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【入門】テキーラってどんなお酒?テキーラの特徴や種類を紹介!

ダーツバーで罰ゲームと称してテキーラのショットを一杯グイッと飲んだりして楽しんだことはありますが?
テキーラで酔いつぶれてきた方もいることでしょう(笑)
だからテキーラに良いイメージがない方も多いかと思いますがもちろん美味しいテキーラもあります。
今回はそんなテキーラの特徴や種類、銘柄などを説明していきます。

テキーラとは

テキーラは4大スピリッツの1つで、中南米メキシコ原産の「アガベ」と呼ばれる多肉植物を原料とした蒸留酒「メスカル」の一種です。ハリスコ州のとある町で造られる良質なメスカルをテキーラと呼びます。
原材料であるアガベの葉を除いてピニャという茎だけにして糖分を抽出します。その後、発酵させて低濃度のアルコールを2回蒸留しテキーラになります。銘柄によっては樽熟成させます。
テキーラと呼ばれるには様々な条件があり逆にその条件をクリアしなければテキーラと呼ばれません。

テキーラの定義

テキーラと呼ばれるには以下のような細かい条件があります。

1.メキシコ・テキーラ5州で蒸留すること
2.使用するアガベもテキーラ5州で取れたものであること
3.アガベ・アスール・テキラーナ種のアガベを51%以上使用すること
4.蒸留所に割り振られたNOMナンバーをラベル表記すること
5.最低2回蒸留を行うこと
6.アルコール度数を35~55度でおさめること

これらをクリアしなければテキーラではなくメスカルになります。
テキーラを作る人も苦労されていますね!

熟成期間によるクラス名の違い

テキーラには透明なものもあれば色のついたものもあり、これは樽での熟成期間の違いによります。
大きく分けてクラスは5つあります。

ブランコ(プラタ)

ブランコは「白」プラタは「銀」という意味ですが決して無色透明である必要はなく
樽熟成の期間が2か月以内のもがブランコやプラタとよばれます。

ホーベン(オロ)

ホーベンは「若い」、オロは「金」と呼ばれます。
このクラスに当てはまる商品としては

1.ブランコにカラメルやオーク材のエキスチップなどを混ぜたもの
2.ブランコにレポサド以上の熟成したテキーラを混ぜたもの
の2種類があります。

レポサド

レポサドは「休んだ」という意味で2か月以上樽熟成を行ったものを呼称します。
後程説明する「アネホ」、「エクストラアネホ」との違いは樽のサイズに定義がないので、「アネホ」、「エクストラアネホ」と同等の熟成期間があってもレポサドになります。

アネホ

アネホは「熟成した」という意味で呼称される条件としては「1年以上の熟成」と「600リットル以下の樽を使用」が条件です。
ブランコ、レポサドに比べ樽の香りが感じられます。

エクストラアネホ

エクストラアネホは「3年以上の熟成」と「600リットル以下の樽を使用」が条件となっています。アネホよりも香りが強く感じられるためテキーラになります。

【厳選】テキーラの銘柄3選

今回は個人的にオススメなテキーラを3つ紹介します。

エラドゥーラ プラタ

馬の蹄がトレンドマークのテキーラで、45日間熟成していますが透明感あふれるテキーラで、クセもなく、飲みやすい一品です。


ドンフリオ レポサド

テキーラの代表作の一つであるテキーラです。樽の香りを感じられ少し甘みも感じられるので皆さんがイメージするテキーラより飲みやすく、ストレートでもカクテルを作る際にも使用される一品です。

芳醇な香りが特徴的なテキーラで、カクテルで用いられることは少ないですがストレートで嗜みたい方にはオススメのテキーラです。


オススメカクテル3選

テキーラサンライズ

一度は飲んだことがある方もいるとは思いますが、テキーラの中でも飲みやすい一品です。テキーラの香り、味はそのままで、オレンジとの相性がとても生きた一品です。

ビバ・ビラ

テキーラの中でも珍しい塩を使用したカクテルで柑橘系の味がふんだんに楽しめるかつ塩によって甘みも感じられる面白い一品です。

マルガリータ

テキーラと言えば代表作の一つでもありテキーラのカクテルを楽しみたい方には絶対に飲んでほしい一品です。テキーラを感じながらもクセがなくショーとカクテルで度数もありますが飲みやすい一品です。

まとめ

今回はテキーラについて説明していきました。
テキーラのよくないイメージは少しでも払拭できていれば幸いです。
テキーラ専門のバーなどがありますので是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
楽しいお酒ライオフを!!

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