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[Live Report]透明写真 1st mini ALBUM 「QueSeraSera」 Release Party

はじめに

2021年7月24日、西永福JAMにて開催された
『透明写真 1st mini ALBUM 「QueSeraSera」 Release Party』
を観てきました。最高に楽しかった!!!!!
備忘録として残しておきたかったのでLive Reportを書いてみました(文作力はさておき)

が、その前にこのグループについて少しご紹介を。
レタッチャー※の方はレポートまで飛ばしてOK。
※レタッチャー=透明写真ファンの総称

ところで『透明写真』ってどんなグループ?

タワーレコード錦糸町パルコ店さんの店頭POPが実に的確だったで拝借。

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アー写の左側からRIN、YUA

フワッとした感じの二人の人柄と、ポップなのにCLUB TRACKの要素がいいバランスで散りばめられてる楽曲群が透明写真の魅力。

ミニアルバム「QueSeraSera」

ライブ開催のきっかけとなったのが2021/7/21にリリースされたこのミニアルバム。インタールード2曲を含む全8曲。サブスクも絶賛配信中。
個人的にはCD(またはApple Music等のロスレス音源)を有線イヤホンで聴いて欲しい。シンセ音の気持ち良さがより伝わる。
またCD限定盤はジャケットの印刷が特殊加工されており、実際に見ると「おぉぉぉ!!!」となるので気になる方は是非入手して頂きたい。
なお、ジャケットデザインはナカG先生

初の自主企画ライブ

これまでトーク&ライブという形で自主企画は数回開催されたが、本格的なライブイベントは今回が初。チケットがソールドアウトしたので、たくさんのお客さんの前でパフォーマンスをする二人が見られるだけでレタッチャーとしては既に嬉しかった。
ライブ直前に公開された動画では透明写真の二人もテンションアゲアゲなライブにしたいとのことだったで、いつものライブとは何か変えてくるだろうと期待が膨らみつつ開演を迎えるのでした。

Release Party開演とLive Guest

入場してグッズのTシャツを購入・着用して万全の体制でいざ開演!
まずはLive GuestのEMOEYORUWAKOREKARAの二組。
初見だったEMOEは曲が自分の好み。音源聴き込んでからまた観たいと思った。さくらさんの全力なダンスも良き。
YORUWAKOREKARAは新体制で3人→5人になった事でよりステージ映えしたパフォーマンスだった。
両グループの心地よい音楽に合わせて動きまくり、体もすっかり温まった状態で透明写真の出番を迎えるのでした。

SE. Predawn

オープニングSEはミニアルバムの1曲目に収録され、前回のライブより使われている幻想的なサウンドの「Predawn」。
今までのライブだとSE中に背中合わせとなって座り「HAZE」のイントロの体制を作るのだが、今回は座らず通常の立ち位置(上手1/下手1)へ。いつもと違う!!!
そして、たくさんのお客さんがいるフロアを目に焼き付ける様にジーッと見る二人。おそらく今まで一番見たかった光景だったと思う。

1. Favorite Music

今年2月の初有観客ライブで初披露され、彼女達曰く"ルンルン系"トラックの「Favorite Music」でライブはスタート!

そして"いつものライブとは何かを変えてくる"はイントロからすでに始まっていた。その時の様子はTwitter公式で見ることが出来る。

ツイートに記された「今日は勇気をもって一歩を踏み出した」とは。
アイドルのライブではよくありそうな冒頭での煽り。しかし透明写真のライブではダンスミュージックに重きを置いており、この様な始まり方は(知る限り)無かったと思う。
ライブ後に公開されたYUAちゃんのブログでは「声が小さいし通りずらい質すごく心配」記されていた。これは彼女たちなりの"勇気"であり、レタッチャーとしてもそれを知っているからこそ最初からテンションアゲアゲになる。
他にも曲中ではサビ前にRINちゃんが「いっしょにー!」「せーの!」「ラスト!」とサビの振りコピを煽り、この曲で最初から盛り上げたいという気持ちが伝わってくる。初見でも出来るフリコピなのでこれから透明写真のライブを見る方にも是非一緒に手を動かして欲しい。

M.C. 1

最初の挨拶、そしてフロアを埋め尽くしたお客様へ感謝を伝えた。
ミニアルバムの紹介をした後、事前に動画で告知していた新曲「QueSeraSera」の振付レクチャーが始まった。

これ、簡単に見えるのですが振りコピをするBメロから急にテンポが速くなるのと、振りコピ直後の3小節目からクラップが始まるので油断するとやり逃してしまう。レタッチャーとしてはそんな失態を二人に見せる訳にはいかないので動画見ながら自宅で何度も練習したのはここだけの話💦
そして、一緒にやりたい事という事でもう1曲「Seventeen」のクラップを説明したのだが、ここで聴けたYUAちゃんのアカペラが超貴重だった。
(アイドルのライブで振付レクチャーしながら歌うアカペラはマジ最高)

2. one more hug

フワフワした感じのm.c.から一気にスイッチを切り替えて始まったのは、音楽ライターの南波一海さんも絶賛してくれた「one more hug」。
本文執筆時で一般公開されたライブ映像が無いのが実に残念だが、恋する喜びと会えない時の切なさを歌った歌詞の世界をRINちゃん制作の振付が素敵に表現している。透明写真のライブを見る機会がある方はこの曲の歌詞と振付の両方に着目して楽しんで欲しい。

3. HAZE

ファーストシングルであり、初めてお客さんの前に立った「南波一海のアイドル三十六坊」で取り上げられるとタワーレコード渋谷店で何度も売切→再入荷を繰り返した「HAZE」。
"全てはこの曲から始まった"と感慨深く思いながら、そしてライブで歌い重ねてきた曲からこそ今のパフォーマンスが自信に満ち溢れていると感じながらライブを見ていた。(ここでウルッっときてます)

4. Rainbow

レーベルの先輩であるクルミクロニクルのカバー。シングル『17』に収録。
※この曲の配信は無いが先輩のライブ映像はここで確認できる
アップテンポな曲調に合わせて二人も跳ねながらクラップを煽り、再び"テンションアゲアゲ"タイム!
自分も含め先輩からこのレーベルを見続けてきたファンも多く、先輩が残したこの曲を再びステージで見ることが出来るのは素直に嬉しい。透明写真オリジナルの振付が加えられており、特にBメロ(♪突然の雨 奏でるMUSIC~)部分はサビに向けて高揚感を上げてくれるお気に入りの振付。

5. Seventeen(Original)

同じくクルミクロニクルのカバー。シングル『Touch Me』に収録。
※Seventeenは2種類のVersionが存在し、(Original)はOriginal Versionの意
先のM.C.1で一緒にやりたいと言ってたイントロ~Aメロのクラップ+BメロのPPPH。手を叩くお客さんで埋め尽くされたフロアを見てか、二人ともホントに楽しそうだったな。こっちはもっと楽しかったけどね!

M.C. 2

ここではRINちゃんがミニアルバム「QueSeraSera」のリリースについて

「透明写真というのは私たちでしかないけど、透明写真を知って貰える様に広めたりステップアップしていくのって、レタッチャーさんだったり運営とかライブ会場の人だったり店舗の方だったり流通の方だったり、係わっている人すべてで透明写真を作っているのを凄い実感出来るリリースになった」

と感謝の言葉を伝えた。
本人は「伝わったかな~」と言っていたが十分すぎるくらいに伝わったし、この言葉を口に出来るくらいに今の透明写真がいい状況であると感じた。

6. QueSeraSera

ミニアルバムのタイトル曲でもあるこの曲はメランコリックなメロディから急にアップテンポなサビが入る変化球的な1曲。
ここでM.C.1でRIN先生に教わった振付レクチャーの成果が試されたのですが、果たしてフロア全体で「手を上げてポイポイ」とか出来ていたのだろうか...?(前方にいたので全体がよく分からなかったけど自分は出来ましたよ)
サビにクラップを加えたのは疾走感が出てきて大正解!

7. FIRE

最後の曲はレタッチャーの中でも一番人気なこの曲。サビでは歌唱よりダンスへ大胆に振り切ったパフォーマンスで、この御時世じゃなければおもいっきり踊って跳ねて楽しみたいカッコ良さ。M.C.中のフワフワ感とは真逆をいくCoolな透明写真を見せてくれる。そう考えるとミニアルバム「QueSeraSera」はまだ二人の一面にしか過ぎなくて、もっと色々な可能性を秘めてるんだろうと考えるだけでワクワクが止まらない。

ライブの最後の言葉

「FIRE」を歌い終わり、ライブの最後にYUAちゃんの挨拶。

「透明写真がもっともっとね、長く皆さんに愛して頂ける様なグループになる様に私たち頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします。
以上、透明写真でしたー!」

(ココロの中で)泣いたー!!!!(´;ω;`)ウゥゥ
ステージ上ではどちらかと言えば口数が少ないYUAちゃんがこんな熱いメッセージを残してくれるなんて...。
えぇ、末永く透明写真を応援しますともー!!!

最後に。そして、あれから約1年。

現メンバーであるRINちゃん・YUAちゃんは2020年7月にYoutube配信にて初お披露目され、今回のライブで約1年となりました。

お披露目の頃は御時世的にライブ出演するのが厳しく、ステージに上がる迄に約半年を要しました。その間にいつかはライブが出来る様に準備をしていた事で2月の初有観客ライブではカバーを含む6曲もお披露目、その後もオリジナル曲を増やしてミニアルバム「QueSeraSera」が完成し今回のライブにつながるのでした。
今回はRelease Partyという形でしたが、気持ち的にはこの1年の集大成と思いながら観ていたので、たくさんのお客さんの前で二人が楽しそうに歌って踊り、その二人にフロアが反応するという最高のライブだったし、1年間見続けてきて本当に良かったと思っています。M.C.中の二人の言葉もしっかり胸に刺さったしね。
2年目はもっと曲が増えるだろうし、ファーストワンマンも実現して欲しい、そんな希望を持ちながらこれからも"透明写真"を応援していきたいと思います。

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最後に二人が感想を綴ったブログのリンクを載せてこのレポートを終わりにします。

透明写真リリースパーティ ツイキャスプレミア アーカイブ配信
(視聴期限: 2021年8月7日(土) 23:59 まで)


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