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Code for Japan Summit 2021

年に一度のシビックテックのおまつり「Code for Japan Summit」が今年も大盛況のうちに無事に終了しました。

2014年から開催され、年を追うごとにグレードアップを続けるこのイベントに私が最初に参加したのは2015年のことで、豊島区議会議場の跡地において開催された本イベントにスピーカーとして呼ばれたのがキッカケでした。

豊島区で開催されたサミットの様子に衝撃を受けて「豊島区でできて金沢区でできないってことはないでしょう!!」と企画プレゼンを作って上司に掛け合い、区長にあっさり「ええよ~。」と言われて自分の職場で開催することとになったのはその翌年のことです。(我ながら爆速だったw)

その時の様子は関さんのレポートに詳しいので、ご興味があれば御覧ください。

こちらは2016年サミット後の私のfacebook投稿です。

【Code for japan Summit 2016 無事に出航しました。】 2日間に渡るCode for japan Summit 2016-Voyage-...

Posted by 石塚 清香 on Monday, November 21, 2016

2016年以降は地方開催となっていたサミットですが、今年は東日本大震災から10年目の節目ということで東北地方のブリゲード6団体が共催となり、Code for shiogamaの永遠の18歳・小泉さんを総合司会として開催。
私がシビックテックとの関わりを持ち始めたのも震災がキッカケで、あれから10年の間に発展してきたシビックテックの活動や広がりなどを思い返すと、個人的にも感慨深いものがありました。

コロナの影響により今年もオンライン開催ではありましたが、2年目でノウハウがたまりつつあるのと、元々のメンバーのスキルがバリ高い&オンラインコミュニケーションには慣れ切っていることや、これも毎年のことですが、多少なにかあってもメンバーコミュニケーションが円滑なため、大抵のことは乗り切れてしまうという心理的安全性の守られた環境で進めることができました。

今年特に「すごい!」と思ったのが以下2点。

ひとつめはコミュニケーションを円滑にするためのSlackチャンネルの使い方。
・全体の cfj_summit-2021
・zoomやUDトーク担当用の cfj_summit-2021_operation
・登壇者用の cfj_summit_speaker
のほかにDay1・Day2の各トラック用のスタッフと登壇者をまとめたチャンネルを作って、関係者をクラスター化するというキメの細かい対応をしてくれていたことで、とりあえずここに行けばコミュニケーションが取れるなという安心感があったこと。

もうひとつはイベント途中でも進化していくツール
一日目の終了後に「全トラックが楽に見れるツールがあるといいよね~」ということでザッピングツールを作ってくれた神のような方が✨
私はDay1はトラック2、Day2はトラック1の配信をしていましたが、このツールのおかげで2日目は配信しつつも気軽に他のセッションが覗けるように…!しかもグラレコトラックまで見れる…!
突貫工事とはいえこんなものをさらっと作ってしまうCode forメンバーのスキルの高さと「ともに考え ともに作る」の素晴らしさを改めて感じた出来事でした。

ザッピングツール

こちらはオープニングで関さんが説明していたCode for Japanの行動指針ですが、シビックテックに限らず大事にしてほしい視点だなぁと思いました。

行動指針

来年度はリアルかオンラインかまだ見込めないため、地方拠点は置かずに開催する方向ということですが、今年のサミットでシビックテックの活動にご興味を持った方は、お近くのブリゲードにぜひご参加ください♪


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