【シンプルに暮らしたい】仕事で行き詰まった時、そこから抜け出せたパターンを振り返る
こんにちは。すうちです。
朝晩すっかり涼しくなりましたが、気づけばもう9月も後半早いですね。。。
今回は、季節の話題と全く関係ないですが、最近仕事をしてて今更ながら気づきがあったので、その話題について書いてみます。
---
タイトル画像:トウユウジさん
はじめに
noteをやられている方々は、普段は働きながら投稿されている人が多いと思いますが、仕事をしてて行き詰まることあるでしょうか?
私は、エンジニアの仕事をしていますが年に数回は必ずあります。。。それは要求に対して設計が思うように進まなかったり、ある問題や不具合がなかなか解決しなかったり色々です。
そういう時、ひとりで抱え込んでいると負のループ!?に陥ることもあって、実際解決した時はふとしたことがキッカケだったりします。
あくまで私の例ですが、よくある解決のパターンを挙げてみます。
行き詰まった時に抜け出せたパターン
強制的に作業を打ち切る(その日はあきらめる)
設計が思うように進まなかったり、不具合の原因がなかなか掴めない時、なんとかその日に少しでも作業を進めたい想いから、かえってドツボにハマることがあります。
特に若い頃は、大抵、本質と違う細かいことにこだわって方向性を見失ったり、直接関係ないことが気になり視野が狭くなっていることが多かったです。
普段時間に余裕ある時は冷静に考えられたり、全体を俯瞰して何が必要か気付けることも、自分の場合、精神的に余裕がないと(特に納期が近くて忙しい時など)焦りなのかそうなってしまうのです。
そんな訳で、今では上手く進まない時は、「今日はこういう日だ」とあきらめて翌日に仕切り直すことにしています。
一旦作業から離れて、帰宅中歩いたり、通勤の電車に揺られてボーと何で上手くいかないか考えていると、ふと新しい解決のアイデアや会社でいくら考えても分からなかった不具合の原因に気づけることがあります。
作業している緊張状態ではなく、脳がリラックスした状態はアイデアが降りてくるみたいな話も聞きますが、行き詰まった時は、一旦作業から離れて頭を切り替えることが良いのかなと感じます。
今のやり方を一旦置いて、別のアプローチをする
私の場合、行き詰まるパターンは(なぜか勝手に)一つのアプローチだけ選択肢に考えてたことがよくあります。
後々?考えると、「なぜ自分はそのやり方にこだわっていたのだろう…」と思うことがあるのです。
これも前述の話と少し重なりますが、そういう時は視野を広げる意味で関連書籍を読んだり、文献や論文を調べたり、今のアプローチと違う別の実装を試すことで、いとも簡単に(今まで詰まってたのは何だったのかと思うくらい)解決できることもありました。
まあ、本質を見失ってたとも言えるかもしれませんが、目的を達成する道は一つだけが正解ではなく実際はいくらでもあって、一つが上手くいかないなら別の道を探せば良いくらいに捉えると気分的に楽な気がします。
人の頭を借りる(会話する、レビューする)
前述のやり方でほとんどの場合は良い方向に進めますが、それでもどうしても行き詰まりから脱出できない時は、人の頭を借りるようにしています。
チームの同僚と行き詰まった話を雑談レベルで話すこともあれば、ちゃんとしたレビューの形で今の現状を資料にまとめて意見を聞いたり、ホワイトボードで議論することもあります。
やはり一人の頭で考えるのは限界があって、知識や経験の違う別の人の考えや意見を聞くと思わぬ解決策やアイデアを思いつくこともあります。
悩んだときは素直に他者の視点を取り入れたり、相談する方が結果的に早く解決できると思います。
また、現状を自分の頭で整理して、相手に意見を求める形に仕上げると状況を客観的な視点で見れるので、自己解決したり別の課題や問題点に気づける効果もあります。
最後に
余談ですが、週末に「メタモルフォーゼの縁側」という映画を観ました。
大雑多には、あるBL漫画をきっかけに、女子高生と老婦人の交流から、それぞれの人生が少しずつ変化していく話です。
その中で、BL漫画の作者が仕事に行き詰まり、物語の展開を迷ってた時、主人公の女子高生がはじめてコミケに挑戦した漫画を読んでスランプから脱出する話がありました。
ここからは勝手な解釈ですが、その作者も最初はコミケで販売した漫画をきっかけでプロになった経緯があり、初めて漫画を描いた時の楽しさや達成感を自分と重ねたのかなと思いました。
エンジニアの話に戻すと、新人の頃、右も左もわからずIT職について苦労した後に、初めて書いたプログラムが思い通りに動いた感動は今でも忘れることはありません。
仕事で行き詰った時に、仕事を始めた頃の初心に返ることは当時の想いを再認識できて、仕事のモチベーションになることも自分の場合はあるな、と思いました。
前述の映画で初めて漫画を描きあげた主人公の「楽しかった」という言葉。たまに訪れる困難な仕事を楽しむ余裕も必要かもしれません。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。