正当なるコンペ番組の帰還! 食えない芸人よ、立ち上がれ!『M-1グランプリ2015』

こんばんわ。早川さとしです。
今回は、昨晩放送された『M-1グランプリ2015』(テレビ朝日系)について記事を書きたいと思います。
というのも、僕自身もお笑い養成所にかよっていたことがあるからです。
さらに、中野や新宿の安っぽい小屋でライブを制作していたこともあります。

さて、今回のM-1ですが多く言及されているように、正当な評価するものになったことが特筆すべき点だと思います。
5年前に一旦幕を閉じた当時のM-1は、“番組”だったと思います。
しかし、今年は純粋なる賞レースの場。昭和のテレビ全盛期、多くのスターを輩出した公開オーディション型のそれに近い雰囲気があったんじゃないでしょうか。
ここ数年、どんな賞レースを観ていても、「え?」となるようなコンビやお笑いがお茶の間を席巻していて疑問ばかりでした。

もう、どうやったら”お笑い”なのか?

例えば、キングオブコントはそれの典型だと思います。「コロコロチキチキペッパーズなんて、そもそもネタになってないじゃないか」そう語る食えない芸人をいっぱいみました。

今回のM-1は、”番組”としての良さを追求するあまりわけのわからないことはありませんでした。”番組”よりも”能力”を評価する正当なるコンペ番組。
今回のM-1は、多くの芸人に希望を与えたのではないでしょうか?

決勝は吉本3組による独壇場。上方演芸の風を靡かせる銀シャリ、とことん練り上げてきたジャルジャル。そして、敗者復活戦から見事な下克上を成し遂げたトレンディエンジェル。
職人技の漫才を練り上げた2組に対して、トレンディエンジェルの軽さ、ポップさが勝因でした。ジャルジャルと銀シャリに挟まれたことも幸運で、かっちりしたネタとは違う新鮮味があった。
ハゲという使い古されたカテゴリーの中にいて、あそこまでのものを持つには知られざる努力があるのだと信じて疑わない……。

今日から大忙しのトレンディエンジェル。来年はもっとハゲてしまうのか!?

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某メディア勤務。評論、批評、小説など。根気よく

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