見出し画像

【SMAP 25th Anniversary】出逢えてしあわせだって伝え続ける

SMAPさん、デビュー25周年、おめでとうございます。
どんな状況であろうと25周年はおめでたいと思うので、今日はわたしとSMAPとの25年間(23年間)を振り返りつつ、お祝いの言葉を綴ろうと思います。
生まれて来たことを、君がかなしまないように。


23歳のわたしにとって、SMAPというグループは少し歳上のお兄さんだ。
今年の5月に両親の銀婚式祝いをしたことから遡れば、1991年はわたしにとってようやく「生まれるかもしれない」という兆しが現れた頃。わたしが生まれ育ってきたのはずっと、SMAPの存在している世界だった。テレビをつければ当たり前に5人の姿があったし、父が運転する車の中で流れていたのも「みんなのうた」かSMAP。意味も分からぬまま〈さーよなーらとーいえーばきーみのー きーずもーすこーしはーいえーるだろうー〉 と口ずさんでいた幼いわたしは、わざわざ自覚することもないくらい、自然とスマオタに成長していた。

母がスマオタだったことは、わたしに多大な影響を与えた。母とはもともと共通の趣味・関心を多く持っている親子だと思うけれど(本の貸し借りや舞台鑑賞など)、この23年間、母との共通の趣味の中で最大のものがSMAPだった。一緒にCDを聴いたり、ドラマやDVDを観たり、コンサートや舞台に行ったり。最近は「若い子たちに浮気して!」なんて揶揄されることもあるのだけれど、そうはいってもSMAPへの想いは安定感が違う。というかそもそも、中居くんがいなかったらわたしはジャニオタにはなっていなかっただろう。中居くんの罪は重い(笑)。

思えば多分、我が家において「家族全員が好きな芸能人」はSMAPだけだ。というかそもそも、父・母・妹・私の4人全員が心底好きなものは、おそらくSMAPとディズニーくらいである。そういえば2年前、『Mr.S “saikou de saikou no CONCERT TOUR”』の時は、家族4人で東京ドームに行ったっけ。「やっと慎吾ママに会えたよ、嬉しかった!」「木村くんかっこよかったね!」「剛くん、いいなぁ」なんて談笑したのが昨日のことのようだ。大好きなSMAPに会えたあの日は、気付けば家族4人で過ごした大事な思い出にもなっていた。


SMAPはずっと、わたしの憧れの大人たちだ。わたしよりも20歳ほど年長の彼らを見て、こんな風に歳を重ねていけたらいいなと思うのが常だった。

何かと矢面に立ちがちな木村くん。特に今年に入ってからは様々な批判を浴びせられ、もしかしたら満身創痍なんじゃないかと思っている。それでも傷ついた素振りを見せずに立ち続ける様子は、ただかっこいい。ファンだけに見せてくれるお茶目な一面も相まって、わたしの中では小さい頃からずっと"理想の男性"の代名詞だ、ただし話が長いところ以外(笑)。木村くんみたいな人、どこかに居ないかなあ。居ないからスターなんだろうなあ。

SMAPの中間管理職、吾郎さん。不在のところであってもメンバーからあちこちで話題にされるのは、吾郎さんがとても優しくて、皆に好かれている証だ。理屈っぽい、神経質、男好き(?)なんてイジられるのも、多分誰より愛されているから。その人柄は真似できるものではないからこそ、強く憧れる。たいていのチームは、吾郎さんが1人いればうまく回ると思う。わたしは吾郎さんのようになれないからこそ、自分の近くにいてほしい存在。

ほんわか飄々としている草彅くん。個人的には今年、唯一会えたメンバーである(「スペシャリスト」最終回の番協)。すぐ近くを草彅くんが通って行った時に、テレビで見るのと余りにも変わらない柔らかな雰囲気に驚いた。大スターなのに周りを全く圧倒しない、自然で温かなオーラを纏った人だ。その雰囲気と同じく温かで、純粋で、だけどとても芯が強くて。いるだけで周囲の人を明るくする、灯火のような人。ずっとそのまま、変わらずにいてほしい。

誰よりも優しくて、周りのことを見ていて、ファンや後輩を大事にしてくれる中居くん。子供の頃はただ「面白いお兄ちゃん」と思っていたけれど、自分が社会人として後輩と接するようになった今、わたしは中居くんのような大人になりたいと思っている。話を聞く姿勢や人と向き合う姿を、誰よりも尊敬しているからだ。いくら「雲の上の存在だから!」と言われたって、届かない存在だと知っていたって、わたしは貴方を見上げ続けるのをやめる気はない。

そして、「自らをパーフェクト・ビジネス・アイドル」と称する慎吾くん。わたしは、慎吾くんが大好きなお兄ちゃんたちに囲まれてニコニコしている姿に、どうしようもなく惹かれている。今にも泣き出しそうな慎吾くんは、もう見たくない。どうかビジネスなんかじゃなく、心からの笑顔でいてほしい。美味しいものをたくさん食べて、美味しいお酒を飲んで、大切な人に囲まれて笑っていてほしい。慎吾くんの笑顔が大好きだと、これからも言わせてください。ずっとずっと、ファンでいさせてください。


2012年、ファン宛の手紙の中で中居くんは「たまの浮気は許します」と言ってくれた。"たまの浮気"だった筈の二階堂さんに本腰入れると決めて、どうしても音源発売やらコンサートやらの頻度が高いキスマイの方にお金を使うようになって(中居くんの言うとおり、若い子っていいんですもの)。だけど常に、わたしにとってSMAPは特別だ。いちばん大事で、大好きなグループだ。これからも、それは決して変わらない。どう考えたって、変わりようがない。

25年間、まったくもって一筋縄ではいかなかったSMAP。諸々の"突如シリーズ"を中心に、〈楽しいだけでいれない時〉は何度もあった。彼らよりも歳上のファンの人たちからしたら、SMAPはきっと「手のかかる子供」だろう。わたしにとっても、SMAPは「手のかかるお兄さんたち」だ。スーパースターのくせに、まったく。
そして、だからこそこんなにも愛おしいのだろう。「わたしたちが支えなきゃ!」と思わせてくれる存在であり、一方で「SMAPがいるから頑張れる」とも思わせてくれる力強い存在。スターの在り方としては正しくないのかもしれない、けれどこれ程美しい関係はないとわたしは思う。

SMAPを好きでいることは、わたしにとって余りにも当然のことだった。「好き」という気持ちを言葉にすることも、決して多くなかったと思う。だからこそ、今このタイミングで何度も言葉にしておきたい。
SMAPが大好きだ。中居正広が大好きで、木村拓哉が大好きで、稲垣吾郎が大好きで、草彅剛が大好きで、そして香取慎吾が大好きだ。やんちゃで最高の5人組が大好きだ。SMAPを大好きになれたことは、このうえないしあわせだ。何度書いても言っても、23年分の想いを表すには到底足りない。足りないけど、足りないから、大声で伝え続けたい。
SMAPと出会えたこと、大好きになれたこと、そして今もSMAP5人のファンでいられること。出逢えてしあわせだという気持ちは、今も変わらない。きっと、これからもずっと。


最後は中居くんからの手紙に書かれていた言葉をそっくりそのまま返して、25周年のお祝いの言葉を締めることにしよう。

今まで本当にありがとう。
そしてこれからも、くれぐれも、ありがとう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?