ずっと待ち続けていたチャンス
沢山のポコチャライバーの中から「さあやん」という存在を見つけ出して、今日この日まで私を「ライバー」で居させてくれた全ての皆様へ。
そして、今このnoteを読んで下さっているあなたへ。
この度、私は本日10月22日(日)正午からスタートする「MVイベント」に参加させていただきます。
今回のnoteでは、本イベントに参加する経緯や想いについて書き綴っていきたいと思います。
気が付けば、こうしてイベントの度に「参加表明」のような形でnoteを執筆し始めて、もう3年が経過しました。
一人でも多くの方に想いが届くように…
ありのままの気持ちをお伝えしていきますので、ぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです。
自分の殻を破るきっかけに
私のことを以前から知ってくださっている方は既にご存知かと思いますが、
私は「年4回、決まった月にしかイベントに参加しない」という自身のルールの下で配信活動を行ってきました。
Pocochaでは、毎日ランクメーターとの戦いがあり、毎日がイベントのような感覚で過ごしています。
だからこそ、日頃からリスナーさんにワクワクしたり楽しい時間を過ごしていただけるように、
イベントにあまり参加しない代わりに、企画などをコンスタントに行うようにしてきました。
私がイベントに参加すると決めている月は「3・6・9・12月」。
これらの月以外に目ぼしいイベントがあっても、「自分のアイデンティティに反するから」と涙を飲んでエントリーを見送ってきたことも何度もありました。
イベント参加月だった先月9月には、誕生日を記念して「オリジナル曲」イベントに参加。
沢山のリスナー・ライバーさんの熱い応援のお陰で、見事1位を勝ち取ることができました。
そもそも、なぜ私はそこまで「年4回」にこだわり続けていたのか。
その裏側には、ずっと変わることのできない私の「性格」が大きく関わっていました。
私は、幼少期から自分のやりたいことや欲しい物を素直に伝えることが苦手でした。
配信でも何度かこのお話をさせていただいたことがあるのですが、小学生の頃、父に「駄菓子屋に連れて行って欲しい」とお願いするために、
わざわざ紙に“連れて行ってくれますか?はい・いいえに○を付けてね!“と書いたものを渡して気持ちを伝えたことがあります。
私のやりたいことは何でもやらせてくれるようなとても優しい両親だったのですが、こればっかりは性格の問題。
何をお願いするにも遠回しになってしまう私は、「欲しいなら素直に言えばいいのに…」と言われたことも多々ありました。
人って、大切な人には「こう思われたくない」という“防御反応“みたいなものが自然と生まれるものだと思っていて。
断られたらどうしよう、嫌われたらどうしよう…
そんなことばかり考えているうちに、自分の気持ちを上手く伝えることができなくなっていました。
リスナーさんも、私にとっては大切な家族のような存在です。
「1日でも、1ヶ月でも長く一緒に居たい」
そう思って、私なりにこれまでライバー活動を続けてきました。
「イベントは年4回」と自分の中でルールを決めたのも、その理由の1つ。
イベントで勝ちに行くともなると、普段のランク維持以上の応援ポイントが必要不可欠になってしまうため、
その分リスナーさんに掛かる負担も大きくなってしまいます。
そこで、イベント月と回数をあらかじめ決めておくことで、常にリスナーさんとの歩幅を合わせて歩いていけるようにしたのがキッカケでした。
そんな私が、今回「10月」にイベントに参加するのは初めてのこと。
3年10ヶ月のライバー生活の中で、自分の殻を破るような気持ちで今回のエントリーを決めました。
私たちの宝物を、またひとつ
そんな私が今回参加するのは「オリジナルMV」イベント。
MVイベントは、2022年9月にスタートした比較的新しいイベントで、
・2022年9月
・2022年12月
・2023年2月(確かその辺りでした)
というように、開催が不定期なのも特徴です。
私は昨年、誕生月である9月にこのMVイベントで入賞を逃し、リベンジマッチとして参加した12月に入賞を果たしました。
(※こちらが入賞した時のMVです!ぜひご覧ください…!)
この「Heavenly Front」というオリ曲は、私たちが初めて掴んだオリジナル曲で、ファミリーにとって最も思い入れの深い楽曲です。
日頃から仲良くしてくださっているライバーさんも、配信で歌ったり、BGMに使ってくれたりしています。
この楽曲を勝ち取ったオリジナル曲イベントは「2021年2月」。
その2ヶ月後にデモ音源を受け取った時、私は重度の声帯結節を患っており、回復してレコーディングが出来たのは同年10月でした。
そこから2022年1月、入賞から約1年という時間をかけてようやく初のオリ曲がリリースされました。
ただ、当時のイベントを応援してくださったリスナーさんの中には、もうその頃には配信で会えなくなってしまった人もいらっしゃいました。
それでも、この楽曲がリリースされた時には、配信を飛び越えて沢山の方に届きました。
リスナーさんやライバーさんだけでなく、両親や友人…みんなの喜びの声が嬉しくて、夢のような気持ちだったのを覚えています。
地元・青森に帰省した時に、父が車内で無限に私のオリ曲を流していたのを見た時は笑ってしまいましたが…(笑)
そして、2022年12月には、そんなオリ曲のMVを作れるという「私にとって最高のプライズ」のイベントで入賞。
オリ曲が出来上がった時にリスナーさんから沢山上がっていた「MV作りたい!」の声が、形になった瞬間でした。
私は現在、制作中を含めて6曲のオリ曲があります。
オリ曲の良さは、「歌を聴くたびにその時の感情や熱量が蘇る」こと。
リスナーさんに「どの歌が一番好き?」と聞くと、自分が応援して勝ち取った時の楽曲を答える人が多いのも、それだけ思い入れが深くなるからだと思います。
ただ、これだけ長くライバーを続けていると、新しい出会いが沢山あると同時に、別れも沢山あります。
「この歌の時のリスナーさん、あんまり今はいないね…」
なんてことも、これからもっと増えていくかもしれません。
(プロフィールとかもそうですよね。私のオリプロは3年半前の物ですが、気が付いたらほとんど持っている人がいなくて、ある意味幻になっています…w)
このMVイベントは、そんな「自分には思い入れが深くなかった一曲」も「特別な一曲」になるイベントです。
これだけ沢山のオリ曲がある今だからこそ、
より一層それがみんなにとっても私にとっても大切な物となって欲しい。
「一緒に掴み取った」という特別な気持ちを、今のファミリーやこれから出会う皆さんに味わっていただけたら嬉しいです。
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
冒頭でもお話しした通り、今回のイベントは「自分の殻を破る」気持ちでエントリーさせていただきました。
MVイベントは、私もファミリーも「必ずもう一度参加したい」と思っていたイベントでしたが、
不定期開催ということもあり、今年は一度もタイミングに恵まれずに10月を迎えていました。
今年の残るチャンスは12月…と思っていたところ、ポコチャ公式のX(旧Twitter)に「年内の音楽系イベントスケジュール」が発表されました。
残念ながらその中に「MVイベント」の文字はなく、もう今月しかチャンスがないと思いファミリーに相談したところ、
みんなが快く背中を押してくれたことで、今回のエントリーに至りました。
エントリーがスタートしたのは、10月12日。
直後に一番乗りでエントリーボタンを押し、そこから10日間は通常配信を一切行わず「温存期間」を設け、ようやく迎えたイベント当日。
10月は、この7日間に私の持てる力の全てを注ぎます。
どうか、ファミリーのみんなも信じてついてきてください。
臆病な私が、こうして「イベントに出たい」と言えたのは、いつも応援してくれているみんなのお陰です。
自分の殻を破るときに一番必要な「勇気」を、みんながくれました。
素直に「チャレンジしたい」と言える自分、
限界を超えて頑張る自分、
欲しかったものを手に入れて輝いている自分…
それはどれも、今までの私だったら見ることができなかった自分でした。
背中を押してくれて、本当にありがとう。
ーーーこのnoteを最後まで読んでくださった「あなた」へ。
私のファミリーは、とても素敵なファミリーです。
ただ、これまでの戦いも全て「沢山の人に支えられて」勝ち抜いてきました。
新たな挑戦で私はもちろん、ファミリーもとても不安な気持ちですが、やるからには精一杯を尽くして戦います。
どうか、ほんの少しでも、あなたの力を貸してくれたら嬉しいです。
配信でお会いできるのを楽しみにしています!
さあやん
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