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主客転倒昔ばなし「浦島太郎」

こんにちは。
あなたの人生のエキストラ、佐藤です。好きな昔ばなしは『かちかち山』です。

はじめに

この記事は特定の誰かを揶揄するものではありません。
まじめな文章ではありません。あなたが暇をつぶすために読むものであることを「主」としてご覧ください。

出会い、城につくまで

むかしむかし、あるところに、浦島太郎という青年がいました。
彼がこのあとなんやかんやで亀に乗り竜宮城へ向かうことは周知の事実ですが、浦島太郎の物語発祥の地は、海のない群馬県伊勢崎市であるという説があります。

群馬県伊勢崎市は人口約20.88万人(2015年時点)、ひょうたんや手織物工芸が特産の町です。

20.88万人といえばアーティストの米津玄師さんが所有するTwitterアカウントフォロワー数(2022年10月現在)のざっくり7%に相当します。米津玄師さんの名前は「よねづけんし」です。「げんし」や玄米法師のような呼び方は失礼なのでやめましょうね。

さて、亀を危機的状況から助けた浦島太郎は、お城に辿り着きました。
海底の立派なお城、竜宮城です。

海底といえば某夢の国のアトラクション、海底2万マイルですが、原作となった小説『海底二万里』ではノーチラス号という巨大潜水艦が登場します。
ジブリ映画『崖の上のポニョ』に登場するポニョの父フジモトはノーチラス号の元クルーだったという設定があるそうです。『崖の上のポニョ』の主題歌を歌ったのは大橋のぞみさんと「藤岡藤巻」さんだったので、ポニョのお父さんの名前を思い出すときにこんがらがりそうで心配です……。「元」ノーチラス号クルーだからフジ「モト」と覚えるといいかもしれませんね。ちなみにノーチラスというのはオウムガイのことで、ウェイトトレーニングマシンにもノーチラスというメーカーがあります。昔からよく用いられている重要パーツのひとつがオウムガイの貝殻に似ているのが由来だそうです。

城についてから帰宅まで

竜宮城には城の主、乙姫様と色々な種類のお魚達が楽しい音楽とおいしい料理、お酒でもてなしてくれました。

お酒といえばビールを思い浮かべる方が多いですよね。ビールの本場ドイツではむかしむかし(1516年、当時はバイエルン公国)ビール純粋令という法が制定されました。当時の国際情勢や国内の食糧事情、税収増加を背景に「ビールは大麦、ホップ、水のみを原料とすべし」という内容で小麦やスパイスを用いることが制限されました。ビール純粋令は現代ドイツでも酒税法の一部として定められており、今日におけるドイツビールのブランドを支えているそうです。

浦島太郎はもてなしを受け、時間を忘れて楽しみました。
気づけば竜宮城に来て3日が経っていました。

歳をとるほど時間が速く過ぎるように感じる現象を説明するものに「ジャネー」の法則があります。10歳の人間にとって1年は人生の10分の1、50歳の人にとっては50分の1というアレですね。ジャネーの法則は誤りだという言説を何かの本で読んだ気がするのですが忘れてしまったのでここでは割愛します。重要な点を失念してしまい、誠に申し訳ございません。

浦島太郎は家族(両親)を待たせているので帰宅しました。
お土産に玉手箱ももらいました。ただし、乙姫様から「決して開けないでください」と言われました。

やってはいけないことをやりたくなる心理を「カリギュラ効果」と呼びます。ちょっとむかし(1980年)のアメリカで過激な内容を含む映画作品『カリギュラ』が一部地域で放映禁止となりかえって人々の興味を惹いたことに由来します。
こういった現象への命名で人名を用いることをエポニムといいますが、人名を由来とする作品名が由来であるカリギュラ効果をエポニムと呼んで良いのか、私には分かりませんでした。力及ばず誠に申し訳ございません。

陸に戻った浦島太郎は玉手箱を開けておじいさんになりました。時間も3日より全然経ってました。理屈がよくわかりませんね……。

めでたしめでたし

最後に

この記事はビールを飲みながら書いた。
書いている途中で主客転倒とも違う気がしてきた。これはたぶん、ただの脱線が多い話だ。父が酔うとこんな話し方になるのが小さいころから嫌だった。だが、今回酒の勢いで投稿する。

あなたも、酒は飲んでも飲まれないように気をつけよう。

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