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【作者は天才 !?】鬼滅の刃が流行った大きな理由2選

『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載された、吾峠 呼世晴(ごとうげ こよはる)による漫画『鬼滅の刃(きめつのやいば)』が、異例の大ヒットを遂げ、今では日本の社会現象となっている。

では、『鬼滅の刃』がなぜ社会現象を起こしたのか簡単に解説します。


結論として、大きな理由は2つ。
① アニメが物語全体の序盤で最終回を迎えた
② 作者(吾峠 呼世晴)が国民の流行傾向を掴んでいた


① アニメが物語全体の序盤で最終回を迎えた


アニメが物語全体の序盤で最終回を迎え、漫画でもっと続きを読みたくなる構成だった。
アニメでは、主人公と仲間たち,9人の“柱”が出会ったところで終了した。
これが漫画を買う”キッカケ”となっている。さすがの営業力である。

これらにより、既刊全22巻が独占ランキング1〜22位になり、シリーズ累計発行部数が1億部(電子版含む)を突破した。国民的マンガである同作品『ONE PIECE』は、第36巻発売時に史上最速で1億部突破した。しかし、『鬼滅の刃』が、この最速1億部突破の記録を大幅に塗り替えることとなった。


② 作者(吾峠 呼世晴)が国民の流行傾向を掴んでいた


・全年齢・男女型コンテンツ

「鬼滅の刃」は男性の王道傾向と女性の共感傾向を理解しているからこそ、男女問わず夢中になる戦略的な漫画となっている。
作者は、昔話の「桃太郎」やアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」などに共通する「鬼退治」から男性の王道傾向を掴んでいると思います。
また、「敵味方ともに描かれる家族像」から女性の共感傾向も掴んでいると思います。

・動画配信サービス

「鬼滅の刃」が社会現象になった理由のひとつが「動画配信サービス」にあります。
なぜなら、放送を見逃した場合でもNetflixやAmazonプライムなどの動画配信サービスで一気見ができるからです。よって、流行りに乗り遅れた方でも追いつくことができる点も社会現象になった理由のひとつになります。


このように『鬼滅の刃』が社会現象を起こした大きな理由は2つ。
① アニメが物語全体の序盤で最終回を迎えた
② 作者(吾峠 呼世晴)が国民の流行傾向を掴んでいた

作者の戦略的構想は、天才とまで言えるでしょう!
さすが、吾峠 呼世晴さんです!




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