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中村菜月「あなたの祈り方でこの世のことを教えて」

先週まで吉祥寺でやっていた中村菜月さんの個展「あなたの祈り方でこの世のことを教えて」。日本画で使う岩絵具を何層にも重ねて綺麗な色彩を作る画家さんで、ずっと行きたい行きたいと思いつつ、気がついたら展示最終日。バタバタしながら子どもと一緒に行ってきた。

会場はギャラリーiro。吉祥寺駅とムサビ吉祥寺校の中間くらいにある場所。昔ムサビ通信講座に通っていた時、スクーリング授業の度に目の前を通っていたはずなんだけど、綺麗さっぱり全く覚えていない。。。まあ僕が通っていたのはもう10年くらい前だから、そりゃいろいろ変わるよね。

gallery iro

中村さんの展示は2階。
(1階には2つスペースがあって、どちらも別々の方が展示をしていた)

入り口。

1階奥の受付で1人300円を払って2階へ。僕は足が悪いので急な階段にヒーヒー言ったけど、ちゃんと手すりがあって良かった。
靴を脱いで部屋へ上がります。足の裏から伝わる床の感触がアットホームでほっとする。今までいろんな展示を見てきたけど靴を脱ぐギャラリーは初めて。足元が解放されると気持ちまでちょっと解放されるようだ。子どもは早速寝そべっている。いいな僕も寝そべりたい。

最初に目に入ってきた絵が、草原の中を2匹の白い動物(羊?)が楽しそうに飛び跳ねている絵。ビュービューと吹きつける風の音が聞こえてきそうな躍動感がある絵に目が釘付けになる。そして白い動物がもふもふで可愛い。しろくてもふもふしているものは大抵かわいい。宇宙人がいるとしたらこういう外見であって欲しいと願う。

風の音まで聞こえてきそう。
空想の素晴らしさよ。威厳も感じる。
夜雰囲気と綺麗な線が綺麗。
小さいけど幻想的で魅力的。
全く違うタッチの荒々しさ。でも全体のフォームにユーモラスさがあって惹かれる。
幻想的で綺麗。よくみると何層にもなっている。
黒い背景の上でこそカラフルな色は目立つんですね
何層にも重なる色彩、手前の馬、幻想的なため息
頭の周りの輪が惑星のようで、頭上の観覧車は衛星のよう
透明感があって幻想的な色彩にただただ立ち尽くしてしまった。持って帰りたかった。
ファンタジーの中にある世界きっとこんな感じするんだろうな。
柱の間から
窓際には立体作品が
この文章良かった。ゆっくり読みたいから写真に撮った

いい絵がたくさんあり、何周もしてしまった。

5月14日にはトナカイさんという写真家の出張写真館をやっていたそう。調べたら素敵な写真を撮る方のよう。撮って欲しかったなあ。

会場を出ると一気にお腹が空いてきて、自然と「お昼何食べよっか」という会話に。「とにかく近場で早くておいしいもの」という子どもの提案。牛丼みたいなことを言う子だなと思いながら探していると「あれは?」と言って道路を駆けて行く。「HATTIFNATT」というカフェ。ここで昼食を食べた。

HATTIFNATT

ドアが子どもの身長の高さしか無くて、半分外になってる階段やロフト席があって、フロアの真ん中に大きい手動のエレベーター(料理を運ぶためのもの)がある変わった作りのお店。下の階から料理を運ぶ度に店員さんがレバーをぐるぐる回していた。
ピザとペンネのグラタンはどちらも美味しかった。デザートも美味しそうだったから、今度は注文してみよう。

美味しかったピザとペンネのグラタン

さっき見た絵でどれが一番良かった?と話をしながら食べるご飯は美味しい。

もっといろいろ感じたような気がするけど、日が経つに連れて細かい部分は忘れて行ってしまう。
もうちょっとこまめに日記を書こうかな。

乞うご期待。
ではでは。







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