儘ならぬことばかりがつづくが、とりあえず、生きよう

しばらくの放置からの、立て続けの検査
検査の重さが違う
内容、身体的負担、何より、メンタルの負担
削られる
何かと聞かれたら答えるのが難しいけれど、削られる
一つ一つの結果の影響が大きすぎる
決めることが多すぎる
予定になかった検査が増えることへの不安
髪の毛は残せるのかな
とりあえず、今のうちに、やりたい色にしてやろうではないか
確実にあるうちにやりたいことをやっておこう

仕事だって待ったなしだ
プレッシャーが半端ない
出来ることなら、仕事なんて放り出したい
自分の今後のことだけ考えたい
反面、生きていくための治療なのだから、その先には仕事への復帰も含まれているわけで、ここでおざなりにしてしまうと、数ヶ月後の自分がしんどくなる
とはいえ、戻れる保証のないポジションにおける仕事の責任と未来の計画を立てろと言われても、どうにも気持ちは定まらない

数年の積み重ねが、数ヶ月でリセットされてしまうのが現実だろう
だったら、数ヶ月と言わずに半年くらい休んでしまおうかなんて思ったり

とにかく、定まらない
ここ数年、ほどよいプレッシャーの中でもそこそこ心地よく働いていたのに
その環境ごと掻っ攫われるんだろう

仕事は生活のためにしているタイプなので、今ここで宝くじとか当たったら、秒で、長期療養を手に入れる方向に策を練られるのに
悲しいかな、働かないというのは無理な話なので、復帰を急ぐ方法を模索するしかない
急いだところで、元の平穏な生活になる保証はない
転職も身体が立て直せない限りは無理だろう
在宅で仕事をしたい、それを叶えてくれたら、そこそこ良い仕事するタイプなんだけどな
悲しいかな、そんな職場というのはあまりないもので何かと出勤を促される
個人事業主も考えなくはないけど、それにはまだまだ技術とそれを証明する資格が足りない
他者を納得させるのに、資格は有効だと思う
この療養を利用して、資格を取るのもありだなーと、とりあえず、某あなたはできる!の通信教育でも眺めるか

在宅でも仕事ができて、ある程度の収入が得られる資格ってあるのかな

そんなことより、まずは病気治すことに全力傾けたいのにな
自分の身体のことだけ考えたい
先のことなんて心配しないで、自分の身体のことだけ考えていれば良い世界線がほしい

とりあえず、現実からの逃避行のために、週末は新しく買った洋服を着て、水族館がプラネタリウムに行こう
暗くて静かなところで無になりたい





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