見出し画像

【カターレ富山】耐えた末にやってきたGKの見せ場 ルヴァンカップ2回戦 カターレ富山 対 清水エスパルス

1 ハイライト

試合のスタッツ

2 スタメン

スタメンは、リーグ戦からGK田川、DF安光、MF河井以外は入替え。
DF今瀬とMF井上は今季公式戦初出場となる。
システムは4−2−3−1で、GKは田川。
4バックは右から西矢、川上、今瀬、安光矢。
ボランチは、河井と瀬良。中盤は右に松岡、真ん中に井上、左に布施谷。
1トップはマテウス。

サブは、GK齋藤、DF神山、大迫、MF坪川、伊藤、椎名、髙橋馨希、FW碓井、松本。

清水は直近のリーグ戦からスタメン全員を入替え。
試しにこの日のスタメンのそれまでのリーグ戦出場時間の合計は1,358分。
一人当たりにすると約123分、そして1試合当たりにするとここまで11試合なので11分。
つまり、リーグ戦ではほとんど出場していないメンバーでのスタメンだった。

3 清水のペースに慣れて延長へ

開始直後から清水がボールを支配し、攻める時間が増える。
15分、清水は波状攻撃でシュートを狙うが富山が守り切る。
16分、富山は高い位置でボールを奪ってMF井上がシュートを打つが大きく枠を外れる。
19分、清水はパスワークで富山のゴール前まで進入し、右サイドDF北爪のクロスにFWドウグラス タンキが頭で合わせるもクロスバーに当たる。
20分、富山のMF河井が清水の選手を倒してイエローカード。

ここまでは清水がいい流れで試合を進めている。

33分、カウンターから富山の選手が攻め上がり、MF瀬良がミドルシュート。
30分を回ってから富山も攻撃ができるようになってきた。
36分、清水の選手がミドルシュートするもGK田川が防ぐ。
38分、清水のMF白崎がミドルシュート。

雨は降り続いている。

前半はそのままスコアレスで終了した。

後半開始にあたり、選手交代はなし。
51分、清水は富山の守りを真ん中から突破したMF郡司のシュートはGK田川が防ぐ。
55分、コーナーキックの流れからのDF高木のシュートは右に外れる。

56分、富山は足を痛めたMF井上に代えてFW碓井。

61分、カウンターからのFWドウグラス タンキのシュートは枠を外れる。
62分、富山のFWマテウスのミドルシュートは枠の上に外れる。
63分、ペナルティエリア内でFW碓井がトラップした直後に倒されるが笛は鳴らず。

碓井が入ってから富山もチャンスを作れるようになってきた。

67分、富山のDF安光にイエローカード。
70分、清水はFWドウグラス タンキに代えて千葉、MF郡司に代えてFW川本。
72分、富山はMF松岡に代えてMF伊藤、DF安光に代えてDF神山。

73分、清水の左サイドでのDF西澤のフリーキックはわずかに右に外れる。
75分、清水のMF松崎が右サイドから切り込んで左足でシュートするも枠を外れる。

79分、清水はMF西原に代えてFW安藤。
80分、富山は右サイドのMF布施谷のクロスにDF神山が頭で合わせに行ってコーナーキックを獲得。
続くコーナーキックは最終的にFWマテウスのシュートが左に外れる。

富山はだいぶ戦えるようになってきて、清水の勢いが弱まってきた。

84分、右サイドに走り込んだ富山のFW碓井があげたマイナスのクロスをDF西矢がシュートするが、枠を大きく外れる。
さらに85分、MF瀬良がゴール前でミドルシュート。これは相手GKに防がれる。
87分、MF瀬良のパスカットし、FW碓井につなぎ、シュートまで行くが、枠を外れる。

富山もチャンスを作れるようになり、完全に流れが変わった。

このままスコアは動かず延長戦へ。

4 PK戦でも粘って3回戦へ

96分、清水のMF成岡のミドルシュートは枠を越える。

97分、途中交代で入ったFW安藤に代わりMF小竹。
98分、富山はMF布施谷に代わり髙橋馨希。

100分、清水のフリーキックからこぼれ球をDF北爪が遠い位置からシュートを狙うが大きく外れる。
104分、富山のMF髙橋馨希がクロス気味に中へ入れると相手GKがキャッチ。
延長前半でもスコアは動かず。

106分、富山はFWマテウスに代えてFW松本、MF河井に代えてMF椎名。

107分、清水のフリーキックから最後はFW千葉のシュートで終わるが枠を外れる。
108分、富山のMF瀬良が競り合いからボールを持ち出してシュートを狙うも相手GKに阻まれる。
ここからコーナーキックが2本続くが防がれる。
110分、清水はMF松崎に代わりMF川谷。
113分、清水が右サイドでフリーキックを得るが、富山が守り切る。
114分、清水のMF川本のミドルシュートはGK田川がキャッチ。

延長後半は清水が押し気味。

120+3分、富山はFW碓井がコーナーキックを獲得。
このコーナーキックにFW碓井が頭で合わせるもゴールポストに当たり、その後間も無く延長後半終了。
PK戦で決着をつけることになった。

PK戦を行う場所は富山サポーターが集まるゴール前で行われた。
5人までの間に1人ずつ決められず、6人目に。
ここでも両チーム決められずに、7人目は両チーム決める。
そして迎えた8人目は両チームともゴールキーパーが蹴ることに。
ここで富山のGK田川が決め、続く清水のGK沖のシュートを田川が止め、富山が試合を制した。

試合のMVPは文句なしにGK田川。
そして続くのはMF瀬良ではないだろうか。
これで3回戦はJ1の昨年のチャンピオン神戸に決まった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?