完全な機能だ。
机に置いたときに誤作動するし、ケースによっては感度最悪だ。
それより何よりスマホの背面を指でバンバンする行為が、果たしてスマートなんだろうか?「シェイクで取り消し」と同じくらい不審行為だと思う。

さらに言えば、背面タップも画面を点灯させないと使用できない。
つまりiPhoneは、カメラを使うためにどうやっても待ち受け画面と相対しなければならないんだ。

対するAndroidはというと、背面タップの実用性こそドングリの背比べだが、「カメラをすばやく起動」という神機能がある。

設定>システム>ジェスチャー>カメラを素早く起動

なにが素晴らしいって、その機動力だ。
この機能のお陰で、スマートフォンがもはやコンデジと変わらない使用感に到達する。それくらい物理ボタンであることの意義は大きい。
もちろん「電源ボタンをダブルクリック」だから、失敗が全く無いわけではない。それでも、あるとないとでは格別の違いがあるんだ。

写真において最も重要なのは、その瞬間に立ち会えるかどうかだ。
決定的瞬間を「画面見てて見落としました」じゃあ話にならない。
タッチパネルが発達した現代において、ハイエンドなカメラが数多くの物理ボタンを採用する理由もここにある。確かに画質や連写性能なんかも大事だが、それは起動や機能の呼び出しが「高速かつ確実」にできる前提の話だ。

その点において、iPhoneはどこまでいっても「カメラ付き携帯」にしかなれないし、Androidはもはや写真機と言っても差し支えない域にいる。それを分つのがこのカメラショートカットの有無なんだ。

「いや、携帯のカメラだし…そんなガチのカメラと比べられても…」と思われるかもしれないが、すでにiPhoneのカメラはその辺のコンデジの性能を超えてしまっている。もはや「カメラを買う」or「iPhoneに買い替える」の天秤が十分成立してしまう。それだけの実力を持っているんだ。
それだけに、この一点が残念でならない。

ちなみに、Androidにはシャッターボタンを備えた機種も存在する。
長押しで起動、半押しでピント合わせまで可能。

3.再起動ボタン

最後にとびきり地味で申し訳ないけど、個人的にはものすごく引っかかる。

スマホは基本的に、スリープ運用前提で作られている。とはいえ、再起動するタイミングも少なくない。
諸々の不具合に対して、ユーザーの取れる対応が「再起動」と「初期化」くらいしか存在しないからだ。

しかしiPhoneには「再起動ボタン」なるものが存在しない。なぜなんだ…「我々のスマホは再起動など不要!完璧に動作するのだ!」ってことなんだろうか?目を覚ましてほしい。

いやもちろん「電源オフ→電源オン」で再起動自体はできる。
だから実用上問題はないんだけど、いかんせん面倒なんだ。

というのも、唯一の情報源であるディスプレイは、端末の電源が完全に切れる前に消灯してしまう。つまり完全に電源が落ちるのはいつなのか、いつ電源ボタンをもう一度押したら良いのか、これが全くわからないのだ。

すなわちユーザーは「スライドして電源オフ」の後、そろそろ電源が落ちた「気がする」みたいな非常に曖昧な感覚に頼って電源ボタンを押すことを要求される。
面倒だ…この15年間誰も疑問に思わなかったんだろうか。

「おいおい、これくらいで面倒くさがるなよ」って言いたい気持ちはわかるけど、そうじゃない。別に手間だからって怒っているわけじゃあないんだ。
スペース的にも技術的にも問題ないはずだし、あったほうが確実に便利。
無い理由が無いのに無いから不服なんだ。

大体、Androidスマホは再起動ボタンを押して放置で完了する。
めっちゃ楽じゃん…ってより、これが標準だ。
Windows、PS5、Switch、なんならMacにだって再起動ボタンは存在する。
そう、iPhoneだけだよ

結論:改善お待ちしてます。

いかがだったろうか。

Androidユーザーの方々は驚かれたことだろう。
そう、iOSって実は結構ポンコツなんだ。
オンボロイドと馬鹿にしてくる友人は「でもそれ、音量調節すらまともにできないよね?」で撃退できるから、ぜひ試してみてほしい。
責任は取らない。

さらに追い討ちをかけると、ホーム画面の好きな位置にアプリを配置できないし、

Androidなら愛犬の顔を隠さないように配置できる

さらに「一文字進む」や「一文字もどる」のキーが無い。

いや必要だろ

あと、もはや充電端子の互換性については触れないが、それにしたって今どきUSB2.0なのはダメだろう。
「映画撮れます!4K撮れます!」でも転送に時間かかるんじゃあ使い物にならない。
…いや、これはハードウェアの問題か。

まあともかく、せっかくハードは超優秀なんだ。
ファンの信心を試してないで、もう少しユーザーに寄り添ってほしい。

改善お待ちしてます。

iOSのロゴAndroidOSのロゴ再起動のロゴはicons8さんからお借りしています。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?