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ペコリス日記 No.62

2024 0302

笑っているからと言って
楽しいとは限らない。

その人でなければ、分からない
苦しみや悲しみもある。

そこから這いあがろうとして、
笑っているのかも知れないのである。

だから決して、見かけだけで
その人をわかろうとしても
そこには限界がある。

自分のことでさえ、
分からないのが
人間である。

脳で意識していることは
例えばよく氷山の氷に例えられたりする。
海から顔を覗かせているのは
ほんの一部であって沈んでいる氷は
比較できないほど大きいらしい。

人の心も複雑で、一目見て
わかるようなものでもあるまい。

しかし、ぺこりの森🌳には
幸いにも、鏡の泉というものがあり、
そこに行って、泉を覗くと
あなたの心を写してくれるのだ。

そうしてあなたは
意外な自分や
思いもしなかった自分を
俯瞰してみる事になる。

ああ!
自分もある意味、
自分であって、
他人のようなものであると
知る事になるのかも知れない。

その逆もある。
他人のこともある意味、
自分の一部のように
感じられる時があるということだ。

あなたも私も、
全くの他人でもなく
弱いところも、強いところも
また、出来の良いところも悪いところもある
同じ地球という
この星の生き物である。

そうしてこの瞬間を共に生きている。
有難う!
知らないどこかの君。
共に生きてくれていて。

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