投げ銭とアドセンス広告

皆さん、こんにちは
タロウです
今回もよろしくお願いいたします。

毎度の事で大変恐縮ではございますが、
私たちの自己紹介記事となります。
こちらもよろしくお願いします

はじめに

先日、ある音楽療法士の方がニュース番組に紹介されたそうです。
テレビなどのメディアで”音楽療法・音楽療法士”
が取り上げられることは多くないので同業者として誇りに思います

リアルタイムでニュースを見ておらず、
下記の記事を見ただけなのですが、

【特集】ライブ配信の「投げ銭」で商品券や人気ゲーム機当選も『景品は一向に届かず』被害は数十万円にも...追跡取材でピンク髪のライバーを直撃 (MBSニュース) - Yahoo!ニュース

上記の記事を見たところ
ライブ配信で詐欺を働きかけているというニュースです。
その中に登場する音楽療法士の方は、
音楽療法の活動について紹介されるのではなく、
配信者の１人として紹介されていました。
真面目に配信活動をしているとはいえ、
ニュースのタイトルがタイトルだけに
何ともいえない紹介のされ方だと率直に思いました。

投げ銭について

さらには、音楽療法を発信したいという事以上に
投げ銭での収入の方がクローズアップされている気がします。

ニュース番組とはいえ、
どういう方向で放送するかは
取り扱う人々のバイアスが少なからず入ると思います。
リアルタイムでニュースを見た方や
上記の記事をみた人はどう思うのだろう。

１回のライブ配信で記事に書かれているような収入を得る方は
おそらく一握りの方達だと思います。
収入を多く得る事が出来るのも
その人の才能の一つなので、すごい事なんですけどね。

ただ、記事の中に
「お金が目的でライブ配信はしていない、音楽療法が一番大事」
という事が書かれてありました。
おそらく本心で述べている事だと思いますが、
ニュースの放送の仕方であったり
視聴者の立場によって大きく受け取り方が変わると思われるので
ニュースを見た方・記事を読んだ方に
果たしてそこまで汲み取ってもらえるのか
いささか不安ではあります。

皆様はどう感じましたでしょうか？

さて、今回はもう一つあります。

アドセンス広告について

人が行き交う場所や
目にする場所のありとあらゆる場所には広告があるように、
有益な情報を発信するブログ等には広告がついている事が多くあります。
広告を載せる側も、多くの方が閲覧に訪れるブログには広告をつけたいと思いますし、当然の流れかと思います。

なので、広告がつくという事は有益な情報を発信してきた
ブログ主の努力の証と思います。

これから例にあげる内容は
音楽療法士に関係するものでなく、
あるゲームについて攻略法やお得情報を紹介するブログでの話です。
（※ちなみに、あるゲームというのはドラクエⅩです）

そのブログは人気なブログで
以前から広告はついていましたが、
ある時から記事のあちこちに広告が増えた事・何故か広告に誘導されてしまう事などからブログ主のコメント欄は一気に荒れました。

私もよくそのブログを参考にゲームをしていましたが、
以前に比べてブログが見えにくくなった事には間違いありませんが
閲覧者が増えた事に対して広告を増やした事なので
何故そこまでコメント欄が荒れたり・炎上するのだろうと思いました。
その方の努力は見ずにうまくいっている人に対しての
嫉妬なんだろうかと思いました。

しかし、ブログのアドセンス広告から収入を得て
生活をしている事を公表されていた為、
定期的に記事をアップしなければならないという思いなのか、
利益を優先するあまり
１）誤情報の提供
２）他の方の情報をそっくり真似たもの
３）ステルスマーケティング疑惑
４）ゲーム内の物価操作をおこない、売り抜けて利益を得るような行為
５）記事のタイトルに比べ内容が薄い
６）本当に有益な情報を知りたい場合、外部URLに誘導し対価をいただく
７）炎上商法でPV稼ぎ

といった事をするようになり、
最終的にはそのブログ主はゲームを引退し、
ブログも閉鎖する事になりました。

話は戻って

音楽療法というのはまだまだ世の中的にはニッチな世界なので、
音楽療法士の方が情報提供・発信するブログはそこまで多くはありません。
そんな中でも、広告がついているブログも存在しています。

個人的には
投げ銭で収入を得ようがアドセンス広告で収入を得ようが
正直その人の努力の賜物だと思うので素晴らしいと思います。

冒頭のライブ配信の記事に戻りますが、
『お金の為ではなく音楽療法の発信が一番大事』
だという気持ちはその通りだと思います

しかし、少なくとも得た収入の中で
音楽療法における自己投資（本を買う、楽器を買う、芸術にふれる等）や
心身の健康への自己投資（美味しい物をたべる、マッサージや整体の施術をうける、温泉に入る等）に利用した方がよりよいパフォーマンスにつながるのでないかと思います。
なので、「音楽療法を続けるため」または「音楽療法を世の中に知ってもらう為の自己投資として収入を得ている」
と言ってほしかったなと個人的には思います。
※同様の事を述べたがカットされてしまったのかもしれませんが・・・。

ある音楽療法の研究会に参加した時の話

少し話はそれますが、
私はある音楽療法の研究会に参加しました。
症例発表についての質疑応答から、
音楽療法の在り方について話になったところ、
「なぜ有償で音楽療法をしているのかわからない」・「素晴らしい事をしているのにそれでお金をとるなんておかしいわ」・「音楽療法を売り物にしないで！」と面と向かって言われた経験があります。

それもお一人からではなくその研究会に所属している複数の方から
言われました。

そういう考えを持つことはダメではありませんが、
「相手を認めず自分の価値観でしか物事を判断できない方が音楽療法で対象者を第一に思いやる事が出来るのでしょうか」と思います。

音楽療法で収入を得る事を認めてない人達が、
投げ銭やアドセンス広告で収入を得ている音楽療法士について
どう思うのだろうと思い出した次第であります。

最後に

２０２０年からの感染症によって
仕事は中断せざるを得ない状況となりました。
しかしながら、立ち止まった事で
・音楽療法士の存在意義であったり、
・”音楽療法”という言葉が独り歩きして間違った使われ方をしていたり、
・音楽療法の資格が沢山あったり等々、
多くの事に気づく事が出来ました。

今後も自分たちの伝えたい内容が中心となりますが
YouTubeやｎｏｔｅなどで発信していきたいと思いますし、
閲覧していただいた方には、少しでも楽しんでいただけるような内容を発信していきたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タロウ

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