ジャッキー・チェン、フレッド・アステア、マイケル・ジャクソンの奇妙な関係
「レッド・ブロンクス」のアメリカでの評価が気になって
このような記事を書いたのですが
アメリカのジャッキーの評価では、必ず出てくる名前がある
1人は、世界三大喜劇王のバスター・キートン
もう1人はフレッド・アステア
フレッド・アステアは日本では馴染みが少ないのかな?単に私が知らないというだけかもしれないですが
ミュージカル映画全盛期において爆発的な人気を誇った方のようです。
フレッド・アステアを紹介するのに最適な動画がこれしか見つからないw
ダンスのキレが凄いんですよね。それと女性のエスコート具合も
「奇蹟」などでジャッキーが披露したノールックで帽子を掛けるなどの仕草を、歌とダンスをしながらやっている>めちゃめちゃ器用な方ですね。
私が観た作品はほんのちょっとしかないですが
「タワーリング・インフェルノ」では、心の優しい詐欺師を演じてアカデミー助演男優賞にノミネートされています。
「恋愛準決勝戦」16:20~20:25のSunday Jumpsのシーン。体操器具やポールハンガーを使ってダンスをしているのですが
これ、ジャッキーが好きなやつやん~
他にも大がかりなセットに奇想天外な仕掛けがあり、それらが動く中で極上のダンス&歌が繰り広げられる。この作品は圧倒されますね。>緻密な計算の上に成り立っているもの。ジャッキーへもアステアのこの部分と似たものを感じている方は多いのかも知れません
ジャッキーはアステアにも匹敵する一流の技術を持ったアクションスターだと認識されたのではないでしょうか。
「バンド・ワゴン」はアマゾンプライムにも入っているのでオススメ。
上に貼った動画なのですが、「バンド・ワゴン」の中の劇中劇になります「The Girl Hunt Ballet」という演目。
10:10~の乱闘シーンなどは、なんとなくジャッキーぽいなと思います。
それに立ち姿や、ダンスがビシッと決まって一瞬止まる時のシルエットの美しさ。
アイコンとしても超一流。特にダブルのスーツのラインがビシッと決まっていますね。
さっきの動画のフレッド・アステア。どんなスーツスタイルだったかを覚えてますか?
実はマイケル・ジャクソンはフレッド・アステアのファンだそうで
「Smooth Criminal」のMVは「バンド・ワゴン」のThe Girl Hunt Balletのダンスシーンにインスパイアされたようです。
フレッド・アステアをご存知の方からしたら、このスタイルからして「フレッド・アステアや~ん(歓喜)」となったのでは。しかしオマージュだけでとどまらないのがマイケル・ジャクソン。
どちらもダンス・歌共に一流ですからね。>マイケルからのフレッド・アステアへのリスペクトが感じられます。
「ビリー・ジーン」でムーンウォークを披露した時にアステア(当時80歳超え)もムーンウォークに挑戦。マスターしたエピソードもびっくりですね(マイケルが直々に教えに行ったそうです)
ジャッキーとマイケルの関係は?というと
ジャッキーがMTVムービーアワードで賞を受け、アメリカ進出を狙っている時に
マイケルは同じ年のMTVビデオアワードで圧巻のパフォーマンスを披露していた。
ここでもフレッド・アステアへのリスペクトが込められているような、ミュージカル仕立てのライブパフォーマンスが繰り広げられています。
ジャッキーとマイケルは、表立ったエピソードはほとんどないものの
ミュージカル映画の大スターであったフレッド・アステアを介した奇妙なつながりがあるという話。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます(^^)
私はジャッキー・チェンを良く知らない、最近知ったばかりの方へ向けて記事を書いていきたいな~と思います。 メリケンコさんのYouTubeで訳詞を提供しております。そちらもどうぞ https://www.youtube.com/c/moriatomerikenko/videos