コーチングとわたし。

1年以上、毎月1回コーチングをしてもらっている。

今日もコーチングをしてもらったのだけど、ふと「私にとってコーチングは頭と心の掃除だなぁ」と感じた。


私は1日以上の単位で物事を考える、イメージすることが苦手なタイプの人間だった(今でもあまり気持ちは進まない)

なんだか24時間以上の使い方になると、胸の奥の方が重くなってウッとするかんじ。心が考えるのを拒否していた。

それがコーチングを取り入れ始めて、少しずつその感覚が弱まっている、すこし遠い未来のことを考えるのが前ほど苦では無くなった気がしている。


今日は30歳の理想の自分をイメージしてみた。

コーチングではコーチが「問い」をくれる。

「どんな場所でどんな人と過ごしていたい?」「周りの人からどんな人に見られていたい?」

そういう「問い」を重ねていくうちに、少しずつ30歳の理想の未来が見えてくる。

最初はコーチングの手法にも慣れなかった。体や心に意識を集中させて、今ここにある自分を見つめたり、未来の自分から今の自分に対してメッセージを送ったりすることにむず痒さや、戸惑いを感じたりもした。でも慣れてしまうと、思考を使わずイメージの世界に浸かって、自分の「本当の気持ち」を発見するのはとても心地よい時間になった。

普段の生活でも自分の感情に対してメタ(?)的な感覚を持てるようになった。「あぁ、今自分は悲しいと感じているんだな」というのを体の感覚や、胸のざわつきから感じることができるようになった。

それもあってか自分に対する感覚も前より鋭くなった気がする。体温や体の重さ軽さ、筋肉の強張り具合、タイピングする手の動き、そういったものからも自分の状態を知れるようになってきている…気がするし、「なんかわからんけど」好きなものや、「なんかわからんけど」気持ちが向かないものに対して一度どうしてかを考える時間ができた。

忙しい日常の中で、自分でこういう時間を作って自分だけで作業をするとなると、ノートを開いて、自分で「問い」を考えて…と少し億劫な気がしてしまうけれど、気心知れたコーチが手伝ってくれるおかげで頭と心の整理ができている。

この1年もしかするとコーチングがなかったらどこかでバランスを崩していたかも知れないなと思う。そう思うと、本当にいつもお世話になっているなぁ。

special thanks みっちー



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