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AIで何でもありの時代 「ビートルズの新作」と「Pixel 8新機能」に想うこと

こんにちは。すうちです。

今もAIの話題は毎日つきないですが、先日ついにここまで来たのかというニュースを目にしました。

今回は、そんなAIに関する個人的な感想です。

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※タイトル画像:ソエジマケイタさん


ビートルズ新作に想う

先日ビートルズの新作が発表されました。

新曲「NOW AND THEN」の経緯は、以前「アンソロジー」のアルバム発表時にも新作候補にあったそうですが、当時の技術では元になったデモテープの状態が悪く、ジョン・レノンの声だけ上手く分離できなかったため断念したそうです。

それが現代のAI技術でデモテープからジョンの声を分離できるようになり、亡くなったジョージ・ハリスンの演奏やポールやリンゴの演奏も加わって新曲発表に至ったということです。

この話を奥さんにすると「新作ってどういうこと?ビートルズって解散したんじゃない?」「それにジョン・レノンって既に亡くなってるよね。。。」と言われ経緯を説明した所、3回くらい「へぇー」ボタンを押してもらいました。

ただ、奥さんの発言もごもっともです。既に亡くなった人の声さえも今の時代はAIの技術があれば復元したり、新曲として合成できる世の中に驚きもあります。

実際、今回のレコーディングでどのようなAIの技術が使われたかは分かりませんが、おそらくジョン・レノンの声を学習させて、その特徴にあった音源だけを取り出すのはできるはずです。

細かい話は置いといて、私も学生時代にビートルズにハマった世代として、今になって新曲を聴けることは予想外でうれしかったし、同じ気持ちを抱いた方も多いのではないでしょうか。。。


Pixel 8新機能に想う

既にCMも流れてますが、発売予定のグーグルPixel8にベストテイク機能が搭載されるそうです。

集合写真で人数が多いと「この写真いいけど、この人だけ目つむってる」とか「横向いてる」とか、全員がベストの写真ってなかなか難しいと思います。

本機能は、写真前後の連続写真や選択した人の別の画像を元に全員がベストな写真を作れるといいます。

このようなニーズはあると思うし、アイデアも面白く、エンジニアの技術的なチャレンジも感じます。

ただ、こういうことがスマホで当たり前になりここまで来ると「写真って何だろう…」と考えてしまいました。

今はデジタル社会で画像は編集しようと思えばできるし、写真をキレイに補正する技術は一般に使われてるので、撮った写真のままということ自体が今はもうないのかもしれません。

以前、AIで作るフェイク画像に思うことを書きましたが、

悪用は論外として「そもそもフェイク画像って何だろう」と、最近は何だか分からなくなってきました。


最後に

冒頭のビートルズの話に戻ると、個人的な新曲の感想は、フリーアズアバードを聴いた時のような衝撃や感動は正直ありませんでしたが、何度も聴くとクセになる、やはりビートルズらしい名曲と感じました。

新曲はいろんな方の記事や解説に様々な意見がありますが、特に興味をひかれたのは、ジョンのデモテープにあったセクションの一部が今回ばっさりカットされた話です。

ポールの選択は、曲全体の統一感を重視したような気もしますが、元のセクションのつながりがあった方が良いという意見も分かるし、こういう話題がつきないのも沢山のファンかいるビートルズならではと思いました。

個人的には、今回が最後の新曲と言われてるけれども、何かの形でカットされたセクションも発表されないかな、という淡い期待もあります。

シメはAIと関係ない、ただの個人の感想となりましたが、、、

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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