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むすぶ

環境破壊は関係破壊だ。
個として立つほど、つながりを必要とする。
by 小川巧記

昔、尊敬していた方が口にした言葉がずっと心に残っている。

「つながり」は、今の私を形作り、生かす礎であり、私が私という存在として自由であるための条件でもあった。

つながってくれる人の存在があるからこそ、私がある。
この感覚が年々深まってくるのを感じている。


街道
通信

みんなそれぞれ何かを媒介している。

以前どこかで聞いた話では、宇宙で生まれた排泄物は大気圏で燃やしてしまうそうだ。
本来は自然に戻っていくはずのものが何も繋がることなく燃え尽きるというのはとても歪つなものだという話が印象的だった。

多くの人が住む街も、本来はそうした「媒介」がたくさん起こっていることが健全で、一人一人がそうしたいと思えるようになっていることが重要なんだろうと思った。

どこにでもある情報の非対称性を「つながり」が埋めていく。
そんな街に住めたら幸せだろうと思った。