【ジャニワ2015-16】Johnny's Worldには可愛いが溢れてました(軽率)

Johnny's Worldという舞台に関する予備知識は、そんなに持っていなかった。「13月を探すらしい」「考えたら負けらしい」「何やらすごいらしい」という程度の情報と、Sexy ZoneやA.B.C-Zに加えて、井上瑞稀くんが入ったHiHi Jetというグループが出る(スマスマのJr.100人企画で「なんて可愛い子だろう」と思って以来、瑞稀くんを忘れられずにいた)という程度の情報しか持たず、「せっかくだから見てみよう」くらいの気持ちでチケットを申し込んだら通路際の良席が当たってしまったため、嬉々として帝国劇場に足を運んだ次第である。

にしても。にしてもである。わけの分からない舞台であった。ストーリーが分からない・DD気味な自分にとっては目のやり場に困る・おまけになぜか森進一が現れる(!)というカオスっぷり。せっかく観てきたんだから観劇記録を残しておこうかなと思ったんだけれど、どこから書いていいか分からないカオスっぷり。一生懸命言語化してみますが、うまく書ける気はしていない。

ストーリーに沿って感想を書いていこうと思ったんだけど、どうにもならないと割と早い段階で気付いたので、ポイントごとに感想を書いてみます。

【ストーリー】

「狂気の人」こと内Pに翻弄される勝利くんとけんてぃーが12ヶ月を旅し、時の旅人ことA.B.C-Zに出会ったりなんだりして、ショーができる平和の素晴らしさに気付き、地球に帰って最高のショーを作ろうと決意する話(超ざっくり)。まあ、何だかよく分からない(笑)。龍神伝説のくだりは特にわからない。はじめに内Pが言っていたように、「考えるな、感じろ」とでもいったところだろうか。主となるメッセージは「平和な世の中だからこそショーができるんだ」ということなのだろうけど。あとは2020年の東京オリンピックをめちゃくちゃ意識してますよってとこか(ちなみに、わたしはジャニオタである以前に一オリンピックファンなので、この辺は結構シビアに見ています)。

悲劇から学ぶ、というのは大切なことだと思うのだ。戦争とかって目を背けたくなるような過去だけど、知らずにいては真の意味での平和を目指すことはできないと思うから。そういう意味では、ジャニーさんのメッセージは思いの外しっかりと伝わってきた。トンチキ舞台と言われまくってるけど、芯はしっかりした舞台だと思った。


【井上瑞稀くんとHiHi Jet】

上記の通り、今回は完全に瑞稀くんがお目当てで入ったので、双眼鏡はほとんど瑞稀くんに固定。幾度となく可愛い姿を目撃したんだけれど、なかでも可愛かったのが12月19日の1月マンション。マンションに入ったJr.が三味線を弾いていて、どうして弦楽器を弾く男の子ってこんなに素敵なんだろうと哲学してしまう。瑞稀くんも例外でなくかっこよかったんだけど、どうも腰から黒いベルトがびろーんと垂れていて(笑)。微笑ましくてたまらなかった。1月3日もどこかの場面で腰からベルトが下がっていたので、多分瑞稀くんは相当細い(周知)。

今回のジャニワで、瑞稀くんはHiHi JETというグループに所属することになった。このグループの「HiHi JET」という曲は、15歳の少年たちに「見栄張って大人ぶれ」と歌わせる。まだまだあどけなさの残る、声変わりも完了していないような少年たちがカッコつけて歌って踊る、その様子がたまらなく愛おしいと思った。

瑞稀くんは、あまり満面の笑顔を作らない子だなという印象がある。そのかわり、時々ニヤッと得意げな笑みを見せてくれる。それが可愛くて仕方ないんだけど、そんな表情を存分に見られたのがこの曲だった。

ただし、この曲を歌っている時の瑞稀くんはただの可愛い男の子ではない。ちゃんと、かっこいいアイドルだ。「リアリティさえミステリー」という歌割りで、上半身を下げて片足を上げる動き(ダンス疎いので、動きの名前とか分からない)をするんだけど、その時にジャケットが開ける。もとの体制に戻った時にさっとジャケットを直す動きが、とてもアイドルだった。15歳でもしっかりとジャニーズしてるなぁ、と、8歳も下の男の子にドキっとさせられる。

2部では、バラード調にアレンジされたバージョンを橋本涼くんと2人で披露してくれた。瑞稀くんは白い帽子を使ったダンス、橋本くんはブランコに腰掛けて。瑞稀くんはまだ声変わりが本格化する前?橋本くんは声がちょうど掠れてくる時期?2人とも、多分今しか出せない声。今はまだ可愛らしさの目立つパフォーマンスだけど、この2人、あと5年もしたら本当に化けると思う。

今回のジャニワの最後は、「HiHi JET」を全員で歌う。けんてぃーや勝利くんが歌う「HiHi JET」は、15歳の彼らが歌うHiHi JETとは全く違っていて、より迫力があって。きっとこれから、瑞稀くんもHiHi JETももっともっとかっこよくなる。声も低くなるだろうし、ダンスにだって迫力が出てくるはずだ。そうなった時に彼らは、どんな声で、表情で、この曲を歌って踊るんだろう。けんしょりのようなパフォーマンスになるんだろうか、それともまた違ったものになるんだろうか。それが見られる日が来るかどうかは分からないけれど、彼らの成長をずっと見ていたいと思った。5年後、今以上にキラキラした瑞稀くんに会えることを期待して止まない。


【森進一】

12月19日の昼の部では幕間で、この日のスペシャルゲスト・森進一が登場。ふみきゅんは突然「本日はジャニーズ・ワールドにお越しいただき誠にありがとうございます」とか言い出すし、切られたはずの勝利くんとけんてぃーはなんかのっそり起き上がってるしでカオス。

「愛よありがとう」を歌ったりもして(2番からはジャニーズの面々も参加)、それから公開記者会見。森さんは、色々ぶっこんでいった。息子がいた頃のジャニーズがどうのこうのとか、若いうちは色々過ちを…って、内くんがいる前でよくもまぁそんなことを喋るなぁと思って、少しヒヤヒヤしながら見ていた。うんうん頷きながら聞いているけんしょりが可愛かったからプライスレス。

公開記者会見が終わり、撮影。勝利くんとけんてぃーの顔が一瞬でパッとアイドルスマイルになったのは、本当に壮観だった。塚ちゃんは一人でガッツポーズを決めていて、お客さんからも小さな笑いが上がっていた。瑞稀くんは少し笑顔が固いように見えたので、まだまだこれからアイドルスマイルを作れるように成長していくんじゃないかと期待。

最後に、記者会見を仕切っていたアナウンサー(?)が「15分間の休憩でーす」と言ってステージを去っていったんだけど、率直に、あれは無い。いきなりやってきて、いきなりかき回しておいて、アナウンサーが勝手に幕間に入ることを告げるっていうのは、本当に、無い。ふみきゅんが「みんなビックリしてるだろうし変な感じだけど、これ、今日だけだからね!特別だから!」みたいな感じでこちらに声を掛けてくれたのが救いだったかなぁ。

森進一の生歌なんてこんな機会でもなければ一生聴くこともなかったろうし、そういう意味では実に貴重な経験にはなったんだけれど、でもVIPに邪魔されることなく初見の舞台を楽しみたかった気はしている。だって、ここでびっくりしすぎて1部のストーリーあんまり覚えてないもん(まあ、びっくりしてなくても理解できうる内容ではなかったと言ってしまえばそれまでだ)。

ちなみに1月3日は何のサプライズもなく、ちゃんと紙吹雪が出てきた。紙吹雪が出てくると思っていなかったので、2度目の観劇なのに動揺した。


【けんしょり】

この子たちはどこをどう切り取ってもしっかりアイドルなんだなと。

始まって早々、2人で歌う「New Daw」から早速見せ場。光と陰を思わせる2人(そもそもは2人ともキラキラ輝くアイドルなんだけど、けんてぃーは陰を持つ役がすごくうまい)が掛け合いで歌う様子に目を奪われる。向き合ったり背を向けたり、踊ったり…Sexy Zoneにも、こういうカッコイイ曲をもっとやってほしい。そろそろ、こういう曲も様になるようになってきてると思う。「New Day」は今度のアルバムの通常盤に収録されるらしく、初回盤のみ購入しようと思っていたわたしにとってはだいぶ嘆かわしい。

一番魅せられたのは、やはり12月の龍神伝説のくだり。洋装けんてぃーと和装勝利くんのチャンバラ、滾る。勝利くんの和装可愛いし、けんてぃーは赤と黒が似合わないわけがない。さらに、けんてぃーには狂気に満ちた表情が、勝利くんには悲痛な表情がよく似合う(…書いてて何か申し訳なくなったけど)。けんてぃーは普段から狂気すら感じるような笑みを浮かべている(ごめんなさい)けれど、そこに本気の狂気や殺意が加わった表情は凍りつくくらいに美しくて。勝利くんの悲痛な叫び声と合わさって、まさに白と黒、善と悪。自担に狂気のシリアルキラーを演じてほしい、というのは多くのジャニヲタにとって永遠の夢の一つだと思うけど、けんてぃーほど美しい狂気を浮かべる人もそうはいないだろう。美の暴力だった。

それから、2人とも、お顔が小さい。12/19は通路側かつ後ろの方の席だったので、何度か2人が横を駆け抜けていったんだけど、フェイスラインが綺麗(視点がおかしいとか言わないでください)。最後に出演者が退場するとき、ちょうど勝利君がほぼ真横を通ってくれて、あまりの顔の小ささにため息が漏れそうになった。いや、知ってたけど、テレビで見てもびっくりするくらい顔小さかったけど、実物、本当に顔が小さい。彫刻のように整ったお顔をしている。笑顔を浮かべながら歩いて行った勝利くん、最後はドアが開いてロビーの方へと出て行くんだけれど、出て行く瞬間にちょっとだけ寒そうに震えて、最後はドアが閉まる直前に客席へと一礼。ただただ美しかったです。


【A.B.C-Z】

えびの舞台映えに驚いた。滑舌はともかく、皆声がすごく通る。あと、パフォーマンスがすごく安定している。アクロバットを見ていても危なげがないし。

2月のパフォーマンスが、すごく好き。衣装の早替えにつぐ早替え、能面や傘を使った「和」の世界。これ、めちゃくちゃかっこよかった。和装衣装がただでさえも素敵な上に、A.B.C-Zのダンスは一流。はっしーが和傘の向こうで早替えしたり踊ったりしているのがすごく艶っぽくて、目を奪われた。

それから、各月の語り部も流石の一言。8月かな、戦争のところでふみきゅんが語り手を担当していたんだけれど、12/19の公演では客席に背中を向けたまま、戦争の恐ろしさや悲しさを話していた。表情は見えないんだけれど、声の抑揚だけですごく惹きこまれて。これが経験値か、と思った。1/3に見た時はふみきゅんが客席側を向くようになっていたんだけど、わたしは後ろを向いてた方が良かったと思った。

2部のパフォーマンスについてはもはや言うこともないくらい、ただただ楽しく見ていたんだけど、とにかく「A.B.C-Z」がヤバい。文字通り「ちょっと息つく暇ない展開」だし「見せ場だらけ」。彼らがメインの現場にも、ぜひいつか行ってみたい。

えびをテレビで見ていると、5人のうち誰を見ればいいんだろうってすごく目移りしていたんだけど、個人的には、舞台だと圧倒的にふみきゅんに目が行くことが分かった。柔和な笑みを浮かべながら踊るふみきゅんから目が離せないことが何度もあった。


【Snow ManとSixTONES】

10月の話をしたかったので、便宜上この2組をまとめさせていただく。

Snow Manがバスケ、SixTONESがダブルダッチ。バスケ、率直に、ヒヤヒヤする。ちょこちょことシュートに失敗している子もいて、本当に生でやってるんだなぁと当たり前のことにヒリヒリする。

ダブルダッチは、北斗くんが参加できないのがやっぱり残念。だけど、息ぴったりで見入ってしまう。すっかり成長した森本くん(とはいえ、サマステの頃より痩せた?)の堂々とした体格を活かしたアクロバットが、すごくかっこいい。

特にドキドキするのは、最後のダンクシュート。全員でつなぐボールから目が離せない。わたしが見に行った日は両日ともに成功してたけど、失敗してた日もあるみたいだし。怖いけど見入ってしまって、運動のできる男の子いいな~と思う。もし自分に息子ができる日があれば、その子には絶対スポーツをやらせよう。

Snow Manは6人中4人がわたしと同い年なので勝手に応援しているんだけど(私情)、舞台上の彼らを一言で表すならほんと有能。特にハッとしたのが、ファンカッション。Snow Manのファンカッションは圧巻だった。12/19はほとんどバチ落としてなかったんじゃなかったかな。1/3の公演では、ふっかが落としたバチを、何やら複雑なアクロバットを決めた後のさっくんが去り際にすっと拾うワンシーンに痺れた。

SixTONESは破壊衝動を具現化していた(言い方)。わたしはギラギラ路線よりもキラキラ路線のアイドルを愛でがちなんだけど、今ってここまでギラギラした若い子いないんじゃないかな。KAT-TUNの「Real Face」に合わせてステージセットをぶっ壊していく6人、かっこよかったです。北斗くんや森本くんはむしろ恐いくらい(というかわたしは「ぴんとこな」で北斗くんを知ったので、恐いイメージが強いのです)。

余談だが、「SixTONES」というグループ名が発表された際、わたしの周囲はだいぶ揺れていた。ジャニオタではなくて、所謂「音楽好き」の一部が「その名前は本家STONESに申し訳ないと思わないのか」と吠えていて。個人的には、別に名前が被ったって良いじゃん、と思っている。「SixTOENS」と書いて「ストーンズ」と読ませるのも、キラキラしていて今時っぽくて、悪くないんじゃないかと思っています(じゃにおた脳)。


【平野紫耀くん】

この舞台を見ていて、主演の2人や瑞稀くん・ふみきゅんに目が行ったということは前述のとおりなんだけど、もう一人何度も目を奪われたのが平野紫耀くん。正直、この子はお顔がそんなに好みではない(と思っていた)ので、今までさほどマークしていなかった。それが、冒頭で凄く綺麗なターンを決めている子がいるから誰だこれはと思って双眼鏡で覗きこんだら平野くんで。それからもう、何度もその姿に見入ってしまった。立ち姿、踊っている姿、バトン、どの一コマを撮っても画になる。特にバトンの扱いが美しくて、流れるようにというのかな、バトンが手に吸い付くように戻っていく。全く危なげがない。廉くんやたかいとくん、それに瑞稀くんをはじめ、他の子たちも頑張っていたんだけど、平野くんの動きに目を奪われた。本当に綺麗に動く子だなって。

彼の立ち居振舞いを目の当たりにして、彼が推されている理由が痛いくらいに分かった。こんなに綺麗な子、世の中に見つからないはずがない。むしろどうして今まで自分は見つけていなかったのか。そして、よく見たらお顔もとっても可愛かったので、帰ってから一人で大反省会でした。


【その他】

【1/3】冒頭、勝利くんとはっしー。ステージ上で向き合って、直立不動でぴょんぴょん飛び跳ねていた。はっしーの表情はよく見えなかったんだけど、勝利くんが満面の笑顔で跳ねてるのがめちゃくちゃ可愛かった。

【12/19】2部冒頭、塚ちゃんとMr.KINGのやり取り。「あなたは誰?」と聞かれた塚ちゃんが「金髪筋肉塚ちゃんです!の人に似てるってよく言われるけど、違うんだ」。そして「君たちはどうしてそんなに悲しそうな顔をしているの?森進一さんの前でうまく歌えなかったとか?」(ニュアンス)と声をかける。平野くんが「ベストを尽くしたつもりだったんですけど…」れんれんが「努力不足でしたかね」(ニュアンス)と返す。なんだこれ。

【1/3】一方1/3は平野くんが「声ガッサガサやな~俺よく歌えたな~。今の、なかなかのバラードやで。ガッサガサやないかい!かい!(頬をペチペチしながら)」とボケ、れんれんが「元からやろ」。で、たかいとくんが「俺もどうしてこんなに声高いんやろ!高すぎやないかい!かい!(頬をペチペチしながら)かい!かいちゃです!」(笑)。なんだろう、れんれん頑張れって思いました(笑)。塚ちゃんが「君たち、さっきから声のせいにしてるけど…」でストーリーに戻る。

【1/3】2階席で見ていると、フライングで上に来た時にかなりの至近距離で出演者を見つめることができて。下手側で見ていたので、2部のブランコでれんれんが目の前まで来たんだけど、来た!と思ったら目の前にあったのは背中(笑)。ブランコが思いっきり後ろ向きだったので、衣装の背中がよく見えた。ここにケーブルとか取り付けるのか、って(笑)。

【1/3】「Cha-Cha-Cha チャンピオン」が加わっていて驚いた。3人ゾーンのシングルだったということを除けば、この曲が本当に大好きで。演出は、紅白とほとんど同じ。ニッコニコで旗持ってローラー滑ってる瑞稀くん可愛いね!(それしか言わない)。中盤のラップで、「掴み取るまで君の言う希望」ってとこで声が1トーン上がる風磨くんの言い方が大好きなんだけど、勝利くんはここを割とシンプルに抑えてくる。同じ曲でもこの部分はぜんっぜん普段と雰囲気が違っていて、ちょっとレアなものを見た感じ。

【12/19】最後に出演者が退場するとき、ちょうど何人もほぼ真横を通ってくれた。ここでも瑞稀くんが通ってくれて嬉しかった(絶対に目が合ったと言い張ります)。森本くんはガシガシと髪を掻き上げながら退場してた。あと、ジェシーに思いっきり変顔された(笑)。

【1/3】この日は2階席だったので、ステージ上から降りていく子たちをずっと見ていた。けんてぃーがJr.に手を振って見送っている様子が可愛かった…!加えて、ふっかとハグしたり、あと誰かとピースサインを突き合わせてた。誰だったかな…Snow Manだったかな…。 

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