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自己肯定感と”Be"の深い関係②

前回の記事の続きです。

前回は、「究極のBe(あり方)って、”なりきる” ということ」なんです。
ということと、

なりきるために必要な要素は
①メタ認知
②自分から始める
③真似する
④呼吸するみたいに身につく
ですよ。ということをお伝えしました。

最後の④、呼吸するみたいに身につく。というところだけ説明していなかったのですが

ここはもうおわかりかと思います。
よく言われる「歯磨きレベルまで身につく」と同義です。

小さいころは歯磨きイヤでしたよね。。

でも、きちんと歯周に関する教育をうけて、歯磨きを毎日つづけていると「歯磨きしないと気持ち悪い」というレベルまでいきますね。

それをすることの面倒くささよりも、
しないことによるデメリットのほうがよほど恐ろしい。
だから習慣になるのですよね。


それと同じで、メタ認知も、自分から始めることも、真似することも、
「それがなぜ必要か」を知って、慣れるだけ!です


とはいえそれまでが大変なので、今日は
一番最初の「メタ認知」に慣れるために「これはよかった」という具体的な行動をひとつ紹介してみたいと思います。

それは、「自分が何かを一生懸命しているところをビデオに撮影すること。」です。

これを読んで、反射的に嫌だと思いますよね・・・
なぜなら自己肯定感が低いと、自分の顔を見るの嫌ですもんね。
私もそうでした。

この方法が、自己肯定感にプラスになることに気づいたのは確か5~6年前でした。

私はそのとき営業職で、自宅でプレゼンの練習をしていました。
スマホのカメラで自分の姿勢や表情、身振りをチェックしようと思い、ビデオ撮影をしました。


自分のプレゼン姿なんて、ナルシストでもない限り嫌悪感しかありません。

一度撮影を終えて動画をチェックし、落ち込みながらw、改善するべき個所をPCにメモしていた時のこと。

スマホを置くときに手があたってしまったらしく、私がPCに向かっている姿が誤って録画されていました。

そこには、改善個所を思い浮かべながら恥ずかしい表情をしたり、考えたり悩んだり、眉間にしわを寄せながら懸命にPCに向かってタイピングしている自分の姿が映っていました。

その時、なんだか可哀想なような愛おしいような、ふっと笑ってしまうような、複雑であたたかい感情を感じました。
例えるなら、捨てられた子犬が懸命にこちらに向かって歩いている姿を発見した時のような感覚かもしれません。

「あ、これが自分を受容するということなのかもしれない」と思ったのです。

この方法、もしも自己肯定感に悩んでいる方がいらっしゃるなら、是非ためしてみてください。

ポイントになるのは、「成果を求められることに関して撮影するのではなく、何気ない時間だけれど一生懸命なところを撮影すること」です。
例えば料理や掃除をしているとき。趣味で何かを制作しているとき。

(逆に、プレゼンの練習のための撮影は”プレゼンの改善点”を見つけるにはとても良いですが、自己肯定感を上げるには不向きだと思います。よほど自分に自信がある人でないと、落ち込みますw)

そして、最初は顔が映っていなくてもいいかもしれませんが、録音ではなく録画にしてください。
例えば手元が滑って失敗してしまったところや、悩んでいる表情、うまくいって嬉しそうなしぐさをしているところも、動画ならキャッチできます。
是非、ご自身のそれを受け止めてあげて下さい。

本日はここまでとなります。
最後までお読みいただきありがとうございます!

ではまた次回に!


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