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ミシェル・ヨー ハリウッドで主演映画が大ヒット!!注目されています。

3月25日に全米で公開となったミシェル・ヨー主演「Everything Everywhere All at Once」が大ヒットし、注目を浴びているようです。

Yahoo!さんでもニュースになっていました。
最初サウス・バイ・サウスウエスト映画祭のオープニング作品として上映され、そこから全米公開へとなったと。

しかしわからない単語がちょいちょい出てきたので調べてみよう。

A24とは?

今までに聞いた事なかった単語すぎて少々面食らいましたが、
2012年に設立された映画、ドラマ制作会社。
ハリウッドの中では新進気鋭の制作会社ではないでしょうか。
最近日本でも数々の作品が注目され、公開されていますね。

こちらはcinema styleさんの記事です。
記事内にも書いてある通りA24が制作している作品は
作家性、芸術性と共に大衆性をも兼ね備えた作品が多いようです。
「ムーンライト」「ミッドサマー」もそうだったのか。

記事内では、ミシェル・ヨーがガーディアン紙のインタビューで語ったとあります

ではガーディアン紙のインタビュー記事を見てみましょ

‘I told Jackie Chan, your loss, my bro!’: how Everything Everywhere gave Michelle Yeoh the role of a lifetime

「ポリス・ストーリー3」出演から007のボンドガール、その他スタートレックなどなど。彼女のキャリアについてもしっかり書かれています。つーか今回の作品「Everything Everywhere All at Once」って、コメディの部類に入るんですかね?
記事の中では大人のおもちゃを使って戦うシーンもあるらしく、そういう所もジャッキーはyesとはならなかったとこなんじゃないのかなと

ミシェル・ヨーは男性は壮年期でもアクション映画の主役として抜擢されているのに対し、女性でこの年代でアクションの主役をやる機会が得られないのはなぜ?と疑問に思っていたようですね。

監督のダニエル・クワン、ダニエル・シャイナートは当初夫を主人公とし、ジャッキー・チェンを起用する事で話を進めていたけども
ジャッキーに出演を断られた事で、妻役のミシェル・ヨーを主役にする事を思いついたそうです。

その後でジャッキーからメールをもらったのかな?「Everything Everywhere All at Once」の事に触れ、ジャッキーに会いに中国まで来ていた(監督2人が行ったという事なんですかね?)というのを明かしてたと

それに対するミシェル・ヨーの返しが秀逸ですよね。

‘Yes, your loss, my bro!’

ガーディアン紙
‘I told Jackie Chan, your loss, my bro!’: how Everything Everywhere gave
Michelle Yeoh the role of a lifetime
より

ええ、あなたの負けよ、兄弟!
※英語で書いてあるので思わずこんな感じなのかな~ってしてしまいましたが、中国語でやり取りしていたのなら’大哥(ジャッキーの愛称)’って言っているはずですよね。失礼しました。関西で先輩の芸人さんを呼ぶ時の「兄さん」の使い方に似ていると思います。

いや、それにしてもカッコよ。
「ポリス・ストーリー3」の時代から、演技だけでなくアクションにおいてもジャッキーに闘争心、嫉妬心が芽生えるほどの活躍をしてきたミシェル・ヨーならではのこの一言。ジャッキーの悔しがっている顔も目に浮かんできますねwアメリカの方々もポリスト3の話は大好物のようだしw

ここで少々思い出して欲しいのですが

こちらの記事では、ジャッキーがハリウッドで成功する直前の、ハリウッドでどんな事が起きていたかを書いています。

当時ハリウッドでは、脚本やアイデアの枯渇が問題視されていて、MTVやCM制作出身の若い監督を次々と長編映画作品の監督に抜擢、数々の大ヒットを生み出していた。もちろん「ラッシュアワー」もその波の中でうまれたものなのですが

当時の若い監督、映画製作者、俳優さんまでもジャッキー作品をこぞって観ていた(夢中になっていた)という事。この辺りがジャッキー成功は偶然ではなく必然だったのかも知れないと思わされる部分ですね。

今回のミシェル・ヨー主演の「Everything Everywhere All at Once」のヒット、90年代のあの盛り上がり方に似ている所があるなと思います。

新進気鋭の制作会社A24と、新たなアクションへのアプローチ。
次のフェーズヘ1個進んだ感がありますね(^^)
そこにジャッキー・チェンも、日本もほとんど関わってないのが少し寂しいかな。
それにしてもこの作品日本で公開されないのかな~面白そうなんですけどね。劇場で観た方が絶対面白いと思う。

あ、そだそだ。こちらの予告編を貼っておきます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)


私はジャッキー・チェンを良く知らない、最近知ったばかりの方へ向けて記事を書いていきたいな~と思います。 メリケンコさんのYouTubeで訳詞を提供しております。そちらもどうぞ https://www.youtube.com/c/moriatomerikenko/videos