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君死にたまへ

恥ずかしいことに、「希死念慮」という言葉の意味を知ったのはつい最近です。(「メメント・モリ」についても同じく)
心の病み、という自分の身に起きている事象について、最近まであまり外界から情報を得ようとしていなかったことが起因しているのでしょうが、それにしてもちょっと恥ずかしい程無知ですね。
原子力発電の仕組みとか哲学問題とかは好きなので無駄に知見があるんですけども。恐らく武器にしようがないので一生懐に収めています。


希死念慮を胸に抱いたのは、多分小学五年生の時です。
元々私の家庭環境が不安定だったのが、いつのまにか幼馴染の方が偉いことになってしまって二人でどん底に落ちていました。
その子は学校にも来なくなって、引きこもりになって、その後精神科に入院したりしました。
その頃、私はいつも、幼馴染と幼馴染の家族を殺してしまおうと考えていました。そしたら私も死のうって。
まあ危ない状態でしたね。私が所詮普通の人間だったお陰で皆様息災でございます。オホホ。

しかし、鬱は心の癌。
1度抱いた希死念慮は必ずまた現れるものです。
父親が死んだりなんだりしたお陰もあり今こうして、「07/病み垢」などとやっているのですよ。ガハハ。

いやしかし、私もまた少し疲れてきました。以前の投稿で記した通り、今は姉からの騒音被害で「手首をシュッシュ、お薬モグモグ!」です。
ここいらで何か一発やらかしてしまいそうだなという焦燥と、こんな度胸のない人間が行動を起こせるわけが無いという情けなさで、毎夜脳内がおどろおどろしいねぶた祭りです。

自分をどうにか守らなきゃ生きていけない。
しかし、私のような本当に弱い生き延びる力が無い人間は、自分を脅かす他人さえ攻撃することができないのです。
自分のMPを削って、回復術をかけ続けることしかできないのです。
このまま逃げ続けていけばそのうちジリ貧になってゲームオーバーってオチでしょうが、だってそれ以外に選択肢が無いんだもの、しょうがないんだもの。
あぁ、誰かが味方になってくれるというなら話は別なんですけど。頭のいい年上のTwitterをやっていない男性、お待ちしてます。

さあ、もうそろそろ新生活という奴がスタートです。
キラキラした高校生になれるでしょうか。はたまた希死念慮に蝕まれた闇色の高校生になるでしょうか。
今苦しんでいる可哀想な私が少しでも糧になって今より少しでも明るくありますようになんて、死にたい癖に願ってしまいます。

楽しんだっていいよ。悪いことじゃないんだから。
君死にたまふことなかれ。

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